Razerのワイヤレスゲーミングマウス『Basilisk V3 X HyperSpeed』の分解レポート ~色々と残念なものだと改めて思う

2023年5月に発売されたRazerのマウス「Basilisk V3 X HyperSpeed」。
「Basilisk X HyperSpeed」の後継機であり「Basilisk V3 Pro」の廉価版となるワイヤレスゲーミングマウス。先代にはなかったマルチファンクショントリガーボタン搭載が主な特徴と言えるモデルですが、分解を試みたレポートが公開されていたので参考に見てみます。
【関連記事】Razer、日本発売が決まった第3世代・廉価版のワイヤレスゲーミングマウス『Basilisk V3 X HyperSpeed』







(via quasarzone)
主要パーツや各部の詳細を見ていくと、センサーはPixArt PAW3369。メインボタンのマイクロスイッチはRazerではなくKailhのロゴが入った第2世代(=旧世代)。メインボタンのマイクロスイッチはCF(ChangFeng)製。ホイールボタンはタクトスイッチを使用。ホイールエンコーダーはTTC製。SoCはNordic 52840。シェルの内部は軽量化の加工は特にされておらず普通と言える作り。実重量は電池なしで約108gの結果。
センサーは4年近く前に出た先代と同じもの。マイクロスイッチ・ソール・マルチファンクショントリガーボタン・ホイールLEDは先代と比べてプラス要素と言えるけれども、重量は先代より電池一つ分くらい重くなっていますから確実にマイナス要素。最初見た時から微妙な印象でしたが詳細を見ると最近のRazerらしくない残念なものになっていると改めて思ったり。この内容で価格が12,000円弱ではやっぱり厳しいとも思います。