『ヤマハ SR-B30A』 レビューチェック ~クリアボイスやDolby Atmosを特徴とするワンボディのサウンドバー

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2023年9月に発売されたヤマハのスピーカー「SR-B30A」。
SR-B40A」と共に登場したワンボディのサウンドバーで、こちらも同社でおなじみの声を際立たせるクリアボイス機能と3次元音場フォーマット・Dolby Atmos対応を主な特徴としているモデル。発表時は割高感が否めない価格でしたが徐々に値下がって頃合いと言える状況になった模様。ちょっとチェックしてみます。

【公式サイト】ヤマハ | SR-B30A

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(via naver)

製品仕様


スピーカー:4.6cmコーン型x4・2.5cmドーム型x2・7.5cmコーン型x2
対応フォーマット:Dolby Atmos/Dolby TrueHD/Dolby Digital Plus/Dolby Digital/PCM
通信機能:Bluetooth 5.1(コーデック:SBC)
インターフェイス:HDMI/光デジタル/USB/サブウーファー出力
消費電力:23W
サイズ:幅910x高さ68x奥行き133mm
重量:3.9kg


メディア・レビューサイト


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スピーカーとサブウーファーが一体化したワンボディタイプ、”TRUE SOUND”により没入感の高い自然かつ作品の空気感をしっかりと表現する音場を再現、3次元音場フォーマット・Dolby Atmos対応、声を際立たせるクリアボイス機能、低音域を増強するバスエクステンション機能、各コンテンツに合わせて選択できる4種類のサウンドモード、EQ調整などができるトーンコントロール機能(アプリ使用)、HDMI-CEC・HDMI eARC対応、Sound Bar Remoteアプリ対応、専用リモコン付属、などが特徴。

自身のサイトでレビューしている人はまだ少数でしたが、本体はスリムなロングサイズで形状はフラットではなく前傾になっている、TRUE SOUNDによる低音から高音までバランスの取れた音はエントリークラスとは思えないレベル、Dolby Atmosによるサラウンド感も満足のいくレベル、操作はリモコン・インジケーター・アプリを把握すればわかりやすい、HDMI入力がないのは残念、ワンボディタイプのエントリークラスとして完成度は高い、といった内容。

各所の反応


[1]
SR-B30A購入
リビングが吹き抜けで全然テレビの声聞こえなかったけど
クリアボイスではっきり聞こえるようになった
2階でもクリアに聞こえるようになった




[2]
ヨドバシでいろいろと視聴したけど
サラウンドに力を入れてるモデルはセリフが聞こにくいね
ヤマハのB30AとBOSEのUltraはセリフがかなり聞き取りやすい




[3]
ヤマハのSR-B30A買った人あんまりいないのかね?
デノンのDHT-S217と迷ってる
どっちがいいのかな?




[4]
>>3
HDMI入力があるS217一択だな




[5]
SR-B30Aはセリフと背景音や効果音がくっきり分かれてる。
DHT-S217の方はもう少しナチュラル。
レベルは同じくらいだからどっちが良いかは好みじゃないかな。




[6]
サウンドバーのSR-B30A
設置完了して音質を調整してるけど低音がかなり出るのね
マンションだとかなり気を使うほど




[7]
SR-B30A
新鮮味はありませんが出来は満足。高音もしっかり出てます。
クリアボイスはよりクリアになり映画のセリフもよく聞き取れます。
正面から設定や仕様状況がランプで分かるなどYAS-109に比べて使い勝手も改善。
Bluetooth接続で映画を流しても音の遅延は気にならないレベル。




[8]
B30Aに足りない所が盛り込まれたX40Aが発表されたけど価格が7万円
今や2万円のB30Aとは普通に住み分けできそうだな
https://www.yamaha.com/ja/news_release/2023/23111602/




[9]
先月SR-B30A買ったのにX40Aが発表されて悔しいと思ったけど
7万円ならまぁ当然のスペックか




[10]
>>9
B30Aはどんな塩梅?




[11]
>>10
入力があったらとかは思わなくもないけど
価格を考えたら大きな不満はないかな。
以前YAS-108使っててTVから鳴ってる感あった気がするけど
B30Aはスピーカーから鳴ってる感がする。






各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。クリアボイスは人の声がはっきり聞こえるようになって他と比べてもかなり聞き取りやすい、ライバル視されそうなDENONの「DHT-S217」AA)はナチュナルな音でこちらは各々の音がくっきり分かれてる感じ、Bluetooth接続の音の遅延はあまり気にならない、YAS-109など過去の製品と比べて使い勝手など改善されている、欲を言えばHDMI入力が欲しかった、足りない部分をすべて盛り込まれたような上位モデルが発表されたが価格帯が違うので住み分けできる、といった内容。

「SR-B30A」は現在20,000円台の価格で販売中。発表時の価格は33,000円台で上記のDHT-S217とは同じ立ち位置なのに10,000円ほど高く、エントリークラスで価格差がそんなにあるとこちらは厳しいのではと思ったのが正直なところ。でも徐々に値下がって今はほとんど差がない状況になっていますから、どちらが良いかは音の好み次第またはHDMI入力の有無をどう見るかになりそう。音声の聞き取りやすさが重要ならクリアボイス機能があるこちらの方がやっぱりいいかもしれませんね。