東プレのワイヤレス静電容量無接点キーボード『REALFORCE R3 (R3HC11)』、アップデートで電源ボタンやスリープが改善される

2021年10月に発売された東プレのキーボード「REALFORCE R3」。
ワイヤレス対応のハイブリッドモデルも新たに登場したシリーズ第3世代の静電容量無接点キーボード。自分も先日レビューして電源ボタンやスリープの仕様は欠点になるかもと記しましたが、その部分がアップデートで改善されたようです。
東プレのワイヤレスになった静電容量無接点キーボード『REALFORCE R3 (R3HC11)』を使ってみた [PR]
https://watchmono.com/e/realforce-r3-r3hc11-review

アップデートに関しては先日に公式サイトで公開され、サポートのページから対象のファームウェアをダウンロードしてそれをソフトウェア経由で適用する流れ。レビューで触れたとおりハイブリッドモデルはワイヤレスだとソフトウェアが使えず、ソフトウェアもファームウェアは手動での更新ですから気づいてない人が一定数いるのではないかと。

ファームウェアの更新はまずソフトウェアのトップ画面で左下に表示されるデバイス欄の更新マークを押す。

更新マークを押すとデータを選択する画面が表示されるので、ダウンロードした最新のデータを選択してアップデートのボタンを押す。

後は完了するまで待てば終わり。手順は簡単ですけど手動なので更新を見逃してしまう事がありそうなのはちょっと厄介ですかね。自分も今日気づいたので。

今回のアップデートで変更された一つは電源オンの操作が長押しから短押しになった事。実際に試してみると確かに短くなっていて、短押しというよりもワンプッシュでオンになる速さ。長押しは地味にストレスを感じる点でしたから改善されたと言っていいでしょう。

もう一つはスリープの動作が選択できるエコーモードを無効にできる事。説明どおりFn+F11キーで無効を選択すると4つのLEDインジケーターが赤になって適用されました。ここが改善点になるかは人によるかもしれません、スリープを無効にする=電源入れっぱなしになるのでバッテリーの消費は早いでしょうし。でもこのスリープも地味にストレスを感じる点でしたから、バッテリーをトレードオフにしてでも無効にする価値はありますね。今回のアップデートは要望に割と早く対応した形なので好感が持てますし、個人的にはこれで欠点がなくなったとも思います。