Razerの廉価版ワイヤレスゲーミングマウス 『DeathAdder V2 X Hyperspeed』の分解・実重量レポート

海外で発売されているRazerのマウス「DeathAdder V2 X HyperSpeed」。
「DeathAdder V2 Pro」の廉価版となるワイヤレスゲーミングマウス。名目上だと主要パーツは「Orochi V2」と同じものですが、スペックの数値が違うのは気になっていたところ。分解を試みたレポートが投稿されていたの見てみます。
Razer 『DeathAdder V2 X Hyperspeed』 画像など ~廉価となる乾電池使用のワイヤレスゲーミングマウス
https://watchmono.com/e/razer-deathadder-v2-x-hyperspeed-gallery











(via weistang)
主要パーツや各部の詳細を見ていくとセンサーはPAW3319。マイクロスイッチはRazer用にカスタムされたKailh製。無線用のSoCはnRF52840。ホイールエンコーダーはTTC製。ホイールは3本スポークの軽量設計。筐体の内部は有線モデルやProモデルみたいな軽量化を目的とした特殊な加工はされておらず。実重量は電池なしの状態で約77g、単三電池の追加で約100g、単四電池の追加で約89g、という結果に(※使用する電池によって微差あり)。
センサーはOrochi V2もRazer 5Gオプティカルセンサーを採用していましたが、Orochi V2はPAW3369の型番だったので違うものを使っている事に。解像度・トラッキング速度・最大加速度の数値は下がっていますし、型番の数字から考えてもダウングレードしたものなのかも。重量に関しては単四電池ならProモデルとほとんど変わらない重さになる模様。あと、単三電池だと重心が少し偏るというコメントも見かけましたから、単四電池を前提に考えておいた方がいいかもしれません。
Razer DeathAdder V2 X HyperSpeed ゲーミングマウス
posted on 2021.11.04
Razer(レイザー)
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