ikko audio 『BREEZY ITG01』 レビューチェック ~指向性スピーカー+骨伝導を特徴とするオープンイヤー型のBluetoothイヤホン

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2022年5月に発売されたikko audioのイヤホン「BREEZY ITG01」。
有線イヤホンやDACで知られるikko audioが初めて手がけたオープンイヤー型のBluetoothイヤホン。指向性スピーカー+骨伝導技術により音漏れなくスピーカーの感覚に近いサウンドを実現したと謳っていますが、ちょっとチェックしてみます。

BREEZY ITG01 | 製品紹介 | IC-CONNECT
https://ic-connect.net/製品紹介/ikko-audio/breezy-itg01/



画像


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(via weibo)

製品仕様


通信方式:Bluetooth 5.3
プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
コーデック:AAC/SBC
連続再生時間:約6.5時間
連続通話時間:約6.5時間
スタンバイ時間:約30時間
充電時間:約2時間
ドライバー:指向性スピーカー+骨伝導技術
インターフェイス:専用端子


各所の反応


[#1]
指向性スピーカー+骨伝導で耳を塞がないワイヤレスイヤフォン
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1414369.html



[#2]
ikkoの骨伝導気になるな



[#3]
ikko BREEZY ITG01
指向性スピーカーと骨伝導とのことですが
シェルの端にあるスリットから音出してるそうです
骨伝導ない音が聞きたかったけど
スピーカー側と同期して鳴らしてるから止めれないそう



[#4]
ikkoのBREEZY ITG01買った。これは骨伝導というより
「音漏れしにくい指向性スピーカーを使ったオープンタイプのイヤホン」って感じ。
OpenMoveでは耳塞いでも普通に聞こえるけど、これはかなり聞こえにくいから。
あと音量小さくしたり静かなクラシック的な音楽や声のみだとホワイトノイズか気になる。



[#5]
>>#4
低音ダメだった?



[#6]
>>#5
OpenMoveと比べて低音は確かに出るし全体的に音は広く聴こえる。
とはいえ骨伝導イヤホン(骨で音を聞く)かといえば違うと言えてしまうかな。
指向性スピーカーを主として骨伝導技術で音漏れ低減した耳に付けないイヤホンって感想。



[#7]
>>#6
意外と自分好みの感じで悪くなさそう
聞かずに注文したからちょっと不安だった



[#8]
>>#7
音質は骨伝導よりは良いと思いますし
指向性スピーカーだからか音漏れもそこまで気にならないので
この点はメリットだと思いますね。

ですが小音を好む方だとホワイトノイズ低減のために
気持ち大きめな音量にしそうな気がしますので
「ホワイトノイズなんて気にしない」人にはオススメかもです。



[#9]
ITG01自分も届いた、めちゃくちゃ気に入ったわ
低音の量感なかなかだし何よりかなり下まで出てるね
こんなに気持ちよくダンスミュージック聴けるとは思わなかった
しかし骨伝導に分類していいのか微妙な塩梅だな



[#10]
ITG01
曲によっては向き不向きあるけどもステレオ感が好きな人には良いかな
音漏れも特に感じなかったけど、バスとか静かな場所だとやはり気になるかもしれない
スポーツ向けのイヤホンなのでズレの心配はないというか完璧と言える



[#11]
IKKOのITG01
音は骨伝導+指向性スピーカーのハイブリ構成のためか意外と良かった。
ながら聴きに加えてZoomにも使えるしランニングにも使えそう。
装着感が軽いのも良い。



[#12]
ITG01とOpenMoveを持ってる
OpenMoveと比べてITG01の方が低音聞こえるし音の広がりも良いし音漏れもしにくいけど
ホワイトノイズが少しあって家の中だと気になる場合があるかも

OpenMoveは小指などで耳を塞いでも普通に聞こえるけど
これは(個人的には)聞こえない部類に入ってしまうから
「耳を塞がないイヤホン」だと思われる





耳を塞がないオープンイヤー型のネックバンドデザイン、音漏れなくスピーカーの感覚に近いサウンドを実現した指向性スピーカー+骨伝導技術、高耐久性のアルミハウジング、IPX6の防水性能、最少40msの低遅延を実現するゲームモード、約10時間分の充電ができるバッテリー内蔵の充電ドック、グレー・ホワイトの2色、などが特徴。その他の付属品は充電ケーブル・USBケーブル・ポーチ。

各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。構造からして骨伝導イヤホンの部類には該当しない=指向性スピーカーをメインとした耳を塞がないイヤホンという感じ、AfterShokzの「OpenMove」(AA)みたいな普通の骨伝導Bluetoothイヤホンと比べて低音が出ていて音の広がりも良くて音漏れもしにくい、ホワイトノイズは音量が小さいと気になる、装着感は軽快かつ良好でズレる心配もなくスポーツでの使用もいける、どういうものか把握してメリットの方が魅力的に感じるならオススメ、といった内容。

「BREEZY ITG01」は現在14,000円を切る価格で販売中。どうやら骨伝導はサブの技術として使っているようで一般的な骨伝導イヤホンとは別物として捉えた方がよさそう。評価的にメリットは定評のある骨伝導イヤホンより音質が良くて音漏れも気にならないし装着感も良い、デメリットはホワイトノイズが気になる、という印象で本当の骨伝導じゃなくてもいいなら確かにメリットの方が大きいのではないかと。最近発売されたJVCの「Victor HA-NP35T」(AA)も好評を得ているようですし、数年前とは違って骨伝導ではないオープンイヤー型でも全然ありな気がしますね。