Xiaomi 『Redmi Buds 3 Pro』 レビューチェック ~7,000円以下でマルチポイントにも対応したANC完全ワイヤレスイヤホン

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2021年10月に発売されたXiaomiのイヤホン「Redmi Buds 3 Pro」。
アクティブノイズキャンセリング機能や外部音透過モードそれにデュアルデバイス接続=マルチポイント対応も特徴としている完全ワイヤレスイヤホン。7,000円を切る価格設定も魅力となりそうですが、ちょっとチェックしてみます。

Redmi Buds 3 Pro
https://www.mi.com/jp/redmi-buds-3-pro/



画像


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(via weibo/weibo)

製品仕様


通信方式:Bluetooth 5.2
連続再生時間:約6時間(ANCオフ)
連続通話時間:約3時間
充電時間:約1時間
ドライバー:9mm径ダイナミック型
インターフェイス:USB Type-C
ワイヤレス充電:対応(Qi)
重量:約4.9g(イヤホン)/約55g(イヤホン+ケース)


メディア・レビューサイト


シャオミ、ノイズキャンセリング対応の「Redmi Buds 3 Pro」 - ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1360092.html

Redmi Buds 3 Proレビュー!ノイキャン/外音取り込み対応のTWSイヤホンのコスパ王 - プラグマライフ
https://pragma-life.com/redmi-buds-3-pro-review/

Xiaomi「Redmi Buds 3 Pro」実機レビュー!アプリ対応はよ! | spkNote
https://spknote.com/redmi-buds3pro/

シャオミ『Redmi Buds 3 Pro』レビュー!初ノイキャンにおすすめのエントリーモデル!
https://studentwalker.com/review-xiaomi-redmi-buds-3-pro

Redmi Buds 3 Proのレビュー!電池もちの良さ、ANC対応でコスパ抜群!満足度が高かった! - ガルマックス
https://garumax.com/redmi-buds-3-pro-review

Redmi Buds 3 Pro を購入してみた。 | Eriane ver 0.8.3
https://nakoruru.jp/redmi-buds-3-pro-review/




最大35dBの騒音をカットするハイブリッドアクティブノイズキャンセリング、外音を取り込める外部音透過モード&会話をよりクリアに聞けるエンハンスボイスモード、複合振動版を採用した9mm径ダイナミックドライバー、2台のデバイスを同時に接続できるデュアルデバイス接続、着脱で再生/一時停止を自動的に行うインイヤー検出、トリプルマイクによる高品質通話、IPX4の防水性能、ワイヤレス充電対応&最大28時間再生を可能とするバッテリーケース、などが特徴。カラーはクリスタルグレー・オブシディアンブラックの2色。付属品はイヤーピース3セット・USBケーブル。

レビューしている人は数名いましたが、「音質はフラットな傾向で良く言えばバランスが良くて聴き疲れしない、悪く言えば特徴がない」「ANC機能は高音が若干残る感じだが低音はしっかり打ち消してくれる」「外部音透過モードは自然に聞こえる」「通話品質はクリアで結構良い」「この価格帯だと珍しいマルチポイント対応は大きな長所になる、複数の端末で使うには便利」「非公開の対応コーデックはAAC/SBC」「多機能だがアプリ非対応で各機能の設定ができないのは残念」「性能・機能・価格を考えると総合的には優秀」といった内容。

各所の反応


[#1]
Redmi buds 3 Proのレビュー
装着してみたところ密閉感が全然なくてガッカリ…と思ったら透過モードだった
隣の部屋の小さな話し声まで聞こえてくる透過モードとか凄すぎる
単純に密閉感がないだけと感じるような自然な透過モードで全く気づかなかった

上記から分かるように透過モード利用時にノイズは一切ない
ノイズキャンセリング時にも全くノイズがない
ノイズが全くないから静かな状態だとどっちのモードにしてるか判別できないレベル
というか今までのノイズキャンセリングを名乗りながら
ホワイトノイズを自ら出していたものは一体何だったのかと再考するレベル

充電ケースの残量が分かりにくい
Miスマホ以外だと不足と十分の二段階しか分からない

イヤホンを外すと音楽等の再生が一時停止されて装着すると再生開始する機能がある
一見便利だが普通に一時停止していてもイヤホン装着で再生がスタートしてしまう諸刃の剣



[#2]
・音質に関して
音質に関しては音楽用途じゃないので細かいことは語らないけど
体感だと動画視聴用によく調整されているように感じる
というのも普通の動画で人の声がとても聞きやすくなってる
これは有線イヤホンよりも聞き取りやすい
音楽よりも動画見る機会の方が多い人だと高級機よりも良いかもしれない

・ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングの設定はDeepだと高音もキャンセルするくらいの違い
普段は別にAdaptiveで良さそう
あと、とにかくホワイトノイズが一切ないのが強みで
音量を下げても他の機種でありがちな「サー」というノイズがないから
没入感は比較にならないほど高い
もうホワイトノイズの発生する機種を使おうという気にはならないかな

・トランスパレンシー(透過・透明モード)
とにかく自然の一言
ノイズが乗らないから最初は密閉感がないだけだと勘違いしたレベル
透過モードにしている事を意識しないで使える
もちろん人の声もよく拾うから会話にも全く不自由しない
とうかノイズがないから普通に透過モードを普段用にしても良いかなと感じるくらい出来がいい



[#3]
・遅延
Earbyds Delay Testというandroidアプリで遅延を確認
通常モードでは100ms後半くらい(ノイキャン無効)
結構遅延は小さい方だと感じる
ゲーミングモード(右のイヤホンを3回連打で切り替え)すると100ms未満になった
マルチポイント状態でも両モードで遅延は変わらず
ただしPCではゲーミングモードは有効にならないようで
イヤホン連打しても遅延は変わらなかった

・マルチポイント
これは凄いね、PCも使うからマルチポイント目的で買ったけど大正解だった
切り替えがスムーズでPCでYouTube視聴中にスマホで音を再生すると
YouTubeが自動的に一時停止されてスマホに焦点が当たってくれる
この価格帯でマルチポイント有効なのは最高だし満足感が高い

・バッテリー関連
バッテリー持ちはそこまで長時間ではないけど充電は超高速
さっき残り20%台からシャワー浴びる間に充電しておいたら
風呂場から出た時点でフル充電されてた
この充電スピードならバッテリー持ちは気にならないかな

もし購入前に戻って機種をゼロから選ぶとしても
「マルチポイント」「ゲーミングモード」「ホワイトノイズゼロ」
という条件を満たせる機種がRedmi buds 3 Proしかないから同じ選択をすると断言できる
結論、大満足



[#4]
多少でもいいから音楽用途のレポきぼん



[#5]
>>#4
音楽は一切聞かないから分からないけど
適当なYouTubeの音楽とか聞く限りだと安物の有線よりも繊細な音が出ていると感じる
楽器は普段聞かないから分からないけど、人の声はよく通って聞こえる



[#6]
もしAnker Life P3持ってたらP3と比べてノイキャンはどう?



[#7]
>>#6
P3は持ってないけど確認のためにちょっと外を歩いてみた
自動車のエンジン音は完全にキャンセルされてるね
接近するまで自動車の存在が分からない
ただ、外に出て気付いたけど形状が出っ張っているから風切り音はするね
これが現状唯一の弱点かな



[#8]
マルチポイントって後勝ちみたいなもん?



[#9]
>>#8
マルチポイントの挙動(android + Linux PCの場合)
PCでAbemaを再生 → PCのAbemaが再生される
上記の最中にスマホでPodcastを再生 → スマホ側に自動的に切り替わる
スマホのPodcastを一時停止 → 特に追加の操作をしなくてもPCのAbemaの再生に戻る

単なる後勝ちじゃなくて後勝ちに加えて片方だけ再生されている場合には
常に再生されている機器側に焦点が当たってくれる
だいたい直感的にこれを再生して欲しいという機器の方が常に再生されるから超便利。



[#10]
ノイキャンは他の機種と比べて強め?
室内の音もノイキャンで消える?



[#11]
>>#10
低音に関してはキャンセル強めな気がする
高音はあまりキャンセルされない
外に出ると救急車のサイレンと虫の音だけ聞こえてくる感じ
前の書き込みで言ったように自動車のエンジン音は接近するまで分からなくなる



[#12]
Redmi Buds 3 ProとSOUNDPEATS T2ではANCのカタログ値は同じかと思いますが
実際はどちらが効きが良いのでしょうか?どちらも持ってる人居ませんか?



[#13]
>>#12
両方持ってるけどT2の方が強いよ、ホワイトノイズ多いけど。
Redmiはまぁまぁ、他の手持ちだとTWS nb2位に効いてる印象。



[#14]
>>#13
上にredmiホワイトノイズまったくないってレビューあるけど本当?



[#15]
>>#14
全く無いとは言わないけど、他と比較してホワイトノイズは少ないと思う。



[#16]
>>#15
アプリMi AIは本国以外開放してないみたいだけど
サードなMi Buds Mate(M8)って試してみた?つか使ってみたりした?



[#17]
>>#16
M8アプリ使ってる。
操作割当変更とイヤピチェック、ノイキャンと外音取込モード変更が出来る様になった。
mi AIのapkも入れてみたけど、こっちだとイヤホン自体認識しなかった。



[#18]
Redmi Buds Pro 3の音の傾向に関してレビューすると
低音も高音も両方抑えられていて、臨場感よりも聞き取りやすさを重視してる印象。

最初は抑えられ過ぎてノッペリに感じて違和感があったけど
長時間聴いていると耳に優しくてストレスが少ないことに気付いた。
キーンとした高音もないし、ズンッとした低音もない。だから聴き疲れしにくい。

言葉にすると無個性に感じるけど
こういった柔らかさに特化された調整で出荷されてるイヤホンって結構珍しい。



[#19]
Redmi Buds 3 Pro
元々非LDACイヤホンの中ではフラットで高音質だけど
マルチポイントを解除したら更に音の響きが良くなった
マルチポイント状態だと音質低下するみたいだね



[#20]
Redmi Buds 3 Proを利用して数日だけど音楽を聴くのが楽しい。
俺は音楽が好きじゃないのではなくドンシャリが好きじゃないだけだったらしい。
このフラット調整に慣れたらもうドンシャリの不自然なバランスには戻れそうにないね。





各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。音質は聴きやすさを重視している感じのフラット傾向で不自然なドンシャリを嫌う人にはいいかも、ANC機能は低音を中心に打ち消すタイプ、外部音透過モードは自然に聞こえてかなり実用的、ANC機能も外部音透過モードもホワイトノイズをほとんど感じない、2台の端末で使うならマルチポイントは便利(ただし接続時は音質が低下する?)、ゲーミングモードが備わっていて遅延は100ms未満になる、バッテリー持ちは普通だが充電は高速、国内版=グローバル版は公式アプリ非対応だがサードパーティー製のアプリが使えたりする、音質の良し悪しは好み次第になりそうだが機能は充実していてこの価格なら満足できる、といった内容。

「Redmi Buds 3 Pro」は現在7,000円以下の価格で販売中。ANC機能に関してはSOUNDPEATSの「SOUNDPEATS T2」(AA)よりも弱く、EDIFIERの「TWS NB2 Pro」(AA)と同レベルとのことなので、及第点くらいに考えておいた方がいいのではないかと。しかしホワイトノイズはほとんど気にならないのが事実なら人によってはそれだけで決め手になるかもしれませんし、特徴がないと言われている音質もありがちなドンシャリを望まない人にはむしろ魅力的な要素になるかも。加えてマルチポイント対応はこの価格帯だと該当するものを他に知りませんから、必要な人はそこも決め手になりそう。それぞれの部分をプラスと見て取れるなら総合力はかなりのものでしょうね。