ソニー 『WF-C700N』 レビューチェック ~ノイズキャンセリング搭載になった軽量・小型の完全ワイヤレスイヤホン

SONY_WF-C700N_01.jpg


2023年4月に発売されたソニーのイヤホン「WF-C700N」。
WF-C500」の後継機となる小型・軽量をウリにしたシリーズの完全ワイヤレスイヤホン。先代にはなかったノイズキャンセリングや外音取り込みを搭載していながら更なる軽量を実現しているモデルですが、ちょっとチェックしてみます。

WF-C700N | ヘッドホン | ソニー
https://www.sony.jp/headphone/products/WF-C700N/



画像


SONY_WF-C700N_02.jpg


SONY_WF-C700N_03.jpg


SONY_WF-C700N_04.jpg


SONY_WF-C700N_05.jpg


SONY_WF-C700N_06.jpg


SONY_WF-C700N_07.jpg


SONY_WF-C700N_08.jpg


SONY_WF-C700N_09.jpg
(via facebook/naver)

製品仕様


通信方式:Bluetooth 5.2
プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
コーデック:AAC/SBC
連続再生時間:最大7.5時間(NCオン)/最大10時間(NCオフ)
連続通話時間:最大5時間
ドライバー:5mm径ダイナミック型
再生周波数帯域:20 - 20,000Hz
防水性能:IPX4
重量:約4.6g(イヤホン)/約31g(ケース)


メディア・レビューサイト


ソニー初、1万円台でノイキャン搭載完全ワイヤレス「WF-C700N」 - AV Watch
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1490984.html

ソニーのノイキャンも1万円台に。「WF-C700N」vs Anker「Soundcore Liberty 4」-AV Watch
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/1494390.html

ソニー WF-C700N レビュー|エントリー初のノイズキャンセリング対応モデル | カジェログ
https://kajetblog.com/wf-c700n/

【SONY WF-C700N比較レビュー】前作WF-C500や同価格帯のライバルと比べてチェック - 僕は猫だった
https://www.goodgoodlife.xyz/entry/SONY-WF-C700N

ソニーの新型ワイヤレスイヤホン「WF-C700N」を購入したので、WF-1000XM4と比較してみる | K-BLOG NEXT
https://kblognext.com/archives/36637.html

【レビュー】SONY WF-C700N | コスパ微妙?小型・軽量なNC搭載ワイヤレスイヤホン | REOTANの部屋
https://reotan-oneself.com/entry/sony-wfc700n




軽量と装着安定性の向上を実現したコンパクト設計、マイク部にメッシュを採用して風切り音の低減を実現、小型ながら高性能を実現したノイズキャンセリング機能、周囲の音を自然に聞き取れるアンビエントサウンドモード、圧縮された音源を高音質に補完するDSEE搭載、リスニング環境を自動で切り替えるアダプティブサウンドコントロール、360 Reality Audio認定、Google Fast Pair対応、マルチポイント対応予定、最大20時間再生を可能とするバッテリーケース、スマートフォンアプリ・Headphones Connect対応、計4色のカラーラインナップ、などが特徴。

自身のサイトでレビューしている人は数名いましたが、音質は先代と比べて低音が豊かになり高音がの荒さも抑えられていて聴きやすくなった(明瞭感が落ちたという評価も)、ノイズキャンセリングは必要十分とも及第点とも言える効きで1000XMシリーズには遠く及ばない、アンビエントサウンドモードは優秀で実用性は高い、先代よりも小型かつ軽量になっていて装着感も良くなっている、WF-C500の後継機として見れば正統進化しているが今の価格帯だと他社の人気モデルには総合的に劣るかも、といった内容。

各所の反応


[#1]
C700N届いた
早速ペアリングしようと思って左右ボタン同時押ししたのに
反応無いなって思ったけどケース側にボタンあったのね

音はC500からの乗り換えだけど高音が良くなったように思う
低音域はイコライザでってのは変わらないけどちょっとボケたように思う

あとノイキャンは想像通りの効き具合でそこまで期待しない方がいい
WF-1000XM3よりは格下、TE-D01tやPI7と同じくらいと感じた
どっちかと言うと外音取り込みが付いたのがありがたい



[#2]
C700は音全体が高音寄りにシフトした感じはする
ノイキャンはMTW3と同程度だが圧迫感は少なめで楽
ボタン式はちょっと戸惑う



[#3]
C700N試聴した
WH-1000XM4に慣れてるからかノイキャンの恩恵はあんま感じれんかった
外音コントロールはいい



[#4]
ソニーのTWSイヤホン色々試聴してきた
WF-C700Nのノイキャンは昔のに比べたら良いんだけど音が平べったい
LinkBudsは低音もさりげなくて良い感じに聴けた
WF-1000XM4はまるで映画館で別格、金払うならこれだなって思った



[#5]
WF-C700N
ノイキャンや外音取り込みは価格帯を考えると良い方なんじゃないかな
音質も同様に良いしDSEEにも対応してる
アプリからイコライザやノイキャンレベルも変えられる
着脱検知がないのは個人的に残念



[#6]
WF-C700N予想以上に音がいい。
ライブハウス音源のアンプの雑音まで拾ってる。
コスパも含めてこれを買って正解だった。



[#7]
WF-C700Nを購入したが耳につけやすくてそれだけでも満足してる
ノイキャンは最上級を追求しないならこれくらいでもいいんじゃないかなって感じ
外音取り込みはがっつり通すので新感覚だった



[#8]
WF-C700Nをちょっと使ったけど音質はやっぱSONYって感じで良き
ノイキャンは本体のボタン一つで切り替えられて使い勝手良い
物理式のボタンは好みが分かれそう、個人的にはタッチ式の方が良かった
今まで3000円くらいの安物を使ってた事もあって満足度はかなり高い



[#9]
WF-C700N
コンセプトは中華メーカーの後追いだし
ブランドにあぐらかいてるんじゃと侮ってたけど
良い意味で素直な音質でノイズキャンセリングも十分
この価格でこの出来なら好印象だわ





各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。音質は先代と比べて高音寄りになって良くなったとも言える、ノイズキャンセリングは他と比べなければ実用十分、アンビエントサウンドモードは新感覚と言えるほど優秀、物理式のボタンは好みが分かれそう、同社の「WF-1000XM4」(AA)に比べれば音質も機能も各段に落ちる、これよりも格下と言えるものから乗り換える場合なら満足度は高い、といった内容。

「WF-C700N」は現在16,000円台の価格で販売中。先代と同じくあまりこだわらないカジュアル層をターゲットにしているのは明白なもので、上位モデルだけなく同価格帯の他社製品とでも音質・機能を個々で比較されると外音取り込み以外は分が悪そうな印象。それでも価格設定が先代と同じくらいだったら十分ありだなと思えるところでしたが、上記の価格だと一般的に全然エントリークラスじゃないというかカジュアル層は手を出しにくいのでは・・・。ただ、発売してから間もない状況なので時間を経てある程度値下がれば見方が変わるかもしれませんね。