Tranya 『Tranya Nova』 レビューチェック ~世界初となるQCC3072採用のANC完全ワイヤレスイヤホン

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2023年8月に発売されたTranyaのイヤホン「Tranya Nova」。
個人的には今回が初耳のメーカーが最近リリースしたQCC3072のBluetoothチップ採用でANC搭載の完全ワイヤレスイヤホン。そのQCC3072を採用しているのも今回が初耳で(公開しているものでは)おそらく世界初となるモデルですが、ちょっとチェックしてみます。

【公式サイト】Tranya Nova

画像


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(via Amazon/Youtube)

製品仕様


通信方式:Bluetooth 5.3
プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
コーデック:aptX Adaptive/AAC/SBC/LC3(対応予定)
連続再生時間:約9時間
充電時間:約1.5時間
ドライバー:12㎜径ダイナミック型
防水性能:IPX5


レビューサイト


【Tranya Nova レビュー】QCC3072チップ搭載のコスパTWSを試す【PR】 - 僕は猫だった

【Tranya Novaレビュー】機能全部盛りのワイヤレスイヤホン|ちびめがねアンテナ

【Tranya Novaレビュー】一万円以下だと、トップレベルのイヤホンかも | mitsu-blog

Tranya Nova レビュー/1万円強で全部入りの完全ワイヤレスイヤホン | モノペディア

Tranya Novaは強力な-43dBのノイズキャンセリングを搭載した完全ワイヤレスイヤホン | でじまろブログ

Tranya Nova レビュー:ノイキャン・ワイヤレス充電・aptX Adaptive対応で1万円以下のTWS – OREFOLDER

Tranya Novaレビュー。43dBノイキャン搭載、aptX Adaptiveも利用可能 - AndroPlus



Qualcomm QCC3072のBluetoothチップ採用、音の鮮明さと瓶理性を向上させるSonicMaxテクノロジー、最大43dBのノイズをカットするハイブリッドアクティブノイズキャンセリング、周囲の音を取り込む外音取り込みモード、計6基のマイクと風切り音低減技術によるクリアな通話品質、低遅延を実現するゲームモード、マルチポイント対応、4EQモードや独自のEQ設定を備えたスマートフォンアプリ・Tranya Audio、最大36時間再生が可能&ワイヤレス充電対応のバッテリーケース、などが特徴。

自身のサイトでレビューしている人は数名いましたが、音質はバランスのよいサウンドだがEQ設定を前提にしているとも言えるサウンド、アクティブノイズキャンセリングは実用的で10,000円前後の人気モデルといい勝負、外音取り込みモードはやや不自然な取り込みだがそれなりに使える、フル稼働と言える状態で使うと再生時間は短いかも、ゲームモードはカジュアルなゲームなら遅延は全然気にならない、イヤホン・ケースとも光沢仕上げで指紋の付着が目立つ、着脱検知がないのを除けば機能面はほぼ全部入りと言える、現時点で公開されているクーポンを適用すれば6,000円以下でコスパはかなり高い、といった内容。

各所の反応


[1]
Tranya Nova買った
初めて買うメーカーだけどなかなかよかった

基本ドンシャリだけど弱ドンシャリくらいでやり過ぎ感はない
低音のボワつきはなし、中高音にかぶらない、中高音もそれなりにクリア
個人的にはEarFun Air Pro3より好み

ANCもAir Pro3と同じくらい効く
ANC使用中のホワイトノイズはほぼ無し
耳への圧迫感もない

外音取り込みはまあまあ使える
長く外音取り込みしていると機械的な聞こえ方の違和感は気になる

マイク性能もJabraには及ばないが、この価格帯としては及第点
公式アプリの自由度が高い
タッチ操作は5タップまで自由に設定できる
イコライザーも10バンド変更可能で他のメーカーも見習ってほしいくらい




[2]
プラスチックの手触りが安っぽい、実際安い商品だけど
デザインやケースからの取り出し易さはAir Pro3の方が上
タッチが過敏すぎる、アプリから1タップを無効化した方が使いやすいかも

プリセットのイコライザーはバランス一択か
他のプリセットは自分には微妙

アプリの使用可能な環境にクセがある
やたら位置情報の許可を求めてくる、GPS非搭載の安いタブレットでは使えなかった

もう少し予算があるならJBL等を買った方が満足度高いと思うけど
6,000円以下ならかなりコスパ高い




[3]
Tranya Novaは結構いけるわ。
EQ結構弄れる範囲も大きいし。
電池持ちは微妙。




[4]
Tranya Nova ANCが届いたので軽く使ってみたが
モード切り替え時のアナウンスの音がデカすぎるのがアレ
それ以外は今のところ問題ない
便利でちょっと感動した




[5]
Tranya Nova買った
ドンシャリで楽しい音
イヤホン本体より感心したのがアプリ
イコライザーやタッチ操作変更の幅が広い
音も操作も自分好みにカスタマイズできる

タッチは反応良すぎて本体を少し位置調整するだけでも反応してしまう
アプリからシングルタップを無効にした方が誤動作少なくなる
アプデで改善されるといいな
ツルツルした本体やケースの質感は滑るし取り出し辛いかな

Earfun Air Pro 3も持ってるけど、どちらがいいかは難しい
イヤホンやケースの作りはAir Pro 3
アプリの出来はNova
ANCは同じくらい
音はNovaの方が好み






各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。音質は弱ドンシャリで低音はボワつくほどでもなく中高音はクリア、EQのカスタマイズ性が高いので自分好みの音にできる、アクティブノイズキャンセリングは「Earfun Air Pro 3」(AA)と同レベルで他の面でもいい勝負、外音取り込みはそれなりに使える、タッチ感度は良すぎるがアプリに対策方法がある、イヤホン・ケースの光沢は安っぽく見える、予算をもっと出せるなら他に良いものがあると思うが最安価格のコスパはかなり高い、といった内容。

QCC3072について調べると思ったほど注目に値するものでもなかったというか、上記のEarfunも採用しているQCC3071の下位互換と言えそうなスペックで正直ちょっとガッカリ。でもQCC3071採用機より安いコストで大差ないレベルの完全ワイヤレスイヤホンが出せるという事をこれが身をもって示してくれた形になるでしょうか。価格に関しては上記でも触れたとおりクーポンを適用した最安時だと6,000円以下で買えるようですから、ANC・aptX Adaptive/LC3・ワイヤレス充電対応など諸々を考えると確かにお買い得かもしれませんね。