水月雨 『Little White』 画像など ~LHDC対応などを特徴とする今どき珍しいネックバンド型のBluetoothレシーバー

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2023年6月に発売された水月雨(MOONDROP)のレシーバー「Little White」。
Blessing3」に続く水月雨の新製品はQCC5144のBluetoothチップやCS43131のDAC採用でLHDCコーデック対応も特徴とするネックバンド型のBluetoothレシーバー。このタイプは今どき珍しくてニッチなものになっていますが、ちょっと見てみます。

【公式サイト】MOONDROP LITTLEWHITE Bluetooth Neckband | MOONDROP Official Website



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(via weibo)

通信方式:Bluetooth 5.2、プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP、コーデック:LHDC/aptX HD/aptX Adaptive/aptX/AAC/SBC、再生周波数帯域:20 - 20,000Hz、連続再生時間:約12時間、充電時間:約2時間、コネクター:0.78mm/2Pin、インターフェイス:USB Type-C、重量:45.4g、という仕様。Qualcomm QCC5144のBluetoothチップ採用、Cirrus Logic CS43131のDACチップ採用、フレキシブルなネックバンドデザイン、ケーブルの長さが調整できるクリップ搭載、通話用ビームフォーミングマイク内蔵、スマートフォンアプリ・MOONDROP LINK対応、などが特徴。

投稿されていた製品レポートを参考にすると、音質はどのイヤホンでも有線接続より劣るがBluetooth接続という事を考慮すると悪くないしCS43131の恩恵を感じられる、同社イヤホン用と言えるもの(アプリに専用モードがそれそれ用意されている)だが機種によって相性があるというか音の変化によって好みが分かれるかも、例えば「KATO」(AA)だと有線接続より音が刺激的になって好みではなかったが「蘭 - LAN」(AA)は音のバランスが良くて聴きやすい、競合機が少ないうえに数年前の製品しかないので条件次第では一択になる、とのこと。

ネックバンド型のBluetoothレシーバーは自分の知る限り(ノーブランド品は除く)だと、2020年に発売されたSHANLINGの「MW200」(AA)以来となる新製品。Bluetoothレシーバーも完全ワイヤレスのタイプが主流になっているので他社が新たな競合機を出してくる可能性は低いと思いますし、既存の競合機はどれも仕様の古さが否めないので一択と言われているのも納得。LDAC対応だったらなお良かったと残念に思う点もありますが、価格がそんなに高くないのも含めて魅力的な点も多いですね。「Little White」は現在13,000円台の価格で販売されています。

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