ROCCATの15ボタン搭載ゲーミングマウス『Kone XP』の分解・実重量レポート ~ホイールの作りに注目

2022年4月に発売されるROCCATのマウス「Kone XP」。
5サイドボタンやチルトホイールなど計15ボタン搭載や22個のRGB LEDと8個のライトガイドでトップカバー全体が発光する3Dライティングを特徴としているゲーミングマウス。分解を試みたレポートが投稿されていたので参考に見てみます。
ROCCAT 『Kone XP』 画像など ~奇抜に光るトップカバーと15ボタン搭載を特徴とするゲーミングマウス
https://watchmono.com/e/roccat-kone-xp-gallery










(via weistang/wstx)
主要パーツや各部の詳細を見ていくと、PixArt PMW3370ベースと公言していたROCCAT Owl-Eye 19KオプティカルセンサーはPAW3371の型番で、Kone Pro Airなどで使われているものと同じ。メインクリックのマイクロスイッチはオリジナルの光学式で、これも以下同文。その他のマイクロスイッチはすべてTTC製。MCUは過去の有線モデルでも使われていたHOLTEK社のHT32F52352。実重量は約100gの結果で計量環境や誤差を考慮するとほぼ公称どおりと見ていいかと。
軽量をウリにしているゲーミングマウスではないので筐体の特殊な加工は見られませんが、それよりも今回驚いたのはホイール関連の作り。チルト用に普通のマイクロスイッチがそのまま使われているのは見た事がありませんし、ホイールに備わるスプリングも今まで見た事がない使われ方。また、サイドスカート下のボタンにも普通のマイクロスイッチが使われている。ここまで入念にパーツを使いまくっているのを見ると約100gの重量はむしろ頑張って抑えている印象。各部の使用感が気になりますね。
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