2020年に気になったものをブログの中からチェックしてみる

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今年は自宅に待機する事が多くて淡々と時間を過ごすスタイルになっていたのもあってか、例年よりさらに早く年末がやってきたような感じです。さて年末と言えば〇〇納めです、このブログも〆の記事を毎年やっていますが今回ももちろんやります。数多く取り上げてきた中から特に気になったものをカテゴリ別でピックアップしてみます。

2019年に気になったものをブログの中からチェックしてみる
https://watchmono.com/blog-entry-10487.html





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キーボード・・・FILCOの「Majestouch MINILA-R Convertible」。
60%レイアウトの日本語配列でBluetooth 5.0でのワイヤレス接続にも対応したメカニカルキーボード。これは今年買ってよかった物の一つになりますが、普段使いにはほぼ理想的な形でした。特殊な配置だけれどもカーソルキーを入れ替えできるし、キーキャップの品質も素晴らしい。RazerのHuntsman Miniがワイヤレスにでもならなければオンリーワンです。

FILCOのニュータイプな60%レイアウトのメカニカルキーボード『Majestouch MINILA-R Convertible』を買ってみた
https://watchmono.com/e/filco-majestouch-minila-r-convertible-buy





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ゲーミングキーボード・・・ASUSの「ROG Falchion」。
今年はゲーミングキーボードのジャンルも革新的な動きがあって2つ3つ取り上げたいところですが、あえて1つに絞るならこれでしょうか。65%レイアウトのワイヤレス対応で側面にタッチパネルを搭載するなどのギミックもあって、ただでさえ稀少なタイプなのに個性があふれているモデル。ROGがこういうものを出してきた事にも驚きでしたね。

ASUS 『ROG Falchion』 画像など ~65%レイアウトでワイヤレスのゲーミングメカニカルキーボード
https://watchmono.com/e/asus-rog-falchion-gallery





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マウス・・・ロジクールの「MX Anywhere 3」。
ゲーミングマウスに比べると注目の新製品はかなり限られていた一般向けのマウス、その中で一つ挙げるならハイエンドなモバイルワイヤレスマウスの第3世代モデルであるこれでしょう。シリーズを通して使っている往年のユーザーはシビアな評価もしていましたが、比較対象が先代しかいませんでしたし一強の状況がまたしばらく続きそうです。

ロジクール 『MX Anywhere 3』 レビューチェック ~MagSpeedホイール搭載のモバイルワイヤレスマウス
https://watchmono.com/e/logicool-mx-anywhere-3-review-check





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ゲーミングマウス・・・Razerの「Razer DeathAdder V2 Pro」。
今年は有線モデルとワイヤレスモデルそれぞれ2つ3つ取り上げてもいいくらい盛況でしたが、1つに絞るならDeathAdderのワイヤレスモデルでしょうか。次々に新型が出ている状況でこれだけは10年以上のロングセラー展開を続けており、定番の型で最新仕様のワイヤレスに仕上げているものはこれだけでしたね。

Razer 『Razer DeathAdder V2 Pro』 レビューチェック ~DeathAdder初のワイヤレスゲーミングマウス
https://watchmono.com/e/razer-deathadder-v2-v2-pro-review-check





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マウスパッド・・・Corsairの「MM500 Extended 3XL」。
このカテゴリ一覧を見ると今年は超大型マウスパッドのさらなるビッグサイズ化が進んで、該当するものから一つ挙げるとしたら日本でも発売されたCorsairのこれです。改めて見ると完全にマットと言える大きさですね、一般的なMサイズの6枚分ですからそりゃ大きいに決まっている。オーバーサイズな気もしますけど需要はそれなりにあるようで。

Corsair、 1220x610mmの最大級サイズとなるゲーミングマウスパッド『MM500 Extended 3XL』
https://watchmono.com/blog-entry-10681.html





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トラックボール・・・Kensingtonの「Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボール」。
今年はそういえばエレコムが新型モデルを出さなかったので物足りなさも感じましたが、逆にここ数年動きがなかったKensingtonが新型モデルを2つも出してそれなりに賑わっていた印象。どちらもマウスライクなタイプでしたので大玉の新製品も来年以降に期待したいところ。

Kensington 『Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボール』 レビューチェック ~垂直型/親指操作のトラックボール
https://watchmono.com/e/kensington-pro-fit-vertical-wireless-trackball-review-check





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液晶モニター・・・DELLの「UP2720Q」。
一般向けの液晶モニターも新製品は数多く出ていましたが、新要素と言える機能を備えたものはこれくらいだったでしょうか。画面下枠の部分にキャリブレーターを内蔵しているという前代未聞のタイプ。起動シーンを見ると電源オンの際にウィ~ンと自動で作動してキャリブレーションしていましたから、何か未来を感じました。

DELL 『UP2720Q』 レビューチェック ~キャリブレーター内蔵の27インチ/IPS/4Kカラーマネジメントモニター
https://watchmono.com/e/dell-up2720q-review-check





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ゲーミングモニター・・・サムスンの「C49G95T (Odyssey G9)」。
今年のゲーミングモニターは液晶パネルとかリフレッシュレートとか色々と進化が見られていくつも取り上げたいところですが、1つに絞るなら外観のインパクトが強烈だったこのウルトラワイドゲーミングモニターです。1000Rの曲面スクリーンはすごい事になっています。サムスンが他社に液晶を供給していないのか他から出る気配がなかったのは残念でした。

サムスン 『C49G95T』 レビューチェック ~モンスタースペックのスーパーウルトラワイドゲーミングモニター
https://watchmono.com/e/samsung-c49g95t-review-check





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モニターアーム・・・UNITCOMの「LEV-ARM02」。
ErgotronのLXシリーズやMXシリーズが10年以上前の製品なのに相変わらず一番人気になっているモニターアームの界隈ですが、このゲーミングモニターアームなるものが登場したのは新展開と言えるでしょうか。ゲーミング=光るのイメージが定着していますし、RGB LED搭載のモデルがいつ出てきても不思議ではないと思います。

UNITCOM 『LEV-ARM02』 画像など ~メカニカルなデザインのゲーミングモニターアーム
https://watchmono.com/e/unitcom-lev-arm02-gallery





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PCケース・・・Cooler Masterの「MasterBox NR200 / NR200P」。
いまだ5年以上前の製品が人気上位に定着していて進展がありそうで意外とないPCケースの界隈ですが、その中でもMini-ITXのモデルはこれをはじめとしたニュータイプが出てきて新たなスタイルが普及しそうな印象。コンパクトサイズでも適材適所なパーツを選べばハイエンドな構成もいけるのはいいですね。

Cooler Master 『MasterBox NR200 / NR200P』 レビューチェック ~ハイスペックもいけるMini-ITX PCケース
https://watchmono.com/e/cooler-master-masterbox-np200-np200p-review-check





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USB DAC・アンプ・・・FiiOの「BTA30」。
LDAC/aptX HDの高音質コーデックで送信もできる据え置き型のBluetoothレシーバー/トランスミッター。LDACで送信できるものが据え置き型だとほとんど見かけませんでしたから、何気に稀少な機器でもあり。ただ、送信できる接続が限られていたりUSB DAC機能は微妙だったりと足りない点があったので、上位機の登場に期待したいところです。

FiiO 『BTA30』 レビューチェック ~LDAC/aptX HDで送受信できるBluetoothレシーバー/トランスミッター
https://watchmono.com/e/fiio-bta30-review-check





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スピーカー・・・JBLの「JBL Quantum Duo」。
この1年を振り返るとPCスピーカーは新製品が本当に少数で、取り上げる事はあっても去年より前のものが大半でしたが、少数の中で目を引いたものと言えばJBLのゲーミングスピーカーです。Razerやロジクールの製品とは違ってRGB LEDを前面に出しているコッテコテのデザインですし、一つの選択肢として定着するのではないかと。

JBL、QuantumシリーズのPCゲーミングスピーカー『JBL Quantum Duo』
https://watchmono.com/e/jbl-quantum-duo





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イヤホン・・・Philipsの「Fidelio S3」。
今年は自分の中でも完全ワイヤレスイヤホンの方に注目が集中していて有線イヤホンを取り上げたのはわずかでした。その中からピックアップするなら久々に姿を現したFidelioシリーズの新製品。ヘッドホンの方は日本でも発売されましたし、こちらもそう遠くないうちに可能性があるかも。ただ、以前と違って安くはならないでしょうね。

Philips 『Fidelio S3』 画像など ~再始動したFidelioシリーズの2BA+1DDハイブリッドイヤホン~
https://watchmono.com/e/philips-fidelio-s3-gallery





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ヘッドホン・・・HIFIMANの「DEVA」。
有線ヘッドホンのカテゴリ一覧を見ると今年は型落ちで安くなっていた&新製品で割安なHIFIMANの平面駆動型ヘッドホンを結構取り上げていたんだなと。その中でピックアップするのは新製品のこれ。30,000円台という価格の割に評価は高かったですし、外付けのBluetoothモジュールは逆に斬新だなと思いました。

HIFIMAN 『DEVA』 レビューチェック ~30,000円台で登場したBluetoothモジュール付きの平面駆動型ヘッドホン
https://watchmono.com/e/hifiman-deva-review-check





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ヘッドセット・・・Razerの「Razer Kraken BT Kitty Edition (Hello Kitty)」。
ゲーミングヘッドセットはRazerの2製品しか取り上げていませんでしたが、どちらも日本関連のコンテンツとコラボしたものでどちらも意外性がありました。一つはドラえもん、もう一つはこのサンリオ/ハローキティ。Razerとキティちゃんってちょっと前まではある意味真逆の立ち位置だったのに、その両者がコラボしたわけですから時代は変わりましたね。

Razer 『Razer Kraken BT Kitty Edition (Hello Kitty)』 画像など ~サンリオ公式コラボのゲーミングヘッドセット
https://watchmono.com/e/razer-kraken-bt-kitty-edition-hello-kitty-gallery





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完全ワイヤレスイヤホン・・・Jabraの「Elite 85t」。
正確に数えてはいませんけど今年一番多く記事にしていたのは完全ワイヤレスイヤホンだった気がする。進化の速さも新製品が出る速さも尋常ではなかったですね。1年前の製品でも時代遅れだと感じるくらいに。その中から1つだけピックアップするなら揃うものが揃ってていたオールラウンダーのこれ。でも来年の今ごろにはこれすら古く感じるのかも。

Jabra 『Elite 85t』 レビューチェック ~”Jabra Advanced ANC”搭載の完全ワイヤレスイヤホン
https://watchmono.com/e/jabra-elite-85t-review-check





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Bluetoothイヤホン・・・AfterShokzの「Aeropex」。
同じワイヤレスでも普通のBluetoothイヤホンは完全ワイヤレスイヤホンの勢いに押されて去年以上に細々と展開していた印象。ネックバンド型のハイエンドモデルもこれといった新製品がありませんでしたし、1つ挙げるとしたら一時期気になっていた骨伝導タイプのこれでしょうか。骨伝導はまだ完全ワイヤレスよりネックバンド型の方が需要あるでしょうね。

AfterShokz 『Aeropex』 レビューチェック ~定番機となっている骨伝導Bluetoothイヤホン
https://watchmono.com/e/aftershokz-aeropex-review-check





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Bluetoothレシーバー・・・SHUREの「RMCE-TW1」。
このカテゴリもイヤホンを直挿しするボックス型ではなく完全ワイヤレス化するタイプが徐々にシェアを奪いつつある印象。SHUREのこれを含めて有名どころも参入してきましたし、FiiOなどの中華系も進化した新型モデルを出していますし、来年以降も完全ワイヤレスイヤホンと同様にさらなる進化が期待できそうです。

SHURE 『RMCE-TW1』 レビューチェック ~改善された完全ワイヤレスのBluetoothレシーバー
https://watchmono.com/e/shure-rmce-tw1-review-check





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Bluetoothヘッドホン・・・Bang & Olufsenの「Beoplay H95」。
普通なら9月に発売されたソニーのWH-1000XM4を挙げるのでしょうけど、あのシリーズは人気すぎて逆に取り上げるタイミングが難しくて結局ここで記事にしなかったなぁ・・・。取り上げた中で抜きん出ているなと思ったのはB&Oのハイエンドモデル。なにせ100,000円弱もする高額品ですからそりゃ他とは違うって感じです。

Bang & Olufsen 『Beoplay H95』 レビューチェック ~95周年記念モデルのANC搭載Bluetoothヘッドホン
https://watchmono.com/e/bang-and-olufsen-beoplay-h95-review-check





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Bluetoothスピーカー・・・ソニーの「SRS-XB43」。
このカテゴリも安物を除くと数年前からソニーとJBLの2択になっていて、今年はJBLがFLIPやCHARGEといった人気シリーズの新製品を出さなかったので、ピックアップするのはどうしてもソニーの方になるでしょうか。でも定期的に複数のラインナップで出してくれるのは何だかんだでありがたいです。

ソニー 『SRS-XB43』 レビューチェック ~圧倒的な重低音と大音圧を謳う大型Bluetoothスピーカー
https://watchmono.com/e/sony-srs-xb43-review-check





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タブレット・・・Teclastの「M40」。
今年もスマートフォンに比べればタブレットは有名どころの新製品が本当に少なくて、取り上げる事があっても中華系の製品ばかり。その中華系も似たりよったりで既製品をアップグレードしているような流れでしたから、新鮮味はなかったのが正直なところ。でもアップグレードは着々に進んでいるなーと、このモデルを見て思ったりもしました。

Teclast 『M40』 レビューチェック ~AnTuTuスコア200,000超を謳う10.1インチ/Android 10.0タブレット
https://watchmono.com/e/teclast-m40-review-check





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ウェアラブル・・・Xiaomiの「Mi Band 5」。
第5世代モデルとなるこのリストバンド型ウェアラブルは日本関連コンテンツのウォッチフェイスが数多く用意されていて、これが日本でも正式に発売されればどうなるんだろうと気になっていました。でも日本正規品は今日まで未発売・・・第4世代モデルは発売されたのにこれが出ないのはそのウォッチフェイスが一因かもしれませんね。

Xiaomiの第5世代ウェアラブル『Mi Band 5』はエヴァ・初音ミク・コナンのウォッチフェイスが選べる
https://watchmono.com/e/xiaomi-mi-band-5-watch-face





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チェア・・・ハーマンミラーの「エンボディ ゲーミングチェア」。
今年は大手メーカーがゲーミングチェアに参入するという新たな進展がありました。代表的な一つを挙げるとハーマンミラーとロジクールGがコラボしたこのモデル。ただ、これを含めたハーマンミラーのゲーミング関連は既製品をアレンジしたものばかりでしたから、個人的には来年出るオカムラの完全新型なゲーミングチェアに注目しています。

ハーマンミラー 『エンボディ ゲーミングチェア』 画像など ~ロジクールGとコラボしたゲーミングチェア
https://watchmono.com/e/herman-miller-embody-gaming-chair





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掃除機・・・日立の「ラクかるスティック PV-BFL1」。
今年の春にコードレス式スティッククリーナーの購入を検討していていくつかチェックしていましたが、選んだのはこれでした。家族の誰が使っても大丈夫だろうと思う軽さが決め手になり、実際使ってみても軽くて概ね満足しています。でも思っていた以上に軽いというか軽すぎな感もあって、もう少し重い多機能なモデルでも別にOKだったかなと。

日立 『ラクかるスティック PV-BFL1』 レビューチェック ~軽量のコードレス式スティッククリーナー
https://watchmono.com/e/hitachi-pv-bfl1-review-check





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2020年も「ヲチモノ」をご覧いただき、本当にありがとうございました。参考にさせていただいた方々にも感謝しております。今年は新型コロナウイルスの影響を誰しもが受けたと思いますし、自分も例外ではなくて騒ぎが本格化したころは(来年まで耐える期間になりそうだし諦めも必要になりそうだな・・・)と思っていましたが、ブログ自体は結果的になんとか続ける事ができたので一安心です。でも例年なら都市部に何度か赴いてショップ巡りみたいな事をやっていたのに今年はまったくできなくて、実際に見る事ができなかったのはちょっと辛かったです。状況はさらに深刻化しているので今後も無理でしょう。もし強行して感染するような事があれば致命的なパターンになる可能性もありますから大人しくしておきます。よっぽどの事がなければ今までと変わらず続けていけると思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。それでは良いお年を。