RazerのMMOゲーミングマウス『Razer Naga X』の分解レポート

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海外で見かけたRazerのマウス「Razer Naga X」。
Razer Naga Pro」より下位のグレードとなるMMOゲーミングマウスで、ボタン数やギミックは省かれたもののシリーズ最軽量の85gを実現しているモデル。分解を実践して中身を確認したレポートが早くも投稿されていたので見てみます。

Razer、シリーズ最軽量となる16ボタン搭載で重量85gのMMOゲーミングマウス『Razer Naga X』
https://watchmono.com/e/razer-naga-x





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(via inwaishe)

主要パーツや各部の詳細を見ていくとセンサーはPAW3369。マイクロスイッチは公称どおり上位クラスでも使われている第2世代のオリジナル。ホイールエンコーダーはKailh製。中央ボタンはマイクロスイッチではなくタクトスイッチを使用。12個のサイドボタンはTTC製で過去の製品と同じ作り。また、軽量化に関してはインナーパーツの露骨な肉抜きはされておらず、薄いシェルやPCBの採用で実現しているのではないかとのこと。

センサーのPAW3369は「Razer Basilisk X HyperSpeed」「Razer Pro Click」(AA)でも使われていたミドルレンジ級。同じPAW3369でもそれらより解像度が高い(16000DPI→18000DPI)のはソフトウェア補正なのか別の理由なのか現時点では不明。MMO向けなのでViperみたいなFPS向けに比べてセンサーをシビアに見る人も少ないでしょうから、これでも十分ではないかと。それと今回ざっと見てこれをベースにしたワイヤレスモデルも可能なんじゃないかなと思ったりもします。

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