2022年4月に発売されたマウス・キーボードをまとめてみた ~SteelSeries Aerox 9 Wirelessなど

新型やリニューアル版それにマイナーチェンジも加えると月単位でもそれなりの数が発売されているマウスとキーボード。それらをすべて取り上げるのはちょっと無理ですが、個人的に注目している新製品もしくはマウスパッドやキーキャップセットなどの関連製品をざっとピックアップしてみます。今月取り上げるのは計18製品です。
2022年3月に発売されたマウス・キーボードをまとめてみた ~Razer Huntsman Mini Analogなど
https://watchmono.com/e/mouse-keyboard-release-2022-03

マウスその1、SteelSeriesの「Aerox 9 Wireless」。
約89gの多孔シェルで12個のサイドボタンやチルトホイールなど計18ボタンを搭載したAeroxシリーズのワイヤレスゲーミングマウス。MMO/MOBA向けと言えるこのタイプは100gを切るものすら存在していませんでしたから、これは色々な面で期待の新星です。
SteelSeries、約89gの多孔シェルで計18ボタンを搭載したワイヤレスゲーミングマウス『Aerox 9 Wireless』
https://watchmono.com/e/steelseries-aerox-9-wireless

マウスその2、SteelSeriesの「Aerox 5 Wireless」。
上記の同シリーズのワイヤレスゲーミングマウスで、こちらは約74gの多孔シェルでクイックアクションサイドボタンなど計9ボタンを搭載したモデル。クイックアクションサイドボタンはRival 5で好評を得ていましたからそのユーザーは手を出すでしょうね。
SteelSeries、約74gの多孔シェルでクイックアクションサイドボタンを搭載したワイヤレスゲーミングマウス『Aerox 5 Wireless』
https://watchmono.com/e/steelseries-aerox-5-wireless

マウスその3、SteelSeriesの「Aerox 5」。
上記の有線モデルとなるゲーミングマウスで、重量はさらに軽い約66g。普通なら注目はワイヤレスモデルに集中しそうですけど、SteelSeriesの場合は有線/無線の価格差が結構開いているのでそうとは言えず。でも今どき有線モデルで10,000円超は敷居の高さが否めないでしょうか。
SteelSeries、クイックアクションサイドボタンを搭載した約66gの軽量ゲーミングマウス『Aerox 5』
https://watchmono.com/e/steelseries-aerox-5

マウスその4、Fnaticの「Bolt」。
今やゲーミングデバイスのメーカーとしても周知されているFnaticが初めて手がけたワイヤレスゲーミングマウス。穴を開けずに67~69gの軽量ボディで基本スペックは申し分ない内容。日本リリースを待てず海外から取り寄せた人が結構いたようです。
Bolt Gaming Mouse - Fnatic
https://fnatic.com/gear/bolt-wireless-gaming-mouse
FnaticGear BOLT ワイヤレスゲーミングマウス
posted on 2022.04.29
フナティックギア(Fnatic Gear)
売り上げランキング:119
売り上げランキング:119

マウスその5、Pulsarの「Xlite V2 Wireless」。
この1年くらいで一気に知名度を上げたPulsarが第2世代モデルとなる軽量ワイヤレスゲーミングマウスをリリース。先代がかなり好評を得ていた印象で、そのユーザーは間違いなく買い替えていそう。今作は最初からレッドも用意されているようです(先代は後から追加の限定品だった)。
Xlite V2 Wireless Gaming Mouse – Pulsar Gaming Gears Japan
https://pulsargg.jp/products/xlite-v2-wireless-gaming-mouse
Pulsar Gaming Gears Xlite V2 Wireless ゲーミングマウス
posted on 2022.04.29
Pulsar Gaming Gears
売り上げランキング:-
売り上げランキング:-

マウスその6、ROCCATの「Kone XP」。
5個のサイドボタンやチルトホイールなど計15ボタン搭載やトップカバー全体が発光する3Dライティングを特徴としているゲーミングマウス。先日取り上げた分解レポートでボタンに使われているスイッチがすべてマイクロスイッチだったのは正直驚きでしたね。
ROCCATの15ボタン搭載ゲーミングマウス『Kone XP』の分解・実重量レポート ~ホイールの作りに注目
https://watchmono.com/e/roccat-kone-xp-bunkai

マウスその7、HyperXの「Pulsefire Haste Wireless」。
約59gの軽量ボディを特徴としていたゲーミングマウスをわずか2gの増加=約61gで無線化を実現したワイヤレスモデル。欲を言えばセンサーはもう一つ上にしてほしかったところ、でも8,000円台の実売価格は今回取り上げている中だと割安な方で、今後の値動き次第では良きミドルレンジクラスの立ち位置になるかも。
HyperX Pulsefire Haste ワイヤレスゲーミングマウス
posted on 2022.04.28
ハイパーエックス(HyperX)
売り上げランキング:45
売り上げランキング:45

マウスその8、DELUXの「M820」。
PixArt PAW3335センサー&Kailh GM 8.0スイッチ採用で80g前後の実重量やトップカバー交換可能(2種)のギミックも特徴とするワイヤレスゲーミングマウス。日本での取り扱いは今のところAmazonでしか見かけませんが、現在5,000円を切っているので内容的に結構割安なモデルです。
DELUX、Orochi V2クローンと言えるPAW3335/Kailh GM 8.0採用のワイヤレスゲーミングマウス『M820』
https://watchmono.com/e/delux-m820

キーボードその1、CORSAIRの「K70 RGB PRO」。
ポーリングレート:8000Hz対応を主な特徴としているフルサイズのゲーミングメカニカルキーボード。定番のK70シリーズというだけあって性能・機能・品質の面で高い基準を満たしている印象の一品。ただ後述のテンキーレスモデルと違って光学スイッチ版は用意されておらず、後から追加されるのではないかと。
CORSAIR、フルサイズも登場した8000Hz対応のゲーミングメカニカルキーボード『K70 RGB PRO』
https://watchmono.com/e/corsair-k70-rgb-pro

キーボードその2、CORSAIRの「K70 RGB TKL CHAMPION OPX」。
2021年4月に発売されたテンキーレスのゲーミングメカニカルキーボードに”CORSAIR OPX”なる独自の光学メカニカルスイッチを採用したモデル。そのスイッチはおそらくCHERRY製で最上位のK100 RGBにしか採用されていませんでしたから、価値を高めるものだと思います。
CORSAIR、独自の光学スイッチを採用したテンキーレスのゲーミングメカニカルキーボード『K70 RGB TKL CHAMPION OPX』
https://watchmono.com/e/corsair-k70-rgb-tkl-champion-opx
CORSAIR K70 RGB TKL CHAMPION OPX ゲーミングキーボード
posted on 2022.04.29
CORSAIR
売り上げランキング:69
売り上げランキング:69

キーボードその3、HyperXの「Alloy Origins 65」。
65%レイアウトのコンパクトサイズになっているゲーミングメカニカルキーボード。65%レイアウトとしてはスタンダードと言える作りで、良く言えばケチをつけるところがない、悪く言えば特筆するような点はない、そんな感じのモデル。時間が経てば60%レイアウトのモデルみたいに安くなるかも。
HyperX、製品が出回りだした65%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード『Alloy Origins 65』
https://watchmono.com/e/hyperx-alloy-origins-65
HyperX Alloy Origins 65 メカニカルゲーミングキーボード
posted on 2022.04.29
ハイパーエックス(HyperX)
売り上げランキング:159
売り上げランキング:159

キーボードその4、HyperXの「Alloy Origins 60 (Pink)」。
後から追加されたカラーバリエーションモデルとなる60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード。60%レイアウトは他社の製品だとカラバリはせいぜいホワイトがあるくらいですが、これはレイアウトとか関係なく業界全体で見ても珍しいカラーリングではないかと。
HyperX、前代未聞のピンク×ホワイトになっている60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード『Alloy Origins 60 (Pink)』
https://watchmono.com/e/hyperx-alloy-origins-60-pink
HyperX Alloy Origins 60 ピンク メカニカルゲーミングキーボード
posted on 2022.04.29
ハイパーエックス(HyperX)
売り上げランキング:-
売り上げランキング:-

(via AKIBA PC Hotline!)
キーボードその5、HyperXの「Alloy MKW100」。
自分の知る限りでは数年前に中華圏で出回っていたフルサイズのゲーミングメカニカルキーボードをリネームした形のモデル。なので新製品でも新型とは言えないであろうものですが、発売開始から8,000円台という価格は正直言って安い。下手なメンブレンを買うよりはいいかもしれません。
HyperX、8,000円台で販売スタートしたフルサイズのゲーミングメカニカルキーボード『Alloy MKW100』
https://watchmono.com/e/hyperx-alloy-mkw100

(via twitter)
テンキーパッド、ARCHISSの「Maestro NPad」。
同社の製品で最上級となるMaestroシリーズから登場したメカニカルテンキーパッド。面白い事にそのMaestroシリーズはフルサイズor特殊フルサイズのメカニカルキーボードしか出ていないのでシリーズ内で組み合わせるような事はできませんが、一つの高級テンキーパッドとして見るべきものなのかも。
Maestro NPad - ARCHISS メカニカルテンキーパッド- 株式会社アーキサイト
https://archisite.co.jp/products/archiss/maestro/npad/

デバイスその1、Elgatoの「Stream Deck MK.2 White」。
ストリーマーの定番アイテムと化している液晶キーパッドのカラーバリエーションモデル。ここの製品はこれまでブラックのカラーばかりでしたし、ストリーマーの中にはデスクをホワイトで統一させている人もいますから、要望に応じて出してきたカラバリという感じですかね。
Stream Deck | elgato.com
https://www.elgato.com/ja/stream-deck-mk2

デバイスその2、Elgatoの「Stream Deck Pedal」。
10年以上前から普及しそうで普及せずに一部の製品だけが細々と生き残っていたPC用のフットペダルですが、ストリーマー向けの製品で飛躍したElgatoがその新製品をリリース。ニッチなうえに現存しているのは古いものばかりでしたから、この手のデバイスはこの一択になると思います。
Stream Deck Pedal | elgato.com
https://www.elgato.com/ja/stream-deck-pedal

マウスパッド、HyperXの「Pulsefire Mat」。
HyperXがHPの傘下に入ってからおそらく初めて出すゲーミングマウスパッドで、布製の4サイズとRGBモデルの計5ラインナップが登場。いずれも表面はブラック一色のシンプルなタイプですが、裏面はレッド×ブラックの派手なラバーベースになっていてそこは個性的と言えば個性的。
Pulsefire Mat – Gaming Mouse Pad | HyperX
https://hyperx.com/products/hyperx-pulsefire-mat-gaming-mouse-pad-2xl

リストレスト(パームレスト)、HyperXの「HyperX Wrist Rest」。
クッション材として冷感ジェルを使用している計3サイズのリストレスト。ちょっと面白いと思ったのはそのサイズでテンキーレス用と60~65%レイアウト用、そしてマウス用があり。ゲーミングデバイスメーカーのリストレストは各社が出していますがキーボード用は数多くあってもマウス用は珍しいと思います(※後から調べたらGloriousが出していました)。
HyperX Wrist Rest - Mouse
https://hyperx.com/collections/accessories/products/hyperx-wrist-rest-3