QCY 『QCY T18 MeloBuds』 レビューチェック ~低価格帯でSnapdragon Soundに対応した完全ワイヤレスイヤホン

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海外/国内で発売されているQCYのイヤホン「QCY T18 MeloBuds」。
低価格帯の製品でありながらQualcomm QCC3050のBluetoothチップ採用やSnapdragon Sound対応を特徴としている完全ワイヤレスイヤホン。日本でも安い時は4,000円を切って販売されていたようですが、ちょっとチェックしてみます。

QCY T18 MeloBuds Truly Wireless Earbuds – QCY Official Site
https://www.qcy.com/products/qcy-t18-melobuds-truly-wireless-earbuds



画像


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(via zhihu)

製品仕様


通信方式:Bluetooth 5.2
プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP
コーデック:aptX Adaptive/AAC/SBC
連続再生時間:約7時間
連続通話時間:約4.5時間
充電時間:15分充電で3時間再生可能
ドライバー:10mm径ダイナミック型
感度:106 dB/mW
インピーダンス:32Ω
再生周波数帯域:20 - 20,000Hz
インターフェイス:USB Type-C
重量:4.69g(イヤホン)/42g(ケース)


各所の反応


[#1]
QCY T18がクーポンで4000円切っていたのでポチった。
Snapdragon Sound対応で最安値だからちょっと期待している。



[#2]
QCY T18の登場で低価格帯の勢力図がガラっと変わりそう。
QCC3050にDDドライバー1基で電池とアンテナ付けただけのようなシンプルさもいい。



[#3]
QCY T18は96kHz/24bit対応だと最安で音も意外に良い。
ドライバーのおかげか。



[#4]
QCY T18が来たのでイヤピだけ好みのに変えて軽く試聴。
Bluetooth設定の方ではaptX Adaptiveで96kHz設定の項目があるのを確認した。
最初は開発者モードで確認すると勝手に48kHzに戻ってるので不具合あるかもと思ったけど
ファームウェアをアップデートしたら正常にaptX Adaptive 96kHz/24bitで動作した。
4000円以下のTWSでは化け物クラス。
QCC3050採用機が増えたらこの価格帯は全部こうなるのかと思うといい意味でビビる。



[#5]
>>#4
3台以上ペアリングすると少し異常あるみたいだけど、どんな感じ?
3台目を登録しようとすると2番目のが入れ替わるという謎仕様だったはず。



[#6]
>>#5
うちに3台デバイス無いので検証できないんだけど
ファームウェアのアップデートでなんか変わってるのかも。
中国語わからないのでaptXの向上くらいしか読めなかった。



[#7]
QCY T18はiPad ProでAAC接続だとたまにプツプツ切れる。
aptX Adaptive接続が前提なのかもしれん。
AAC接続なら他の機種がいいと思う。



[#8]
QCY T18をiPad Proと繋いでMora Playerで再生してみたが
俺の耳だとXperiaでaptX Adaptive 96kHz/24bitも
iPad ProでAACも音に差を感じられなかった
どちらも十分な音は鳴る



[#9]
>>#8
T18興味あるんだけどデフォだとTWS側で音量調整出来ないよね?
アプリのタッチ操作変更で音量出来るようにする事は可能?



[#10]
>>#9
T18はアプリで左右別々で1タッチ・2タッチ・3タッチを以下で割り当てできる。
音量・再生/一時停止・曲戻し・曲送り・ゲームモード・音声アシスタント

1タッチ無効もできるね。
Androidアプリ版は独立音量になってる。
独立音量の現在値がわからないのでアバウトな印象。



[#11]
QCY T18、4000円を切っていたので買った。アプリは優秀で安定感ある。
QCC3050採用でマルチポイント対応で安いけど、ANCも外音取込みもない割り切った機種だよ。





Qualcomm QCC3050のBluetoothチップ採用、Snapdragon Sound対応(96kHz/24bitのaptX Adaptiveコーデックや音声通話用のaptX Voiceに対応)、グラフェン振動板を採用した10mm径ダイナミックドライバー、タッチコントロール搭載、マルチポイント対応、最大30時間再生を可能とするバッテリーケース、EQ調整やタッチコントロールのカスタマイズができるスマートフォンアプリ・QCY APP対応、などが特徴。

各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。Snapdragon Sound対応の端末で確認すると96kHz/24bitのaptX Adaptiveでちゃんと接続した(初期状態は不具合があったがアップデートで改善した)、AACでも割と良い音だが接続の安定性がやや微妙なのでaptX Adaptiveで使うのが前提な感もある、タッチコントロールはアプリのカスタマイズで音量調整が設定可能、アプリは優秀と言える出来、といった内容。

また、ブログでレビューしている人(spkNote)もいましたが、音はドンシャリだが低音は強すぎず良い感じで音場は広めでこの価格帯なら上出来、音質や遮音性はイヤーピースを別途のものに交換する事で向上しそう、ケースからの取り出しから装着まで使い勝手も非常に良い、タッチコントロールの感度は良好でカスタマイズすれば操作の不満もなし、とのこと。

Snapdragon Sound対応の完全ワイヤレスイヤホンは自分の知る限りで日本だと、EDIFIERの「NeoBuds S」(AA)やNoble Audioの「FALCON ANC」(AA)など価格帯が一つも二つも上のクラスでいくつか見かける状況。Bluetoothチップも違えば性能・機能も違うのでそれらが比較対象になる事はまずないと思いますが、その状況を考えるとこちらはお試し用として恰好の存在ではないかと。ただ、端末側もSnapdragon Sound対応の機種がまだ少ないので、そちらの方が問題だと言えるかもしれませんね。




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