Razerの小型/軽量ゲーミングマウス『Razer DeathAdder V2 Mini』の分解レポート

海外で発売されているRazerのマウス「Razer DeathAdder V2 Mini」。
「Razer DeathAdder V2」の小型化と軽量化を実現している新作のゲーミングマウス。今のところグローバルサイトに製品情報は掲載されておらず中国先行リリースの形になっていますが、分解のレポートが早くも投稿されていたので見てみます。
Razer、定番ゲーミングマウスの小型モデル『Razer DeathAdder V2 Mini』
https://watchmono.com/e/razer-deathadder-v2-mini









(via weistang)
主要パーツや各部の詳細を見ていくとセンサーはPixart PAW3359。メインクリックのマイクロスイッチは”RAZER”ロゴのみが刻まれたもの。サイドボタンのマイクロスイッチは白スイッチのCF(ChangFeng)製。ホイールエンコーダーはTTC製。MCUはNXP製のLPC11U35。また筐体の内部はDeathAdder V2と同じく特殊な肉抜きの加工がされている模様。
主要パーツに関してはセンサーとサイドボタンのマイクロスイッチとMCUが「Razer Viper Mini」(AA)と共通。メインクリックのマイクロスイッチは耐久性7000万回となっているのでDeathAdder V2と同じものではないかと。ホイールエンコーダーはViper MiniともDeathAdder V2とも違うものなので、ホイールの使用感に多少の違いがあるかも。
また、Synapseの設定画面も公開されていたので参考にすると、DPI調整は200-8500の範囲で感度ステージの数は5つ。較正はマウスパッド表面較正で同社製品のプリセットを選択するとサーフェスディスタンスが1-10で調整可能。ただしその数値を最低にしてもLODは結構長いとのことなので、そこはViper Miniなみと考えておいた方がいいかもしれません。
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