ROCCATの軽量ワイヤレスゲーミングマウス『Kone Pro Air』の分解レポート

2021年6月に発売されるROCCATのマウス「Kone Pro Air」。
同社の製品では初となる軽量ワイヤレスゲーミングマウスで、Koneシリーズでも今までのものとは姿形が異なる新型モデル。海外でも発売はまだされていない状況ですが、分解を試みたレポートが早くも投稿されていたので見てみます。
ROCCAT 『Kone Pro Air』 画像など ~同社初となる約75gの軽量ワイヤレスゲーミングマウス
https://watchmono.com/e/roccat-kone-pure-pro-air-gallery









(via weistang)
主要パーツから触れていくとPixArt PMW3370がベースだと公言していたセンサーはPAW3371の型番になっているもの。メインクリックのマイクロスイッチはオリジナルの光学式。サイドボタン・中央ボタンのマイクロスイッチやホイールエンコーダーはTTC製。無線用のSoCは各社のワイヤレスゲーミングマウスでお馴染みのnRF52840。バッテリーは公称どおり容量450mAh。また、トップカバーは半透明かつ内部がハニカム構造、ボトムカバーは非常に薄くて軽量化に徹底したボディになっているとのこと。
ちょっと驚いたのは各部が極限まで削られているような作りになっているのにホイールやサイドのマイクロスイッチをガードするようなパーツが設けられていて、軽くても必要十分な強度は確保していそうな印象。メインクリックのマイクロスイッチは「Burst Pro」(AA)と変わらないのでクリック感の評価はまた賛否両論になりそうですが、設置が縦向きではなく横向きになっているのはゲーミングマウスだと珍しいかも(調べるとHyperXやSteelSeriesの製品で該当するものがあり)。横向きの設置がそのクリック感に変化を及ぼしている可能性はもしかしたらあるかもしれません。
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