2020年3月に発売されたマウス・キーボードを見てみる

新型やリニューアル版それにマイナーチェンジも加えると月単位でもそれなりの数が発売されているマウスとキーボード。それらをすべて取り上げるのはちょっと無理ですが、該当する新製品もしくは関連製品をざっとピックアップしてみます。今月はミドルレンジ級のゲーミングマウスに注目のモデルが登場。さらにREALFORCEのマウスやKensingtonのトラックボールなど新星も現れて、それぞれの界隈が盛り上がっています。
2020年2月に発売されたマウス・キーボードを見てみる
https://watchmono.com/blog-entry-10724.html

3/19に発売されたRazerの「Razer Viper Mini」。
表向きは「Razer Viper」の小型版となる軽量ゲーミングマウス。ただしそっくりそのまま小型になっているわけではなく形状が若干異なっており、センサーはミドルレンジのものを採用している事もあってかLODが長いと指摘されており、そのあたりは評価の分かれ目になりそうでしょうか。
Razer 『Razer Viper Mini』 画像など ~小型サイズで重量:61gの軽量ゲーミングマウス~
https://watchmono.com/e/razer-viper-mini-gallery

3/12に発売されたSteelSeriesの「Rival 3」。
現Rivalシリーズのエントリークラスとなる新型のゲーミングマウスが登場。こちらも上記と同様にセンサーがミドルレンジ級でLODの長さが指摘されていましたが、海外で30ドルを切る低価格を考慮すると上出来だとの評価。日本でもエントリークラスに相応しい価格になればですかね。
SteelSeries 『Rival 3』 画像など ~低価格が魅力的な新エントリークラスのゲーミングマウス~
https://watchmono.com/blog-entry-10694.html

3/19に発売された東プレの「REALFORCE MOUSE」。
静電容量無接点方式キーボードのREALFORCEで知られる東プレが、その技術=静電容量無接点方式スイッチを用いた世界初のマウスをリリース。18,000円もする高額品ですがREALFORCEのブランドに魅かれる人は想像以上にいるようで、購入者は既に多く見かける状況。ただし評価的にゲーミングマウスとして見ない方がいい感じでしょうか。
製品 : REALFORCE MOUSE / RFM01U11 | REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰
https://www.realforce.co.jp/products/RFM01U11/

3月上旬に発売されたHyperXの「Pulsefire Raid」。
計11個のプログラマブルボタンを搭載したMMO/MOBA向けのゲーミングマウス。5個のサイドボタンにチルトホイールを搭載、全長127㎜のサイズで重量は約95g、見方によってはバランスの取れているモデルかと。この手のタイプは今や少数派になりましたね。
【マウス】HyperX 『Pulsefire Raid』 画像など
https://watchmono.com/blog-entry-10176.html

3/27に発売されたROCCATの「Kone Pure Ultra Coral」。
軽量化を実現したKone Pureシリーズのゲーミングマウスにピンクのカラーバリエーションモデルが登場。ROCCATの製品でこういう華やかなカラーは初なので目新しさがあり。ところで最初に情報を出していたAmazonではいまだ4月発売予定になっていますが、他のショップでは上記の日程で発売されたようで・・・。
ROCCAT 『Kone Pure Ultra Coral』 画像など ~”桜”カラーになった軽量ゲーミングマウス~
https://watchmono.com/e/roccat-kone-pure-ultra-coral-gallery

3/13に発売されたThermaltakeの「Level 20 RGB Gaming Mouse」。
PCケースやゲーミングデバイスが色々出ているLevel 20シリーズのゲーミングマウス。製品情報は2019年初頭に公開されていたので1年以上経ってのリリースは正直遅く、製品自体もその当時のものという感じでゲーミングマウスとしてはやや古さが否めないところでしょうか。
【マウス】Thermaltake 『Level 20 RGB Gaming Mouse』 画像など
https://watchmono.com/blog-entry-10224.html

3/12に発売されたMad Catzの「R.A.T. Pro X3」。
再起してから地道に製品を出しているMad Catzの現ラインナップで最上位となるゲーミングマウス。これはもうR.A.T.シリーズが好きな人に向けたリニューアル版ですね。価格は28,000円台と飛び抜けて高額ですし、よっぽど好きな人でないと手にしないのではないかと。
Mad Catz 『R.A.T. Pro X3』 画像など ~唯一無二の多種多彩なギミックを備えるゲーミングマウス~
https://watchmono.com/e/mad-catz-rat-pro-x3-gallery

3/12に発売されたMad Catzの「R.A.T. AIR」。
バッテリーレスで駆動するワイヤレスゲーミングマウスと給電を兼ねたゲーミングマウスパッドのセット品。組み合わせて使う事が絶対条件になるものですが、この型のワイヤレスで100gの重量は軽い方ですからこれもR.A.T.シリーズが好きな人なら魅力的に映るのかなと。
Mad Catz 『R.A.T. AIR』 画像など ~電池なしで動くワイヤレスゲーミングマウス+マウスパッド~
https://watchmono.com/e/mad-catz-rat-air-gallery
MAD CATZ R.A.T. AIR ゲーミングマウス+マウスパッド
posted on 2020.03.15
イルミネーションマウスパッド + ハイブリッドゲーミングマウス
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3月中旬に発売されたKensingtonの「Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボール」。
Kensingtonの製品では初となる親指操作のトラックボールで、極端なエルゴノミックデザインが特徴的なワイヤレスモデル。この垂直型と言えるタイプはエルゴノミクスマウスならいくつも出ていますが、トラックボールだと史上初。トラボ好きの間でどういう反響を得ているのか気になりますし、頃合いを見てチェックしてみようと思います。
Kensington、極端な形状のワイヤレストラックボール『Pro Fit Ergo Vertical Wireless Trackball』
https://watchmono.com/blog-entry-10613.html

3/12に発売されたSteelSeriesの「Apex 5」。
メンブレンとメカニカルの長所を組み合わせたというハイブリッドメカニカルスイッチを採用したゲーミングメカニカルキーボード。詳しく調べていなかったのでキースイッチの詳細は把握していませんが、過去に各社が出していたメカメンブレンなるキースイッチとは別物のようで打鍵感は気になるところ。
Apex 5 | SteelSeries
https://jp.steelseries.com/gaming-keyboards/apex-5

3/12に発売されたSteelSeriesのキーボード「Apex 3」。
上記の下位モデルでこちらは至って普通のメンブレンスイッチを採用しているゲーミングキーボード。かな文字なしで真っ当な日本語配列になっているキーレイアウトは好感が持てますが、他社のメカニカルキーボードに手が届く価格帯ですから割高感は否めず。
SteelSeries、機能が充実したメンブレンスイッチのゲーミングキーボード『Apex 3』
https://watchmono.com/blog-entry-10621.html

3月中旬に発売されたXtrfyの「K4 TKL RGB RETRO」。
カラーバリエーションモデルとなるテンキーレスのゲーミングメカニカルキーボードで、全身真っ白なホワイトとキーキャップのカラーがそれっぽいレトロのモデルが追加。ゲーミングキーボードにレトロさを取り入れるのはありそうでなかった事ですが、実機を見ると結構いい見映えですね。
k4-tkl-rgb-retro - Built On Experience -Xtrfy Japan
https://www.xtrfy.jp/index.php?k4-tkl-rgb-retro

3月中旬に発売されたKensingtonの「Pro Fit Ergo ワイヤレス キーボード」。
上記のトラックボールと共にリリースされたエルゴノミックデザインのワイヤレスキーボード。左右分割のタイプで日本語配列でもスペースキーは2分割になっている模様。ただし極端に小さいキーがあったりと強引に日本語配列へ仕上げている印象も受けるでしょうか。
Pro Fit Ergo ワイヤレス キーボード—ブラック | キーボード | Kensington
https://www.kensington.com/ja-jp/p/products/control/keyboards/pro-fit-ergo--tqrhfri60eezbevrxx9gjg/