Kensington 『Orbit Fusion ワイヤレストラックボール』 レビューチェック ~スクロールリング搭載の人差し指操作モデル

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2020年10月に発売されたKensingtonのトラックボール「Orbit Fusion ワイヤレストラックボール」。
人差し指~中指でボールを操作するタイプのワイヤレストラックボールで、ボール周辺に特許取得済みのスクロールリングを搭載しているのが主な特徴のモデル。サイドボタンの構成も独特な印象ですが、ちょっとチェックしてみます。

Orbit Fusion ワイヤレストラックボール | トラックボール | Kensington
https://www.kensington.com/ja-jp/p/製品/コントロール/トラックボール/orbit-fusionワイヤレストラックボール/



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(via Amazon)

製品仕様


通信方式:2.4GHz
センサー:レーザー
解像度:400/400-800/800-1500DPI
ボール直径:40mm
ボタン数:5
バッテリー:単三電池1本
電池寿命:最大14ヶ月
サイズ:幅100x奥行き132x高さ58㎜
重量:173g


メディア・レビューサイト


Kensington、エルゴノミクスデザインの無線トラックボール - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1280763.html

Orbit Fusion Wireless Trackball レビュー | 幸塚Trackball
https://kohzuka-trackball.netlify.app/kensington-orbit-fusion.html

【Kensington Orbit Fusion レビュー】楽しくて疲れないトラックボール | 日本霜降社
https://nihonsoukou.com/20200922/5998

【レビュー】高機能なのにお手頃なトラックボール Kensington Orbit Fusion
https://mag.nioufuku.net/2020/10/07/gadget/00078-kensington-orbit-fusion/

Kensington Orbit Fusion ワイヤレストラックボール - ヘ音記号のひとりごと
https://hamabasso.hateblo.jp/entry/2020/10/21/100655




マウスライクな右手用のエルゴノミックデザイン、高品質のレーザートラッキングセンサー採用、人差し指操作の40mmトラックボール、トラックボールを簡単に取り外せるホール構造、特許取得済みのスクロールリング、カスタマイズ可能な5つのプログラマブルボタン、DPIを3段階で調整できるトリプルDPIスイッチ、2.4GHzワイヤレス対応&専用ナノレシーバー付属、付属の単三電池1本で最大14ヶ月持つロングバッテリー、USB-C変換用のレシーバーアダプタ付属、PCソフトウェア・KensingtonWorks対応、などが特徴。

レビューしている人は数名いましたが、「ボールの操作性はサイズ的にもなかなか良い」「スクロールリングは従来のものと比べて回転が軽い、個体差かもしれないが回転時に擦れを少し感じる」「センサーはトラッキングの追従性がイマイチだし飛びが気になる」「サイドの左クリックボタンにはスイッチが2つ使われている、感触は賛否分かれそう」「人によってはリストレストがあった方がいいと思う大きさ」「慣れればメインで使えるかもしれないが万人向けではないし、現状の状態では改善の余地あり」といった内容。

各所の反応


[#1]
OFT届いたよ
色んな意味で、あんまり期待しない方がいいと思う
明らかにおかしいと思われる箇所がいくつかあり
もしかしたら後で改善版出るかもしれんので、様子見もありだと思う
(TBEが初期型と後期型で内部設計が変わったような感じで)
以下、重要と思われる点を大雑把にまとめていく



[#2]
まずは基本的な情報について

・スイッチについては全てマイクロスイッチで豪華(dpi切り替えボタンですらも)
各ボタンのクリック感も一部(左ボタン)を除いて概ね良好

・ボールの頂点の高さはDEFT PROより5mmは高い
DEFT PROで手の角度が気になった人は、OFTならいけるかもと思わない方がいい

・スクロールリングはOSRと同じでノッチ感がなくスルスル・カサカサした回し心地
カウント数は一周あたり40前後?で、SBTやEM7とほぼ同じ感覚
一刻み単位で細かくスクロールさせたい人はノッチ感のあるEM7、音の出るSBTの方がいい



[#3]
以下は特に微妙だなと、ダメだなと、変だなと思った点

・ボール取り出し穴が小さく、指でボールを押し出すことが困難
MX ERGOと同じく、先の細い棒などがないと取り外せない、わかってない作り

・左ボタンのスイッチは奥側と手前側の2つある特殊仕様
奥側だけでなく手前側でも押せるように設置されたと思われるが
はっきりいって開発途中のテスト機か?と思えるようなレベルの微妙な完成度

片方が押されている時はもう片方は無効になるため、ダブルクリック誤爆は起きないものの
手前と奥の中間部分を押した時にはスイッチが2箇所押された感覚があり、違和感がすごい
(そもそも手前側でも押せるとは言え、クリック感が硬めで快適に押せるとは言いにくい)

こんなわけのわからん仕様にせずに
DEFT PROの左ボタン&親指Fnのように分割して別スイッチとした方が良かったと思う
せっかく個別にスイッチがあるのに単一機能しか設定できないのはもったいない



[#4]
以下は競合機であるDEFT PROとの比較
OFTはDEFT PROと比較して…

パームレスト部分の盛り上がりが小さい&なだらかなため
手の平からボタン部分&ボールまでの距離が近く感じられる
DEFT PROの盛り上がり部分が邪魔(過剰)だと思ってた人にとってはちょうどよく感じられるかも

横幅が若干広めの作りで、手の左右の開き加減が大きくなる
DEFT PROを使っていて横幅が狭いなと
手を狭めなければならず窮屈に感じられていた人にとってはOFTの方がちょっとだけ快適かも

親指側ボタン各種の上下の開き具合が控えめになり、親指の上下移動の幅が小さくなっている
ホイールが親指担当→中指担当に移設されたのも相まって、全体的に親指の負担感が軽くなっている

親指のデフォルトの位置(左ボタンの位置)が高めなためか
親指と人差し指の開き加減がまろやかになり
ボールの頂点の高さ自体はは5mmほど高いものの
体感的な「手の角度の急さ」は控えめに感じられると思う



[#5]
作りの豪華なDeftProではありそうやな
煮詰めるとこはありそうだが悪かないんやろ



[#6]
>>#5
気に入る人はそれなりにいると思う
筐体デザイン的にはDEFT PROよりもよっぽど手に自然に馴染む形をしているので



[#7]
>左ボタンのスイッチは奥側と手前側の2つある特殊仕様

こんなん今までにマウス含めて存在したか?
様子見してるけどクリック感に興味が湧いてきた



[#8]
>>#7
左ボタンのスイッチ問題は使った人の半数以上(つーか全員)が
「どうしてこうなった?」みたいに思うはず
機能的な意味で不都合はないけど、感触的に違和感がマッハで、ちょっと慣れられる気がしない

違和感のある二重クリックが生じないように
奥側のスイッチだけ(指先で押下)、手前側のスイッチだけ(第一関節で押下)
クリックするような押し方はできなくはないけど
あえて中間部分(指の腹で押下)を避けるような押し方を意識するのは何かが違う気がする



[#9]
>>#8
手の大きさははどんなもん?
自分は指が長めなんで読む限りだと割と悪くなさげなんだけど



[#10]
>>#9
自分はそんなに手が大きい方ではないと思う
小さめと言われているkensington親指が素晴らしく快適に感じられるので

OFTのボタンの押しやすさに関しては、指が長めなほど有利だとは思う
進むボタン(自分には少し遠い)にも余裕で指が届くだろうし、
左ボタン二重クリック感問題も中間部分でなく最奥部を押すのであれば気になることはない
あと、右ボタンも実は根本部分が若干硬めなんだけど、長いほど手前を押す率は下がるだろうと思う

ただ、DEFT PROよりパームレストが低めで握りが深くなるために
ボールは比較的手に近めの位置で安定しやすい
自分の手の場合、fingersの第一関節から第二関節辺りが
ボールの頂点に自然に位置する感じになる(指先や指の腹でなく)

指が長ければ長いほどこの傾向は顕著になるわけで
パームレスト部分に手の平をべたっとつける握り方がつらくなってくるかも
(第二関節あたりに来てしまう)



[#11]
レビュー見る限りだとdeft proよりボール動きはいいらしいだがリングが邪魔らしい
ホイールクリックは使わないがチルトがあれば便利やなやっぱり



[#12]
ウチにもOrbit Fusion届いた
操作はそのうち慣れるレベルだと思うけど確かに球は取り出しにくいね
裏の穴が小さいのもあるけどかなりしっかりハマっているので戻すときも少し固い

あとセンサーもゴミが落ちそうな場所(ほぼ真下)にある
一応天辺にインジケータランプが付いてるのでDPIや電池交換時期は確認できる
形状や重量のバランス的に少し持ち上げにくいんで頻繁に位置を変える人は気になるかも



[#13]
Fusion届いたから今使ってるところだけどこれホイール微妙じゃないか?
なんか回すとシャリシャリとプラスチックが擦れる音がするんだが
ベアリングみたいにもっと滑らかに回ると勝手に思ってたから一気に興ざめしたわ

手で掴んだ感じはDEFT PROとほとんど一緒で
スイッチのクリック感はDEFT PROよりFusionの方がいいと思う
正直同じ値段ならDEFT PRO買った方がいいぞ



[#14]
ボールが軽いのが難点だな、orbit fusionは



[#15]
Orbit Fusion届いた
DEFT PROはどうやっても合わなかったけど(1時間もしない内に手の甲が痛くなる)
Orbit Fusionは今のところそういったことはないな

あとちょっと心配していたセンサの反応は自分の奴は全く問題なかった
ただ、レシーバーをUSB3.0ポートに挿すと干渉問題でカーソルの動きが変になったので
短い延長USBケーブル挿してその先に挿したら解決した



[#16]
>>#15
スクロールリングがボール操作の邪魔にならない?



[#17]
>>#16
自分は特に邪魔だと感じることはないですね
ただ動かしていると指がリングの縁に当たることがあるので
それがイラっとする人も居ると思います

スクロールリングの感触は既にあるレビューの通り
カサカサ擦れる感じがあって有線Orbitには及ばない感じですね

あと皆さんの言う通り操作しているとクリック感も何もないので
反応までの遊びが大きい感じがします

それと自分は右クリックボタンを薬指で押すのですが
ボタンが結構固めなのが気になります

何点か今一なところもありますが
ボールの動きは滑らかだし中ボタンは押しやすいしそこそこ満足しています



[#18]
OFT、同じくカーソル感度は全く気にならないけど
スクロールリングの検出漏れ?みたいなものはちょっと気になる
ノッチ感がないせいで、どこでスクロールが発生するのかわからないってのもあると思うけど
ちゃんと回した分だけきちんと反映されてくれない感覚がある

スクロールリングは見た目の印象ほどには気にならないと思う
襟?がかなり高いように見えるけど、使ってみると意外とそんなことないし

また、ボール操作中にスクロール誤爆しそうな気がするのもわかるけど
これも意外なことに全然気にならない



[#19]
Orbit fusion買ったけど
スクールホイールのチープさと感度ムラに嫌気がさして
繋ぎで買ったPro Fit Ergo Verticalに戻したわ



[#20]
>>#19
自分も同じで、PFEVTをOFTが届くまでの繋ぎ(遊び)のつもりで買ったんだけど
あまり期待してなかったPFEVTが思いのほか良すぎてビックリしてる
一方OFTはPFEVTと比べると全体的に作りなチープで惜しい感じよね



[#21]
俺もOrbit Fusion届いたけど確かにクリックに違和感がある
これは慣れられるか微妙



[#22]
OFTが届いた
ちらほら報告があるようにスクロールリングの検出漏れと
擦れる音がちょっと五月蝿いというか不快な音というか

スクロールリング初めてなんだが
スクロールリング周り手抜き過ぎ感がある気がするけど
前の搭載製品もこんなもんなのかな?
とりあえずしばらく使ってみる。

普段は職場でDeft Pro、家でbitra使ってるから
つい親指でスクロールしようとしてしまう



[#23]
いまいちな評価のorbit fusionですが俺は割と好きだよ
3㎜ぐらい底上げたらだいぶ持ち上げやすくなった





各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。ボールの操作性は良いがスクロールリングは使用感の面で確実に評価が分かれそう、ボタン類は仕様が謎めいていて良いとは言えない、センサーの位置とボールが外しにくい構造は欠点になるかも、手が大きい人に合いそうなサイズ、前作の「Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボール」(AA)に比べると筐体の品質は劣る、競合機となるであろうエレコムの「DEFT PRO」(AA)を超える出来とは思えない、といった内容。

一番の特徴と言えるスクロールリングが逆に評価を下げる要素になっている感がありますし、個体差かもしれないとはいえ詰めが甘いと感じる部分もいくつかありますし、Orbitシリーズの新型モデルとして or DEFT PROの対抗機としてはちょっと期待ハズレの印象。前作より品質が劣るという声があったのも意外でしょうか。ただ、今後のロット更新で改善される可能性はあるかもしれません。「Orbit Fusion ワイヤレストラックボール」は現在8,000円台の価格で販売されています。