Razerのワイヤレスゲーミングマウス『Naga V2 Pro』の分解レポート ~重くて当然の盛りに盛った作り

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2022年11月に発売されたRazerのマウス「Naga V2 Pro」。
MMO向けのゲーミングマウスとして名高いNagaシリーズ最新のワイヤレスモデル。より高性能・多機能になった一方で重量は先代より重いという一長一短がはっきりしたものですが、分解を試みたレポートが投稿されていたので参考に見てみます。

Razer、超高性能のHyperScroll Proホイールを搭載したMMO向けのワイヤレスゲーミングマウス『Naga V2 Pro』
https://watchmono.com/e/razer-naga-v2-pro





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(via quasarzone)

主要パーツや各部の詳細を見ていくと、Focus Pro 30KオプティカルセンサーはPAW3950DM-T5QUの型番。第3世代オプティカルマウススイッチはグレーのカバーでRAZERの刻印が入ったもの。その他のマイクロスイッチやタクトスイッチはTTC製・Kailh製。無線用の2.4GHz SoCはnRF52840。バッテリーの容量は1,000mAh。今作が初出のHyperScroll Proホイールはディスクホイールと表現したくなるような重厚な作り。また、実重量はサイドプレートによって異なり、12ボタンが133g台、6ボタンが130g台、2ボタンが128g台、という結果に。

内部のパーツを見て(そりゃ重くて当然だわ・・・)とまず思ったのはバッテリー。最近のワイヤレスゲーミングマウスは軽量のために容量を300-500mAhに抑えているのが主流で、軽量に該当しない同社の「Basilisk V3 Pro」でも600mAhなのにこれは1,000mAhも積んでいる。それとバッテリーのカバーも最近はスポンジを載せているだけのものが多いのに、これはガッチリとしたハードカバーを使っている。ハナから軽量を意識していないどころか重量を度外視して盛りに盛った作りになっている印象でしょうか。その重量を許容できるなら盛り盛りの機能面が大きな魅力になるでしょうね。

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