ROCCATのワイヤレスゲーミングマウス『Pure Air』の分解レポート ~軽量と電池寿命はトレードオフ

2023年11月に発売されるROCCATのマウス「Pure Air」。
Kone Pure系の新型で同社の現ラインナップでは一番軽い約54gのソリッドシェルや26K Owl-Eyeセンサー&光学スイッチを特徴とするワイヤレスゲーミングマウス。日本でも発売されるとの報道が本日あったばかりですが、分解を試みたレポートが早くも公開されていたので参考に見てみます。
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(via quasarzone)
主要パーツや各部の詳細を見ていくと、26K Owl-Eyeセンサーは特にアレンジしたものでもないPixArt PAW3395。TITANオプティカルスイッチは側面にROCCATのロゴが入ったKailh製。SoCはPixArt PAR2862QC。バッテリー容量は250mAh。メインボタンのテンショニングシステムは金具が設けられている形。筐体は一見どこも穴が開けられていないソリッドシェルだけれども裏面のラベル部は肉抜きの加工がされている模様。実重量は公称どおり約54g。
昨今のワイヤレスゲーミングマウスで最大43時間(2.4GHz接続)の電池寿命は短い方ですが、バッテリー容量を見てその点も納得。250mAhは今まで見てきた中でも最少レベルで、軽量を実現するためにバッテリーは必要最低限にした形でしょうか。短いスパンの充電が苦にならないなら欠点になるほどの問題でもないでしょう。ただし仮に後から4KHz/8KHz対応版を出してくるならこのままだと厳しいので容量を増やす=重量が増える形になると思います。
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