水月雨、最上位に引けを取らない平面磁界駆動ドライバーを特徴とする自身初のヘッドホンその2『VENUS』

海外で見かけた水月雨のヘッドホン「VENUS」。
「VOID」と共に発表された自身初となるヘッドホンの一つで、こちらは平面磁界駆動ドライバーを特徴とするモデル。発売はVOIDよりも少し後になるようですが、しばらく後に出るフラッグシップ機に引けを取らない出来だと謳っています。
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(via zhihu)
最上位のMOONZERO(静電型)と同じ音響構造を採用、100mm径の振動板を採用した平面磁界駆動ドライバー、ドライバーユニットとハウジングを統合したワンピース構造、航空機グレードのアルミニウム合金パーツを採用、ケーブル両出し/着脱式、現時点で判明している仕様は以上。発売は中国だと8月の予定、価格は2,999人民元(約60,000円)。また、こちらも日本のSNS公式アカウントで触れていたので日本でも発売される見込みあり。
実機を試聴したレポートによれば、低域は強く高域は明るく女性ボーカルを聴くのに適しているサウンド、個人的にはHIFIMANの「ANANDA」(AA)を超える出来、金属パーツを惜しみなく使っているのでそれなりに重い、イヤーパッドは厚くて装着感は良いが夏場の使用はつらそう、とのこと。ANANDAといえば上記の価格帯で一二を争う人気の平面駆動型ヘッドホンですから、それを超える出来が事実ならかなり期待できるものかもしれませんね。
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