Xiaomi 『Xiaomi Buds 3T Pro』 レビューチェック ~使う端末で評価が分かれそうなフラッグシップのANC完全ワイヤレスイヤホン

2022年3月に発売されるXiaomiのイヤホン「Xiaomi Buds 3T Pro」。
「Redmi Buds 3 Pro」よりも上位で日本の現ラインナップではフラッグシップモデルとなる完全ワイヤレスイヤホン。最大40dBの騒音カットを謳うANC機能やLHDC 4.0コーデック対応などを特徴としていますが、ちょっとチェックしてみます。
Xiaomi Buds 3t Pro
https://www.mi.com/jp/xiaomi-buds-3t-pro/
画像









(via ifanr/facebook)
製品仕様
通信方式:Bluetooth 5.2
コーデック:LHDC 4.0/AAC/SBC
連続再生時間:約6時間
インターフェイス:USB Type-C
ワイヤレス充電:対応(Qi)
重量:約4.9g(イヤホン)/約48g(ケース)
メディア・レビューサイト
Xiaomi、最大40dBのANC搭載完全ワイヤレス。約2.4万円 - AV Watch
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1395797.html
高級感あるシャオミのワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 3T Pro」 - ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/todays_goods/1401663.html
「Xiaomi Buds 3T Pro」LHDCによるサウンドはハイレゾらしさを感じられる仕上がり - Stereo Sound ONLINE
https://online.stereosound.co.jp/_ct/17531186
Xiaomi Buds 3T Pro レビュー!シャオミ渾身の高音質。しかし本領発揮の条件は厳しい - プラグマライフ
https://pragma-life.com/xiaomi-buds-3t-pro-review/
Xiaomi Buds 3T Proは余裕のある音質で快適な音楽体験 - 伊藤浩一のモバイルライフ応援団
https://blog.itokoichi.com/entry/2022/04/20/180000
最大40dBの騒音をカット&3つのモードを選択できるアクティブノイズキャンセリング機能、音楽再生時でも周りの音が聞こえる外部音取り込みモード&会話がしやすくなるエンハンスボイスモード、DLC振動板を採用した10mm径ダイナミックドライバー、24bit/96kHzのHDオーディオ伝送を実現するLHDC 4.0コーデック対応、HRTFプロフェッショナルチューニング、同社初のディメンショナルオーディオ(空間オーディオ)、操作の切り替えも簡単にできるピンチコントロール、トリプルマイクによるクリアな通話品質、IP55の防塵/防水性能、マルチポイント対応、最大24時間再生が可能&ワイヤレス充電対応のバッテリーケース、カーボンブラック・グロスホワイトの2色、などが特徴。付属品はイヤーピース3セット・USBケーブル。
レビューしている人は数名いましたが、「音質は低音が豊かなウォーム系で余裕のある感じ、同社の下位モデルよりさすがに上をいくレベル」「ANC機能や外音取り込み機能は及第点、実用的だがトップレベルには到底敵わない」「LHDC 4.0コーデックや空間オーディオは使える端末がかなり限られる」「装着感は軽くて非常に良い」「アプリはないがXiaomiのスマートフォンならシステムで色々と設定できる」「イヤホン自体はいいものだが機能面を活用するにはハードルが高い(=フル活用できる端末が少ない)」といった内容。
各所の反応
[#1]
Xiaomi Buds 3T Pro届いた。
ANCも音質も価格相応な気がする。付け心地は非常に良い。
かすかに青いマットボディはかっこいい。
同社のFlipBuds Proより全然良いけどコーデックが端末によってバラつきがある。
LHDC 4.0対応スマホなんてほとんどないし、結局AACで使うことになる。
11T ProはMIUI 13にアップデートで空間オーディオとLHDC 4.0対応は確認した。
Xiaomi Buds 3T Pro届いた。
ANCも音質も価格相応な気がする。付け心地は非常に良い。
かすかに青いマットボディはかっこいい。
同社のFlipBuds Proより全然良いけどコーデックが端末によってバラつきがある。
LHDC 4.0対応スマホなんてほとんどないし、結局AACで使うことになる。
11T ProはMIUI 13にアップデートで空間オーディオとLHDC 4.0対応は確認した。
[#2]
Buds 3T Proの空間オーディオは音が広がる感じを味わえる
ただ普通に聴いた方がクリアな音なのでちょっと微妙
ちなみにXiaomi 12だと空間オーディオで11T Proは3Dオーディオと表記される
Buds 3T Proの空間オーディオは音が広がる感じを味わえる
ただ普通に聴いた方がクリアな音なのでちょっと微妙
ちなみにXiaomi 12だと空間オーディオで11T Proは3Dオーディオと表記される
[#3]
Xiaomi Buds 3T Pro
サードパーティ製アプリのMi Buds M8に追加されてる
これでノイキャンのカスタマイズできる
Xiaomi Buds 3T Pro
サードパーティ製アプリのMi Buds M8に追加されてる
これでノイキャンのカスタマイズできる
[#4]
Xiaomi Buds 3T Pro普通に良かった
ノイキャンは風切り音ならんし
外部音取り込みも結構自然な感じ
風切り音は鳴らん
音質も普通に良い
Xiaomi Buds 3T Pro普通に良かった
ノイキャンは風切り音ならんし
外部音取り込みも結構自然な感じ
風切り音は鳴らん
音質も普通に良い
[#5]
Xiaomi Buds 3T Proを手に入れた
音域は低音寄りかと思ったけど割と中音域に感じる
ピースの圧がLでも弱めだからかも
ちなみにMi 11 Lite 5GではAAC止まりだった
これならNeoBuds ProとかLDACとLHDC使える方が幸せかも
Xiaomi Buds 3T Proを手に入れた
音域は低音寄りかと思ったけど割と中音域に感じる
ピースの圧がLでも弱めだからかも
ちなみにMi 11 Lite 5GではAAC止まりだった
これならNeoBuds ProとかLDACとLHDC使える方が幸せかも
[#6]
Xiaomi Buds 3T Pro 着弾
1万ちょっとならコスパいい気がするが日本のおま国価格となると微妙かな
対応機種以外はAAC/SBCしかコーデック使えないし
ノイキャンの調整も正式に対応したアプリなさそうやし
Xiaomi Buds 3T Pro 着弾
1万ちょっとならコスパいい気がするが日本のおま国価格となると微妙かな
対応機種以外はAAC/SBCしかコーデック使えないし
ノイキャンの調整も正式に対応したアプリなさそうやし
[#7]
Xiaomi Buds 3T Pro
他の知らんけどやっぱ高いだけあって使いやすさ・音質ともに素晴らしい
低音に迫力があってボーカルの声もクリアで聴きやすいような気がする
Xiaomi Buds 3T Pro
他の知らんけどやっぱ高いだけあって使いやすさ・音質ともに素晴らしい
低音に迫力があってボーカルの声もクリアで聴きやすいような気がする
[#8]
Xiaomi Buds 3T Proの音声コーデックは今のところ
Xiaomi 11T ProだとLHDC対応で
Xiaomi Pad 5とRedmi Note 10 ProでAACまで対応を確認
aptX系やLDACは無い
Xiaomi Buds 3T Proの音声コーデックは今のところ
Xiaomi 11T ProだとLHDC対応で
Xiaomi Pad 5とRedmi Note 10 ProでAACまで対応を確認
aptX系やLDACは無い
各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。音質はイヤーピース次第で印象は変わりそうだが価格相応と評せる、ANC機能は風切り音がなくて良い、外音取り込み機能は自然に聞こえる、空間オーディオは音が広がるのを体感できるが音自体は通常の方が良い、LHDC 4.0や空間オーディオは同社のスマートフォンでも「Xiaomi 11T Pro」(AA)あたりのクラスでないと対応していない、コーデックに融通が効かないのでその面ではEDIFIERの「NeoBuds Pro」(AA)の方がいいとも思う、日本の価格だとコストパフォーマンスは決して良いと言えない、アプリはサードパーティ製が使える、といった内容。
「Xiaomi Buds 3T Pro」は現在23,000円台の価格で販売中。Redmi Buds 3 Proは海外と大差ない価格で人気を得ていたのに対してこちらは随分と強気というか海外に比べてかなり割高感のある価格設定、なのでフラッグシップモデルなのにあまり話題になっていなかったのも腑に落ちるところ。また、大きな特徴としているLHDC 4.0や空間オーディオがごく一部のスマートフォンでしか使えないのも避けられる一因になっていそうでしょうか。価格面に動きがある&対応スマートフォンが増えていけば評価は変わっていくかもしれませんが、しばらく先の話になるかもしれませんね。