Kinesis 『Advantage360』 レビューチェック ~完全ワイヤレス版もある左右分離型のメカニカルキーボード

海外・国内で発売されているKinesisのキーボード「Advantage360」。
Advantageシリーズといえば独特なエルゴノミクスデザインのメカニカルキーボードで長らく支持を得ていますが、これはシリーズ初となる左右分離型のタイプで完全ワイヤレスの仕様になったProfessionalモデルもあり。ちょっとチェックしてみます。
【公式サイト】キネシス アドバンテージ360 Kinesis Advantage360
画像









(via Amazon/ptt)
製品仕様
キースイッチ:Gateron茶軸
キーキャップ:PBT昇華型(有線)/ABS(Professional)
キーバックライト:無し(有線)/ホワイト(Professional)
通信方式:Bluetooth(Professional)
バッテリー:内蔵(Professional)
インターフェイス:USB Type-C
サイズ:幅540x奥行き203x高さ101mm
重量:約1.5kg
メディア・レビューサイト
Kinesis Advantage360 Proは最強の左右分離型エルゴノミクスキーボードでした! | dotmillis
Kinesis Advantage360 Professional が届いた - Affamative Way
Kinesis Advantage 360 Pro を買った | HagaSpa Logs
Kinesis Advantage 360を購入した - Apitore blog
ついに乗り換え?・・『Kinesis Advantage360 Professional Keyboard』 | VTR1000F 楽天ブログ
シリーズの特長であるお椀型の形状で完全に分割されたエルゴノミックデザイン、3種類の高さをワンタッチで切り替えることができる高さ調節機能、リマップ機能やマクロ機能が使えるSmartSetプログラミングアプリ(ProfessionalモデルはオープンソースのZMKファームウェアを使用)、マグネット着脱式の専用パームパッドあり(オプション)、無刻印・Dvorak配列・QWERTY配列のキーキャップセットあり(オプション)、などが特徴。
自身のサイトでレビューしている人は数名いましたが、キーボード自体の使用感は過去の同シリーズ製品とそんなに変わらない=経験者はすんなり移行できる(未経験の場合は慣れが必要)、リマップなどのカスタマイズはそれなりの知識が必要だが順を追ってやれば難易度はそこまで高くない、完全ワイヤレスのProfessionalモデルはケーブルがないので自由自在のポジションが取れる、キースイッチ・キーキャップの良し悪しは評価が分かれそう、Professionalモデルの電池寿命は使い方次第で違ってくる(バックライトOFFなら2週間は持ちそう)、高額なうえに入手困難な状況は最大の難点とも言える、といった内容。
各所の反応
[#1]
Advantage360ようやく届いた
初期ではキーの割り当て無し。自分はF7,8,9,10をアサインした。
Proにしたんだか上記をやるのに自分でfirmwareを作って適応させねばならずちょっと面倒。
Advantage360ようやく届いた
初期ではキーの割り当て無し。自分はF7,8,9,10をアサインした。
Proにしたんだか上記をやるのに自分でfirmwareを作って適応させねばならずちょっと面倒。
[#2]
>>#1
キーマクロの登録&実行みたいなアサインはできる?
>>#1
キーマクロの登録&実行みたいなアサインはできる?
[#3]
>>#2
Proではできません。
動的にキー入力を記録して実行させるってのが無理。
あらかじめGUIもしくは設定ファイルで作成し登録したマクロ(キー入力)を再生させるのはできる。
ZMKでできないことはできない。
>>#2
Proではできません。
動的にキー入力を記録して実行させるってのが無理。
あらかじめGUIもしくは設定ファイルで作成し登録したマクロ(キー入力)を再生させるのはできる。
ZMKでできないことはできない。
[#4]
Ergodox使いなんだけどkinesisに移行したら新しい世界が見えてくるのかな?
Ergodox使いなんだけどkinesisに移行したら新しい世界が見えてくるのかな?
[#5]
>>#4
分離も含めてだとAdvantage360と比べることになると思うけど
色々な意味でランクが違うと感じる
気軽に買える値段ではないけど自分にはそれ以上の価値はある
>>#4
分離も含めてだとAdvantage360と比べることになると思うけど
色々な意味でランクが違うと感じる
気軽に買える値段ではないけど自分にはそれ以上の価値はある
[#6]
Advantage360買ってエルゴノミクスキーボードデビューして4~5日使ってみたけど
これ慣れるんか?
タイピングソフトとかだと普通のキーボードど大差ない数字出るけど
実際にワードとかで文章書いたりとかは全然書けない
変換する前に確定しちゃったり
変換したつもりでBSで文字消しちゃったり
Advantage360買ってエルゴノミクスキーボードデビューして4~5日使ってみたけど
これ慣れるんか?
タイピングソフトとかだと普通のキーボードど大差ない数字出るけど
実際にワードとかで文章書いたりとかは全然書けない
変換する前に確定しちゃったり
変換したつもりでBSで文字消しちゃったり
[#7]
>>#6
使い始めはそう思うだろうけど1~2週間で普通に打てるようになる。
ただ、完全に使いこなせるようになったのはそっから数ヶ月かかったかも。
>>#6
使い始めはそう思うだろうけど1~2週間で普通に打てるようになる。
ただ、完全に使いこなせるようになったのはそっから数ヶ月かかったかも。
[#8]
ちなAdvantage360 ProはUSBとBluetoothの両方で接続しているとUSBが優先になる。
ちなAdvantage360 ProはUSBとBluetoothの両方で接続しているとUSBが優先になる。
[#9]
Advantage360 Pro好奇心に勝てず買ってしまったが
ほぼ手の移動なく全部のキーにアクセスできるのすごいね。
しかしキー配列が変態すぎて慣れない。リマップするか。
Advantage360 Pro好奇心に勝てず買ってしまったが
ほぼ手の移動なく全部のキーにアクセスできるのすごいね。
しかしキー配列が変態すぎて慣れない。リマップするか。
[#10]
Advantage360は分離型でも重量があるので
重さが足りなくてふらつくとかはない
Advantage360は分離型でも重量があるので
重さが足りなくてふらつくとかはない
[#11]
アリスレイアウトも肩が開くようになって良いかと思うけど
Kinesis Advantage360がなんだかんだで一番かな
難があるとすれば在庫がないということか
アリスレイアウトも肩が開くようになって良いかと思うけど
Kinesis Advantage360がなんだかんだで一番かな
難があるとすれば在庫がないということか
[#12]
Advantage360練習中
指の使い方が適切になりつつある
キーマップは変えまくり
Advantage360練習中
指の使い方が適切になりつつある
キーマップは変えまくり
[#13]
Advantage360慣れてきた。
もともと分離型のキーボードを使ってたけど
この形でこういう風にこのキーを打ちやすくしたいんだというのが伝わってくる。
とにかく楽しい。
あとキーマップを変更するのにGitHubのリポジトリをフォークしてGUIで更新して
GitHub Actionsでファームウェアビルドしてダウンロードできるようになるの面白い。
Advantage360慣れてきた。
もともと分離型のキーボードを使ってたけど
この形でこういう風にこのキーを打ちやすくしたいんだというのが伝わってくる。
とにかく楽しい。
あとキーマップを変更するのにGitHubのリポジトリをフォークしてGUIで更新して
GitHub Actionsでファームウェアビルドしてダウンロードできるようになるの面白い。
[#14]
KinesisのAdvantage360の使用感は普通のAdvantageの方とそれほど変わらず
経年劣化はしにくそう
KinesisのAdvantage360の使用感は普通のAdvantageの方とそれほど変わらず
経年劣化はしにくそう
[#15]
Advantage360 にようやく慣れてきた感じがある
ZMKファームウェアは他と比べて良いかも
Advantage360 にようやく慣れてきた感じがある
ZMKファームウェアは他と比べて良いかも
[#16]
Advantage360手に入れた
左右分離型で両手が自由にポジションできるので体の負担が少なく作業できるね
Advantage360手に入れた
左右分離型で両手が自由にポジションできるので体の負担が少なく作業できるね
[#17]
HHKBからKinesis Advantage360 Proに乗り換え。
最小限の動作で入力できる感じが大変心地良い。
ただし入力速度が満足なレベルに達するのは当分先かな。
HHKBからKinesis Advantage360 Proに乗り換え。
最小限の動作で入力できる感じが大変心地良い。
ただし入力速度が満足なレベルに達するのは当分先かな。
[#18]
Advantage360 Pro届いたので試し打ちしているけど
割と打ち間違えたりするので慣れるのに少し時間がかかりそう。
でも左右が分離していて打つ時に肩が丸まらないので肩こり軽減になりそう。
Advantage360 Pro届いたので試し打ちしているけど
割と打ち間違えたりするので慣れるのに少し時間がかかりそう。
でも左右が分離していて打つ時に肩が丸まらないので肩こり軽減になりそう。
各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。このキーボードを使いこなすには慣れやカスタマイズが必要だが左右分離型としては完成度が高い、慣れてしまえば打つのが楽だし楽しい、ErgoDoxのような左右分離型の代表格と比べてもランクの違いを感じる=こちらの方が格上、本体は経年劣化しにくそうな質感、分離型でも重量があるのでフラつくような事はない、といった内容。
「Advantage360」は日本だと有線モデルが70,000円台、Professionalモデルが75,000円台という価格で販売中。入荷数がかなり少ないのか再入荷しても即完売するようで正規ルートからの購入は困難を極めている状況ですが、古くから名機と評されていたAdvantageシリーズの当主に相応しいと言える出来になっていそうな印象。完全ワイヤレスの左右分離型メカニカルキーボードというのも市販品ではまだレアですし、高額でも相応の価値はあるでしょうね。