Razerの小型/軽量ワイヤレスゲーミングマウス『Razer Orochi V2』の分解・実重量レポート

海外で発売されているRazerのマウス「Razer Orochi V2」。
モバイルの用途も想定したOrochiシリーズの最新モデルとなる小型/軽量ワイヤレスゲーミングマウス。製品情報では重量など曖昧にされている部分もありましたが、分解と実重量のレポートが早くも投稿されていたので見てみます。
Razer 『Razer Orochi V2』 画像など ~モデルチェンジされた小型/軽量ワイヤレスゲーミングマウス
https://watchmono.com/e/razer-orochi-v2-gallery









(via weistang/wstx)
主要パーツや各部の詳細を見ていくとセンサーはPAW3369。マイクロスイッチはRazer用にカスタムされたKailh製。無線用のSoCはnRF52840。ボディは軽量化のための特殊な加工は見られずPCBも薄型とかではなく標準的なタイプ、ホイールは3本スポークの軽量設計になっている模様。実重量に関しては電池無しの状態が約57.2g、付属の単三電池込みだと約72.1g、一般的な単四電池込みだと約68.7g、という結果に。
センサーのPAW3369は「Razer Basilisk X HyperSpeed」「Razer Naga X」(AA)でも使われていたRazerのミドルレンジクラスでお馴染み。でもスイッチ部がグリーンになっているKailh製のマイクロスイッチは何気に初めて見るものかも。無線用のSoCは同社のハイエンドクラスでも使われているものですから既存のワイヤレスモデルと同等の接続性が期待できるかと。
実重量は付属の単三電池込みで約72gなら軽い方だと思いますし、スペーサーを使わず単四電池も使用できるのは今まで見た事がないので新要素と言えば新要素。でも電池ユニットの部分を見ると2種の乾電池に対応するためのパーツが重量を加算しているようにも見えるので、1種にしておけば単三電池でも70gを切っていたんじゃないかなーとも思ったりします。
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