2021年に気になったものをブログの中からチェックしてみる

2021年、もう終わりですか、早いものです。今年はというか今年もですが自分は今のウイルス情勢にひどく臆病で出かける機会も随分と減りましたから、年末年始の特別な雰囲気を感じる事も随分と減った気がします。さておき、各サイトを巡っていると今年買ってよかったものとか年間アクセスランキングとか〆の記事をよく見かけます。このブログも1年間で取り上げたものの中から特に気になったものをカテゴリ別でピックアップする記事を毎年やっていて、今年もそれで〆ようと思います。では順々に見ていきましょう。
2020年に気になったものをブログの中からチェックしてみる
https://watchmono.com/e/watchmono-2020

キーボード・・・東プレの「REALFORCE R3 (R3HC11)」。
静電容量無接点キーボードの本家本元であるREALFORCEの第3世代モデルが10月に発売されて幸運にも試す機会をいただいたりしましたが、実際に使ってみると完成度の高さに驚きでした。後のアップデートで欠点と言える部分も改善されましたから、最新の状態だと不満はありません。それにしてもあのREALFORCEがワイヤレスになるとは出るまで想像していませんでしたね、そこも驚きでした。
東プレのワイヤレスになった静電容量無接点キーボード『REALFORCE R3 (R3HC11)』を使ってみた [PR]
https://watchmono.com/e/realforce-r3-r3hc11-review

ゲーミングキーボード・・・ASUSの「ROG Claymore II」。
ゲーミングキーボードは今年に入ってからポーリングレート8000Hzのモデルが登場したのでそちらも取り上げたいところですが、インパクトが一番大きかったのはこれでしょう。テンキー着脱式で左右どちらにも取り付けられる、もちろんテンキーレスにもなる、しかもワイヤレスのメカニカルキーボード。性能・機能は業界全体で向上していてもキワモノ感がない無難なものばかりでしたから、この挑戦的なギミックはなかなか衝撃を受けました。
ASUS 『ROG Claymore II』 画像など ~3レイアウトを構成できるワイヤレスのゲーミングメカニカルキーボード
https://watchmono.com/e/asus-rog-claymore-ii-gallery

マウス・・・Razerの「Pro Click Mini」。
一般向けのマウスは今年も新製品の数が少なくて引き続きロジクールの一強みたいな感じになっていましたが、その牙城を崩すとまではいかないけれども隙をつくようなワイヤレスマウスをRazerがリリース。去年取り上げたロジクールのMX Anywhere 3を標的にしているのが明白なもので、後発だけにホイールなどこちらが優っている部分があり。でも反響は思ったほどでもなくてもっと注目されてもいいものじゃないかなと。
Razer 『Pro Click Mini』 画像など ~高速スクロール/チルトホイールを搭載した小型ワイヤレスマウス
https://watchmono.com/e/razer-pro-click-mini-gallery

ゲーミングマウス・・・ASUSの「ROG Keris Wireless」。
ワイヤレスゲーミングマウスは今年も注目すべき新製品が多く出ました。その中でこれはそこまでインパクトのないものかもしれませんが、発売時に驚いたのは価格。他が10,000円を軽く超えるものばかりだったのに対して最初から10,000円を切る割安感は魅力的でしたし、最近は7,000円を切っていたりする。これが出たあたりから価格を抑える流れになったような感がありました。
ASUS 『ROG Keris Wireless』 レビューチェック ~マイクロスイッチが交換できる軽量ワイヤレスゲーミングマウス
https://watchmono.com/e/asus-rog-keris-wireless-review-check

マウスパッド・・・Akkoの「Cinnamoroll Mousepad」。
何でこれを選んだかといえば単純にシナモロールが可愛かったから。・・・それもありますけどマウスパッドの一覧を振り返っていると海賊版をフリマサイトなどで販売して逮捕されていた事件を思い出して、ああいうものを買うくらいならこういうちゃんとしたライセンス品を買った方がいいだろうにと思ったわけであります。海外に目を向けると該当する製品が割とありますよ。
Akkoがめっちゃかわいいシナモロール☆ホワイトプリンスの超大型マウスパッドを出す
https://watchmono.com/e/akko-cinnamoroll-mousepad

トラックボール・・・Kensingtonの「Orbit Wireless Trackball with Scroll Ring」。
数年前に比べると新製品をすっかり見なくなって業界全体の勢いも停滞してしまった感のあるトラックボール。勢いに乗っていたエレコムが新しい動きをまったく見せなくなったのが一因ですけど、そんな中でも頑張っていたのがKensingtonで今年も一つですが新製品を出してきました。定番モデルをワイヤレス化、来年もその展開を続けてほしいところです。
Kensington 『Orbit Wireless Trackball with Scroll Ring』 レビューチェック ~ワイヤレスになった定番のトラックボール
https://watchmono.com/e/kensington-orbit-wireless-trackball-with-scroll-ring-review-check

キーパッド・・・Azeronの「Azeron Classic」。
今年発売されたものではありませんがチェックしたものはこれしかなかったので・・・。しかし改めて見ると破天荒な左手用デバイスで類似品が出る事はまずないでしょうから、数年後も支持するユーザーがそれなりにいるのではないかと。そういえばこのシリーズの新型モデルが今年秋に発売されたので、それもそのうちチェックしようかと。
Azeron 『Azeron Classic』 レビューチェック ~日本でも取り扱いだした変形キーパッド/左手用デバイス
https://watchmono.com/e/azeron-classic-review-check

液晶モニター・・・HUAWEIの「MateView」。
これまでノートPCは出していたけれどもデスクトップの製品を見かける事はほとんどなかったHUAWEIが今年に入って液晶モニターに参入してきたのは衝撃的でした。それが無難なものだったら別に驚きもしませんでしたけど一作目から今までになかったサイズだったので。ただ、今後の展開はちょっと読めないというか1回出してそっれきりの可能性もありそうです。
HUAWEI 『MateView』 レビューチェック ~他に類を見ないサイズの28.2インチ/IPS/4K+液晶モニター
https://watchmono.com/e/huawei-mateview-review-check

ゲーミングモニター・・・MSIの「Optix MPG321UR-QD」。
このカテゴリで今年一番のキーワードはHDMI 2.1ではないでしょうか。リフレッシュレートの数値も落ち着いた感がありますし、今年に入ってから大半のメーカーがHDMI 2.1をよく強調していた印象です。そんな中で注目の新製品をよく出していたのがMSI。2~3年前までは低価格帯を主力にしていたのに去年あたりから高級路線をいくようになって、なんというか本格化したなと。それを象徴する一品がこれです。
MSI 『Optix MPG321UR-QD』 レビューチェック ~量子ドット技術やKVM機能も特徴とする32インチ/IPS/4K/144Hzゲーミングモニター
https://watchmono.com/e/msi-optix-mpg321ur-qd-review-check

モニターライト・・・BenQの「ScreenBar Halo」。
液晶モニターの上に取り付けてUSBで給電するモニターライトは2018年に出ていましたが、ユーザーを日に日に多く見かけるようになったのは今年に入ってからでしょうか。その流れに乗じて各社が製品を出すようになりましたからブームはまだ続くと思います。ここでピックアップする製品は先駆者であるBenQ最新モデル、コントローラーがワイヤレスになったのは大いに魅力的です。
BenQ、性能・機能とも強化された新型の液晶モニター用LEDライト『ScreenBar Halo』
https://watchmono.com/e/benq-screenbar-halo

PCケース・・・Antecの「P10 FLUX」。
今年を振り返ってみて注目するようなPCケースは少なかった・・・っていうか新製品がそもそも少なかった。数年前に出た人気モデルが今でも上位を占めていますから、革新的な新型でも出ない限り状況はあまり変わらないとも思います。記事にした中でピックアップするならAntecの静音PCケース。ファンが5基も付いていて現在9,000円前後ですからコストパフォーマンスは魅力的ですね。
Antec 『P10 FLUX』 レビューチェック ~10,000円前後で4面防音パネル&ファンx5搭載の静音PCケース
https://watchmono.com/e/antec-p10-flux-review-check

USB DAC/アンプ ・・・FiiOの「BTA30 Pro」。
これはUSB DACとしても使えるBluetoothレシーバー/トランスミッターですが、通常モデル(=BTA30)でちょっと残念な事になっていたLDACコーデックの送受信が改良されましたから、競合機がいない事も含めてオンリーワンの貴重な存在でしょう。問題は発売されたにも関わらず再入荷の目処が全然立っていない点。来年もその状況は変わらないかもしれません。
FiiO 『BTA30 Pro』 画像など ~LDAC送受信の完全対応など改良されたBluetoothレシーバー/トランスミッター
https://watchmono.com/e/fiio-bta30-pro-gallery

スピーカー・・・EDIFIERの「HECATE G5000」。
海外ではかなりの人気を得ているEDIFIERのアクティブスピーカー、今年は業界最高峰と言えるこのゲーミングスピーカーが一部の間で話題に。性能はかなりいいみたいですよ、でもゲーミングの主張が強いデザインに抵抗感があってスルーした人も結構いるようで・・・。サイドの”GAMING”は確かに余計だとは思います。
EDIFIER 『HECATE G5000』 画像など ~性能も価格も最高峰のゲーミングPCスピーカー
https://watchmono.com/e/edifier-hecate-g5000-gallery

Bluetoothスピーカー・・・JBLの「JBL CHARGE5」。
定番シリーズの次世代モデルを定期的に出しているJBLのポータブルBluetoothスピーカーをピックアップ。撤退したメーカーや1回出してそれっきりのメーカーが多い中、複数のシリーズを継続しているのは素晴らしいの一言。欲を言えば前から無頓着だったコーデックにそろそろ目を向けてほしいところ。
JBL 『JBL CHARGE5』 レビューチェック ~さらに進化した第5世代の大型ポータブルBluetoothスピーカー
https://watchmono.com/e/jbl-charge5-review-check

イヤホン・・・水月雨(MOONDROP)の「Aria」。
有線イヤホンは数年前から取り上げる事が少なくなってきて、今年も振り返ると中華系を数本という感じでした。その中からピックアップするのは美少女キャラのパッケージで知られる水月雨のAria。パッケージはイロモノ感あっても肝心のイヤホンは高く評価されていましたし、シングルDDがまた注目されていると感じる一品でもありました。
水月雨 『Aria』 レビューチェック ~10,000円以下で高評価を得ている1DDドライバーの有線イヤホン
https://watchmono.com/e/moondrop-aria-review-check

ヘッドホン・・・HIFIMANの「Edition XS」。
有線ヘッドホンもあまり多く取り上げていなかったけれども、去年に続いて今年もHIFIMANが活発だった印象。その中からピックアップするのはまだ日本で発売されていないこのモデル。海外の評価や海外から取り寄せた人の評価が随分と良かったので、国内リリースが決まればさらに注目されると思います。
HIFIMAN、従来より厚さ1/4の振動板などモデルチェンジされた平面駆動型ヘッドホン『Edition XS』
https://watchmono.com/e/hifiman-edition-xs

完全ワイヤレスイヤホン・・・パナソニックの「Technics EAH-AZ60」。
一番多く記事にしたカテゴリなので3つも4つも取り上げたいところですが、1つだけピックアップするならTechnicsの最新モデル。音良し機能良しで今後のアップデートも期待できるというほぼ隙のないものに仕上がっていた印象。まぁでも入れ替わりの速さが尋常ではないカテゴリですから、もっとすごいものがすぐに出てくるかもしれません。
パナソニック 『Technics EAH-AZ60』 レビューチェック ~LDACやマルチポイントも特徴するANC完全ワイヤレスイヤホン
https://watchmono.com/e/panasonic-technics-eah-az60-review-check

Bluetoothイヤホン・・・Philipsのイヤホン「TAA6606」。
完全ワイヤレスイヤホンに主導権を取られて今年も新製品が少なかったBluetoothイヤホン、その中から強いて挙げるならPhilipsの骨伝導Bluetoothイヤホンになるでしょうか。他に挙げるものがないので消極的な選択になりますが、骨伝導といえば代表格のAfterShokzがShokzに改名して新製品も出すようなので、来年以降の注目はそれですね。
Philips、IP67防水やセーフティライト搭載などを特徴とするスポーツ用の骨伝導Bluetoothイヤホン『TAA6606』
https://watchmono.com/e/philips-taa6606

Bluetoothヘッドホン・・・Bang & Olufsenの「Beoplay HX」。
このカテゴリで一番人気のWH-1000XM4は去年の製品ですし、有名どころの新製品は案外なものが多かったですし、そんな中でピックアップするならこれでしょうか。他社のトップモデルよりさらに一回り高い高額品ですけど、性能・機能・デザインの三拍子揃った逸品ではないかと。
Bang & Olufsen 『Beoplay HX』 レビューチェック ~フルモデルチェンジされたハイエンドANC/Bluetoothヘッドホン
https://watchmono.com/e/bang-and-olufsen-beoplay-hx-review-check

Bluetoothレシーバー・・・iFi audioの「GO blu」。
今年は数社がフラッグシップモデルを出すという少数精鋭の状況だったので、この界隈は何気に結構盛り上がったのではないかと。その一つであるこれはヘッドホンアップで知られるiFi audioが初めて手がけたもので、謳い文句どおりの”超絶サウンド”を実現している模様。”超絶サウンド”という言葉を製品情報で恥ずかしげもなく使っていたのは面白かったです。
iFi audio 『GO blu』 レビューチェック ~ 超軽量・超絶サウンドを謳うハイエンドクラスのBluetoothレシーバー
https://watchmono.com/e/ifi-audio-go-blu-review-check

DAP・・・SHANLINGの「M3X LIMITED EDITION」。
DAPは小型サイズのモデルくらいしか記事にしていませんでしたが、これは前代未聞の珍品だったので驚きながら記事にしていた思い出。SHANLINGがTANCHJIMと水月雨のキャラクターを起用したコラボモデルを出すという、いま見てもちょっとよくわからない珍品です。2キャラの絡みは以前からあったけれどもSHANLINGがそこに入ってくるのはナンデ?、間に挟まりてぇ~みたいなやつ?。
SHANLING、TANCHJIMと水月雨の美少女キャラを起用したDAPの限定モデル『M3X LIMITED EDITION』
https://watchmono.com/e/shanling-m3x-limited-edition

タブレット・・・Teclastの「T40 Plus」。
タブレットは相変わらず中華系のいくつかを記事にするくらいで、その中華系も似たようなものしか出さなくなって次第に興味が薄れたのが正直なところ。一応ピックアップはしましたが正直どれでもよかったかな・・・というのも本音。10月にXiaomi Pad 5を入手して(もうこれがあればいいんじゃないかな)と自分の中で完結させたのも一因ですかね。
Teclast 『T40 Plus』 レビューチェック ~普段使いに長けたUNISOC T618採用の10.4インチ/Android 11タブレット
https://watchmono.com/e/teclast-t40-plus-review-check

デスクチェア・・・オカムラの「Finora (フィノラ)」。
2019年に発売されたものですけど同社の製品では一番新しいモデルで、チェックしたのは今年に入ってからでしたので。コーラルとバロンの良いとこ取りみたいな出来と評されていましたから、ちょっと座ってみたいなと思いながら記事にしていました。でもこの情勢で遠出はできず、来年も現物を見に行く事は地域的にちょっと無理かなぁ・・・。
オカムラ 『Finora (フィノラ)』 レビューチェック ~次世代オフィスシーティングを謳うデスクチェア
https://watchmono.com/e/okamura-finora-review-check

デスク・・・IKEAのデスク「UTESPELARE (Desk)」。
IKEAがゲーミング系の家具に参入する事、その発売の順番が中国の次に日本だった事、自分も注目して関連記事を多く投稿していました。その製品で一番良さそうだなと思ったのはこのデスク。サイズもデザインも機能的なところも良し、価格は13,000円弱で割と手ごろ。しかし自分の地域に実店舗がないので縁のないものだとも思っています。
IKEA、メッシュパネル搭載&高さ調整が可能なゲーミングデスク『UTESPELARE (Desk)』
https://watchmono.com/e/ikea-utespelare-gaming-desk

LEDパネルキット・・・Nanoleafの「Nanoleaf Elements」。
ウチのブログでは毎週のように人のデスクを見ていますが、LEDパネルキットは定番アイテムの一つになっています。そのカテゴリで代表格と言えるNanoleafが今年出した新製品がウッド調のモデル。この手のアイテムはRGBで光らせてナンボの印象だったので、シンプルで落ち着きのあるタイプが出るとは思ってもいませんでした。ただ、需要は一部に限られている感じで普及しないかもしれません。
Nanoleaf、暖色~白色で発光するウッド調パネルのLEDパネルキット『Nanoleaf Elements』
https://watchmono.com/e/nanoleaf-elements

2021年も「ヲチモノ」をご覧いただき、本当にありがとうございました。参考にさせていただいた方々にも感謝しております。今年は8~9月に長期間休む事があって(最悪の場合続けれないかもな・・・)とその期間に思ったりもしましたが、励ましのコメントをいただいたりとおかげさまで立ち直す事ができました。その時が考えを改める切欠にもなって再始動後に以前より好転する点もありましたから、結果的に自分を良い方へ向ける事ができたかもしれません。
ただ、新型コロナウイルスの影響が大きい今の情勢は自分でどうする事もできず、今年は情報の少なさに何度も泣かされましたが来年以降もそうなりそうorさらに悪化しそうで気が重いです。日本は随分と落ち着いたけれども各国があの有り様では・・・。でも去年の今ごろも同じような事を言っていましたし、それでいて今日まで続けられていますから多分大丈夫でしょう。状況に合わせてやっていくつもりです。
話は変わって今年に入ってから何か変わった事があったかな?と振り返ってみて思い出したのは、妙な日本語でレビューを依頼してくる中華系=深圳の業者からのメールが激減した事です。数年前は多い時だと1週間で何件も何件もメールが届いていましたが、最近はそういえば全然きませんね。おそらく新型コロナウイルスの影響もですが某ショッピングサイトがそういう業者を排除しだしたのも一因かと。自分はすべてスルーしていたのでプラスもマイナスもありません。
他には・・・ないです、語りたい事は語りました。今後もよっぽどの事がなければ変わらず続けていけると思いますし、今年はよっぽどの事があったけれどもこのとおり続けられているので、少し休むような事はあっても止まらないでしょう。これからもどうぞよろしくお願いします。それでは良いお年を。