SHANLING 『UP5』 レビューチェック ~4.4mm/2.5mmバランス出力対応など進化したBluetoothレシーバー

SHANLING_UP5_06.jpg


海外で発売されているSHANLINGのレシーバー「UP5」。
UP4」の後継機となるフラッグシップのBluetoothレシーバー/ワイヤレスヘッドホンアンプ。4.4mm/2.5mmバランス出力対応やOLEDディスプレイ搭載それにMQAサポートなど色々と進化しているモデルですが、ちょっとチェックしてみます。

UP5 Bluetooth Amplifier_Bluetooth_Shenzhen Shanling Digital Techno
http://en.shanling.com/product/406



画像


SHANLING_UP5_07.jpg


SHANLING_UP5_08.jpg


SHANLING_UP5_09.jpg


SHANLING_UP5_10.jpg


SHANLING_UP5_11.jpg


SHANLING_UP5_12.jpg


SHANLING_UP5_13.jpg


SHANLING_UP5_14.jpg


SHANLING_UP5_15.jpg
(via weibo)

製品仕様


通信方式:Bleutooth 5.0
プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
コーデック:LDAC/LHDC/aptX LL/aptX HD/aptX/AAC/SBC
連続再生時間:11~15時間
充電時間:約2時間
バッテリー:680mAh
インターフェイス:3.5mm/2.5mm/4.4mm/USB Type-C
サイズ:68x39x14.5mm
重量:50g


各所の反応





[#2]
4.4mm対応のUP5なんて出るんだな
4.4mm派の人にとっては待望のBTレシーバーなのでは



[#3]
50gってBTR5より重いじゃん
4.4mm対応は面白いけど、全部盛りは流石に重くなり過ぎやね



[#4]
ふだん使いが4.4mmのイヤホンなんで
BTR5に7gくらいのアダプターをかませて3.5mmで入力してる
(BTR5使用時はあまり音質を気にしてない)
これが省ければ重さは同じくらい
BTR5並にタイムラグが少なければ常用したい



[#5]
up4持っててもう一台買い足すなら何が良い?



[#6]
>>#5
UP5じゃない?
スペック的にはUP4とBTR5のいいとこ取りして更にパワーアップした感じだし
ちとデカいけど他の4.4mm着いてるレシーバーはもっとデカいしな



[#7]
2.5mmの方がプラグもイヤホンジャックもダメになるの早い気がするから
個人的には4.4mmの流れは歓迎だわ
小型化とかはもうtwsに勝てないし、利便性上げてって欲しい



[#8]
UP5の音質は素晴らしい
BTR5よりも滑らかでありながら力強い音

が、動作が不安定
ウリであるUAC2.0モードでUSB DACとして接続すると
再生サンプリングレートに正しく同期しなくて再生スピードが狂う
アンバランスのDual DACモードやバランス接続時にたまにモノラルになる

UAC1.0モードかBluetoothで且つアンバランスシングルモードなら安定してるが
早く修正ファームが来てほしい
安定さえすればBTR5やUP4やQudelixより良いかも
Bluetoothの受信感度自体は良好

サイズ比較
左からUP5、UP4、BTR5、BTR3K、Qudelix、W3
SHANLING_UP5_16.jpg



[#9]
>>#8
アップデート来たらしいけど
iPhoneとUSB接続した時の音質がどんな感じか気になる



[#10]
>>#9
UP5はUP4までよりメリハリがあるシャキッとした音で自分は気に入った
同社のDAPでDAC構成が同じM3Xも持ってるけど傾向は似てると思う

FiiOのLT-LT1を使えばiPhone12 Pro Maxとカメラアダプタ無しに直結出来る事を確認
Amazon Music HDからも192/24で認識してハイレゾ再生可能
プレイヤーからの給電無効有効も管理アプリを使わずに本体のみで切り替え可能

最新ファームの1.5.6でも楽曲のサンプリングレートに同期せず
速度が狂う症状はたまに出るが前よりはかなりマシになった



[#11]
新たに出たup5が高評価の様ではありますが
正直iOS AAC勢でアンバランスメインの場合はup4で十分でしょうかね?



[#12]
>>#11
コーデックは重要だけどDACやその他回路の方がもっと重要
UP5はこの手の小型レシーバーの中ではトップクラスの音質に仕上がってると思うけど
まだ動作不安定なので製品としての完成度という見方だとまだBTR5の方が上かな

まぁ今から買うならBTR5かUP5のどっちかで良いと思う
UP4はディスプレイも無く操作性で両者に劣るから個人的にはオススメしないな

自分は上の機種全てとXHA-9000も持ってるけど
これと比べるなら好みは別にして進歩を感じられる位の違いはある



[#13]
現状、重さや大きさを気にしないって人ならUP5が最適よね
軽さを重視する人はqudelixが安定と思う



[#14]
BTR5を持っていてUP5が欲しいけど、Youtube視聴なんかでのUP5の遅延はどう?



[#15]
>>#14
UP5でYouTube見たら遅延はほとんどなかった
ただ音楽アプリから移動すると数秒聞こえなくなってノイズが入って
その後は普通に聞こえるって感じかな



[#16]
UP5届いた。BTR5についてるようなプラケース欲しいな。
この大きさで2.5/4.4mm両方使えるのは便利。



[#17]
UP5はUSB DACモードでサンプリングレートを正しく認識しない不具合が治れば
最有力候補になれる



[#18]
今日UP5着弾した
全ての面でUP4からアップグレードしてる
大変満足



[#19]
色々試してきたが
スマホにUP5にサブスクで満足出来そうだ



[#20]
UP5買ってファームをアップデートした
LDACでしかつないでないけど
M3Xに有線で接続するのと比べられるレベルであることに驚く



[#21]
M3XのBluetoothと同じレベル?



[#22]
>>#21
接続性の話なら似たようなもののような気がする
どっちも特に問題ない



[#23]
その他、UP5関連のメモ
初期のファームはバグがひどくて使えないし音もひどい
現状ではファームのアップデートはPC使わないとできない
アプデするとかなり音がよくなる

日本円で二万円くらい、コスパはかなりいいと思う
専用ケースが付いてくるのが地味に有能
日本で正式発売されるのは8月頃ってウワサ

UP5買う前はこんなん使うくらいならDAP直挿しでいいじゃんって思ってたけど
買った後はDAPに挿すくらいならUP5でいいじゃんってなった
思いのほか軽快で使いやすかった、UP4とかよりは重いらしいが



[#24]
UP5の日本発売についてはShanling JPがで出すって言ってるから出るよそのうち。





Qualcomm QCC5120のBluetoothチップ採用、32bit/384kHz&DSD256に対応するXMOS XUF208のUSBコントローラー採用、ESS Sabre ES9219CのDACを2基搭載、PCM/DSDデコード時の精度とパフォーマンスを向上させるFPGA & KDS水晶振動子を採用、シングル出力でもDAC×2基で駆動できるDual DACモード、MQAサポート、NFC対応、2.5mm/4.4mmバランス出力対応、0,96インチのOLEDディスプレイ搭載、一つで一通りの操作を行えるマルチファンクションホイール、などが特徴。付属品はUSBケーブル・USB変換アダプター・レザーケース。

各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。初期状態だと動作が不安定で音も微妙だがアップデートで改善される(ただし現状ではまだ改善の余地あり)、音はパワフルかつメリハリがあってFiiOの「BTR5」(AA)より好印象&LDAC接続なら同社DAPの有線接続に引けを取らないかも、このスペックで4.4mmバランス出力もあるのは人によって決め手にもなる、サブスクのハイレゾ再生で使うのも満足、接続の安定性は良好、サイズ・重量を許容できるなら最有力候補になり得る、先代のUP4と比べて全体的にアップグレードしている、といった内容。

名が挙がっていた競合機と比べて一回り大きく重量もあるので携帯性を重視する人には選択外になると思いますが、そこを許容できるなら現存するBluetoothレシーバーの中では一番手となりそうな印象。また、過去の製品から考えてファームウェアのアップデートは随時ある可能性が高いので、指摘されていた点もそのうち改善されるのではないかと。この時点でも評価の高さがうかがえるので後は日本でも発売されるかが要点・・・どうやら公式SNSにて期待できそうなコメントをしているようですから検討している人は待つのもありでしょう。




SHANLING
売り上げランキング:139