SOUNDPEATS 『Engine 4』 レビューチェック ~同軸2DDドライバー+LDAC対応を特徴とする完全ワイヤレスイヤホン

SOUNDPEATS_Engine_4_17.jpg


2023年6月に発売されたSOUNDPEATSのイヤホン「Engine 4」。
Truengine 3SE NEW」の後継機でシリーズ第4世代(シリーズ通算6作目)となる完全ワイヤレスイヤホン。同軸上に配置したデュアルダイナミックドライバーやLDACコーデック対応を特徴としているモデルで、ANCや外音取り込みは搭載していない音質重視とも言えるものですが、ちょっとチェックしてみます。

【公式サイト】SOUNDPEATS Engine 4 ワイヤレスイヤホン- 究極の高音質への再挑戦- SOUNDPEATS

画像

>
SOUNDPEATS_Engine_4_18.jpg


SOUNDPEATS_Engine_4_19.jpg


SOUNDPEATS_Engine_4_20.jpg


SOUNDPEATS_Engine_4_21.jpg


SOUNDPEATS_Engine_4_22.jpg


SOUNDPEATS_Engine_4_23.jpg


SOUNDPEATS_Engine_4_24.jpg


SOUNDPEATS_Engine_4_25.jpg


SOUNDPEATS_Engine_4_26.jpg
(via zhihu)

製品仕様


通信方式:Bluetooth 5.3
プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
コーデック:LDAC/AAC/SBC
連続再生時間:最大12.5時間(SBC)/最大8時間(LDAC)
充電時間:約2時間
ドライバー:10mm径+6mm径ダイナミック型
再生周波数帯域:20 - 40,000Hz
インピーダンス:32Ω
防水性能:IPX4
重量:約6.5g(イヤホン)/ 約43g(イヤホン+ケース)


メディア・レビューサイト


SOUNDPEATS、LDAC対応で同軸ユニット「Engine 4」。期間限定35% OFFで5512円 - AV Watch

【SOUNDPEATS Engine 4 レビュー】前作やOpera05と視聴比較!【PR】 - 僕は猫だった

【実機レビュー】 LDAC・ハイレゾ対応の高音質を追求したSOUNDPEATS Engine4| LABOホンテン

【コスパ良し】SOUNDPEATS Engine4 【完全ワイヤレスレスイヤホン】|FUJI X がある生活

SOUNDPEATS Engine 4 レビュー|音質にスペック全振りしたワイヤレスイヤホン | コビガジェライフ

【レビュー】SOUNDPEATS  Engine4 ワイヤレスレスイヤホンを実際に使ってみた感想 - monokoto68 STYLE

【SOUNDPEATS Engine4 レビュー】正統進化。ライバルは自社のアイツ | ガジェットファーム




チタンメッキ複合振動板の10mm径+チタンメッキ振動板の6mm径を同軸上に配置したデュアルダイナミックドライバー、高・中・低の三音域をバランスよく分離させる独自開発のデュアルクロスオーバー技術、AI技術と高性能マイクによるクリアな通話品質、マルチポイント対応、低遅延ゲームモード搭載、最大43時間再生を可能とするバッテリーケース、SOUNDPEATSアプリ対応、ハイレゾオーディオワイヤレス認証、などが特徴。付属品はイヤーピース3セット・USBケーブル。

自身のサイトでレビューしている人は数名いましたが、音質は2DDドライバーらしく厚みと量感のあるサウンドで全域のバランスも良い、アプリのEQやプリセットで音のカスタマイズも自在にできる、コーデックによって音質の差が出るのでLDACで聴く事を推奨、Operaシリーズの方が音質は良いと思うが音の方向性は違う、イヤホン・ケースともデザインは良いがイヤホンは表面が滑りやすいので取り回しは微妙かも、ファームウェアのアップデートは事前にやっておいた方がいい、安い時に買うならコストパフォーマンスは高い、といった内容。

各所の反応


[1]
Engine4届いた
今まで使ってたH1と比較した感想

音は低音が響く感じはH1のが断然強い
解像度は同じ音源でもEngine4のが高い
ハイレゾ音源だとより違いを感じる
H1の低音の迫力が強すぎて聴き比べすると迫力が落ちるように感じるけど
音質は良いと言える

フィットしやすさはEngine4のが良いし
軽いからH1より長時間つけてても気にならないかな

イヤホン自体はH1より軽い
ケースはつるつるでなかなか小さい
丸いから横にしないと自立しない
イヤホン取り出す時ちょっと摘みにくい

H1はケースにイヤホン挿したら接続解除されたけど
Engine4は蓋閉めるまで解除されない
最初電源入れたらノイズがしたけどアプデでマシになった




[2]
同じくEngine4届いた
音質とかはよくわからん人間だからあんまり評価できないけど
個人的にはH1の方が好みかなあ




[3]
サウピ的にはEngine4はSE3の正統進化だよね
H1買った時ほどの衝撃はなかったけど
LDAC使える端末とハイレゾ音源用意できるなら損はないと思う




[4]
Engine4もH1も使ったけど
ぶっちゃけH1のがトータルでいいと思う
Engine4も悪くないんだけどH1があまりにも完成度高すぎるんだよね




[5]
H1に飽きてきたからEngine4買ったけど
なんかシャリシャリしてるって言えばいいのかな
ドンシャリのドンだけ除いたような感じ




[6]
自分はEngine4充分低音強いと感じたけど
低音物足りないという人はイヤーピース交換した方がいいよ
自分はfinal EタイプTWS専用仕様を使ってるけど低音マシマシになるよ




[7]
Engine4は最初「あれTruengine3SEの後継機にしては低音出てないな?」と思ったけど
他社のイヤピに替えたらインパクトのある低音出す様になった
付属イヤピが耳に密着しなかったらしい
色々試して装着感と音が今一番いい感じなのはSednaEarfit MAX
もうTWSイヤピの定番化してる感ある




[8]
Engine4
人によって評価が全然違って
寒色系で高音寄りと評価する人もいれば
暖色系で低音寄りと評価する人もいる

イヤーピースでかなり印象が変わるタイプ、イヤピ選びの比重が高い
シリコンタイプだとfinal Eタイプ TWSに替えると重低音イヤホンになった




[9]
Engine4はチタンコートドライバーの特性か
くっきりはっきりした音
でもさっぱりして音の余韻があまりない
その辺が好みに合うか合わないかで評価が分かれそう




[10]
Engine4購入
イヤピは交換した方がしっかりした元気な音が出る
SONYの安いハイブリッドイヤピやKBEAR 07に替えるだけでもかなり変わる

ANC非搭載のH1と3SE NEWと比較
条件を揃えるためAACで聴き比べた

Engine4は他の2機種と同様厚い低音を鳴らすが違うところは低音にキレがある
ボワつかないソリッドな低音
スッと引く低音で中高音をマスクしない

高音はそれほど上まで伸びないがソリッドな低音のおかげでそこそこクリアに聴こえる
ベース帯域が強い

低音でサブベースを重視しているユーザーだと他の2機種の方が低音強いと評価するかも
まだ1日使っただけなのでこれからエージングで音変わる可能性はある

H1はBA搭載のアドバンテージがあるけど
3SE NEWと比べると今のところEngine4の方が好み




[11]
SBCで使った場合の連続再生時間を表記するTWSが多いが
LDAC接続時の連続再生時間をちゃんと表記するTWSは珍しい

スペック通り8時間は持たないだろうけど何時間持つのか試してやろうと思ったが
4時間くらい使ったところで人間の方が疲れて諦めた
アプリのバッテリー表記ではまだ50%あった

Air3 Deluxe HSやCapsule3ProはLDAC接続2~3時間前後だったので
一応手持ちのSOUNDPEATSの中で一番長く使える
本当に8時間持つかは知らんけど長時間LDAC使えるのは違いない
セールで5000円台で買えるならいいTWSじゃないか






各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。付属のイヤーピースは耳に合わなくて音質に影響が出る可能性もあるから交換を前提に考えておいた方がいい、耳に合わせた状態で聴くとキレのある低音やクリアな高音は好印象で先代から正統進化したと言える、LDAC接続+ハイレゾ音源なら音の良さをより体感できる、それでも「SOUNDPEATS H1」(AA)には完成度の面で及ばないとも思う、装着感は軽快で長時間でもいけそう、再生時間はLDACでも公称くらい持ちそう=LDACで8時間は長い方、発売記念のキャンペーン価格なら十分良いものだと評せる、といった内容。

「Engine 4」は現在7,000円台の価格で販売中、発売記念のキャンペーン価格は5,000円台半ばだった模様。音はこちらよりも良いと言われていたOperaシリーズがそろそろ一般販売されそうな状況ですが実売価格で並ぶ事はないでしょうし、こちらはこちらで上記の価格帯で存在価値のあるものになるのではないかと。ただ、2020年に出たH1に及ばないしH1ほどのインパクトもないという評価を見ると上位を喰らうような存在ではなく、あくまでもTruengine系の最新版くらいに思っておいた方がいいかもしれませんね。