『SOUNDPEATS Air4 Pro』 レビューチェック ~最大-45dBのANCやaptX Lossless対応を特徴とする完全ワイヤレスイヤホン

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2023年10月に発売されたSOUNDPEATSのイヤホン「Air4 Pro」。
Air4」「Air4 Lite」に続くシリーズ第4世代の最上位モデルであり「Air3 Pro」の後継機となるであろう完全ワイヤレスイヤホン。同シリーズの2つとは違ってインナーイヤー型ではなくカナル型になっており、最大-45dBのANCやaptX Lossless対応を主な特徴としていますが、ちょっとチェックしてみます。

【公式サイト】Air4 Pro – SOUNDPEATS JAPAN

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(via weibo)

製品仕様


通信方式:Bluetooth 5.3
プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
コーデック:,aptX Lossless/aptX Adaptive/aptX/AAC/SBC
連続再生時間:最大6.5時間
充電時間:約1.5時間
ドライバー:13mm径ダイナミック型
防水性能:IPX4
重量(イヤホン):約4g


メディア・レビューサイト


SOUNDPEATS、強力NCでaptX Losslessにも対応の完全ワイヤレス「Air4 Pro」 - AV Watch

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【自腹レビュー】SOUNDPEATS Air4 Proの残念な点と11の特徴を正直に語ります。 | ガジェパ



Qualcomm QCC3071のBluietoothチップ採用、Snapdragon Sound対応(aptX Lossless・aptX Voice対応)、バイオセルロース複合振動板を採用した13㎜径ダイナミックドライバー、最大45dBのノイズを低減するアダプティブ・アクティブノイズキャンセリング、周囲の音を取り込める外音取り込み機能、計6基のマイクとcVc通話ノイズキャンセリングによるクリアな通話品質、着脱で再生/一時停止を自動で行う装着検出機能、低遅延を実現するゲームモード、マルチポイント対応、SOUNDPEATSアプリ対応、最大26時間再生を可能とするバッテリーケース、ブラック・ホワイト・ベージュの3色、などが特徴。

自身のサイトでレビューしている人は数名いましたが、音質は低音から高音までバランスよく鳴ってクセのない万人受けしそうなサウンド、アプリのアダプティブイコライザーなどを使えばサウンドの最適化もできる、ノイズキャンセリングは低音をちゃんと打ち消すが中高音は残る感じで風切り音に弱い、それと自動調整が難ありで最大45dBで作動できてない気がする、外音取り込み機能は及第点、装着感はカナル型にしては圧迫感が少なくて軽快で良好、ゲームモードはちゃんと低遅延、マルチポイントはスムーズに切り替わる、全部入りでも全てがトップクラスというわけではなく欠点もあるが価格を考えると総合力は高い、といった内容。

各所の反応


[1]
Air4 Pro感想

moto g53yのaptX Adaptive 48kで繋ぐとイマイチ。
Snapdragon Sound対応のNR-TSMを繋ぐとだいぶシャッキリ。
接続方法でかなり音質が左右されるみたいだな。

13mmドライバーってことでCapsule3 Proと比べられる機種なんだけど
鳴らし込みが足りないのかこれが実力なのか
高音はシャカシャカ言う残念な音。
NR-TSM経由でもちょっと怪しいモコモコ感残る。

ANCはよく効いてると思う。
でも現状効かない時があるバグがある模様。
ANC・ヒアスルー時の音質変化が大きく感心しない。
装着検知があるのは良いと思う。




[2]
・追記
Air4 Proの音、使い込んでいくと良いんじゃない?って思えるようになってきた。
96kHz/24bitだと中々良いと思う。
なお再生時間は96kHz/24bitだとANC無しで4時間弱。




[3]
Air4 Proは良いスマホと繋ぐと高音域はCapsule3 Proより良いね
13mmドライバーがよく出来てるのかな。




[4]
Capsule3 ProとAir4 Pro、比較するとどうなん?



[5]
>>4
ざっくり評価するとANC性能はそれほど差を感じず
音の傾向はカマボコ台形のCapsule3Pro、低音強めのAir4Pro
容量は同じのバッテリーの持ちはAir4Proの方が1時間強長い
機能面でAir4Proは装着検知とかaptX Losslesse対応とか
6マイク構成とかアドバンテージは色々ある




[6]
Air4ProなんでLDAC対応してないの?



[7]
>>6
乗せてるチップの問題じゃないの
aptX LosslessいけるクアルコムのチップだとLDACは無理




[8]
俺はaptX系の方が逆に電車でブチブチ切れずに助かってる
サウピのLDAC対応機種だと電車じゃ使い物にならん




[9]
Air4 Proで初めてNC体験したけど
いきなり周りの音が消えたので怖くなった




[10]
>>9
ある意味羨ましい
色々知ってるとちょっと中高域は押さえられないから値段なりかなとは思う




[11]
Air4pro届いた。
Mini Pro HSと比較で設定は低音重視。

低音はドライバー径の差で広がりと余裕があるのだけど
アタック感がいまいちでHMやEDMはちょっと足りない。ジャズやR&Bにはいい。
中高音も豊かでMini Pro HSみたいにボーカル遠いなということもないけど
Opera05みたいなクリア感はない。
もっともエージングで変わるかもなので話半分で。

問題はノイキャン。
オートで可変するぽくてしっかり効く時もあるけど
ノーマルモード並に聞こえることもある。
ANCモードでも曲の継ぎ目の無音だと人の会話がはっきり聞こえるので選んでるような。
連続的に変化する感覚が気持ち悪いし静かに聞きたいのを阻害されているのが鬱陶しい。
Mini Pro HSより間違いなく劣る。
あと風切り音は少しマシで地下鉄通過してもボボボってならない。
アクティブとはこれがあるべき姿なのかもしれないけど
ノイキャン目当てで買った身としては期待ハズレかなぁ。




[12]
Air4 proのノイキャンはやっぱりオートで可変されてますよね
ほんといらぬお世話で最強状態で固定できればいいにのに
ファームウェア更新で対応されないものか




[13]
>>12
ほんとそれ
-45dbを目当てに買ったのにその設定にできないとか残念すぎる
アプデで最大固定を選べるようになるといいねぇ




[14]
Air 4 Pro所感

音質は柔らかみのあるサウンドながらもクリアでボーカルが際立つ
高音はうまく調整されている感じで変に刺激的ではなく心地よい
低音の量感はそれほどでもなくい良い意味でタイト
音場は適度に広い
アプリでEQ調整できるからある程度は好きな方向に持っていける
Snapdragon Soundの端末があればもっと良い音なんだろうけど対応機を持ってない

ANCは音楽再生に影響を及ぼさずにノイズをカットしてくれる
個人的に強力なものは求めてないので効きは必要十分
外音取り込みは割と自然で聞き取りやすい
通話品質はマイク性能があまり良くないのかちょっと篭っているみたい

本体のスティック部はAir 4と同じくらいの長さ
Air 4とは違ってカナル型だけどこれはこれで装着感は良い
タッチコントロールの反応は良好で使いやすい方
マルチポイントはスムーズに切り替えられて問題なし
ケースはOperaほど高級感はないけど取り回しは良い

欠点を強いて挙げるならLDACに対応していないところかな
aptX Losslessを活用できる人はまだ少ないだろうし
でも7,000円程度の価格でこの総合力なら十分すごいと言える
同価格帯の中ならトップ争いできるだろうね






各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。音は箱出しだと高音がシャカシャカ鳴ったりと微妙だったが慣らしていくうちに良くなる、低音はタイトで高音は刺激的ではなく心地よくて柔らかみのあるサウンド、コーデックはaptX Losslessで聴くのが一番だが現状は敷居が高い=対応端末が少ない、ノイズキャンセリングは自動調整が逆に邪魔で真価を発揮できていないし強度の設定もできないし難あり、外音取り込みは実用十分、通話品質は微妙かも、装着検知機能とマルチポイントがあるのは良い、同社の「Capsule3 Pro」(AA)とは音の傾向が結構違うのでどちらが良いかは好み次第だが技術・機能の面は新しいこちらに色々アドバンテージがある、総合力は十分すごいと言えるし同価格帯の中なら有力な存在、といった内容。

ノイズキャンセリングは人によって難ありと感じる部分があってアップデート待ちの状態みたいですし、aptX Losslessは現状だと活かせない人の方が多そうですし、全部入りと言える完全ワイヤレスイヤホンだけれども全部を活かすにはまだ時間がかかりそうな印象。また、ストア側の製品情報にはLE Audio対応に関する記載もありますが、それも同じ事が言えるので長い目で見た方がよさそう。でも言い方を変えれば未来があるので青田買いするのもいいのでは・・・後から評価が上がっていくパターンでしょうね。「Air4 Pro」は現在7,000円台の価格で販売されています。