HIFIMAN 『DEVA』 レビューチェック ~30,000円台で登場したBluetoothモジュール付きの平面駆動型ヘッドホン

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2020年7月に発売されたHIFIMANのヘッドホン「DEVA」。
同社の現ラインナップではエントリークラスにあたる平面磁界駆動ドライバー搭載のヘッドホンで、専用のBluetoothモジュールが付属しているのも特徴のモデル。それでいて価格は30,000円台と割安な印象ですが、ちょっとチェックしてみます。

HIFIMAN DEVA
http://www.hifiman.jp/products/detail/307



画像


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(via weibo)

製品仕様


<ヘッドホン>
ドライバー:平面駆動型
再生周波数帯域:20 - 20,000Hz
音圧感度:93.5 dB
インピーダンス:18Ω
インターフェイス:3.5mmステレオミニ
重量:360g

<レシーバー>
通信方式:Bluetooth 4.2
コーデック:LDAC/aptX HD/aptX/AAC/SBC
連続再生時間:約7-8時間
インナーフェイス:USB Type-C
重量:25g


各所の反応


[#1]
HIFIMAN、モジュール装着でBluetooth対応になる平面磁界駆動型ヘッドフォン
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1265847.html



[#2]
devaが最近出たばかりだけどコスパいいらしい



[#3]
音はDEVAもいいと思ったけど、より付け心地のいいANANDA BT選んでしまった。
もしDEVAが普通の黒っぽい色だったら価格の魅力に負けたかも。



[#4]
DEVAいいよ
特にBluetoothユニットの出来が素晴らしい



[#5]
初hifiman、初平面駆動でdeva買ってみました
付属bluetoothアダプタの世間の評価は褒め過ぎの気がします、バランスらしさは無いかな
有線ではsp200に繋いで値段相当の鳴り方

値段相当は鳴り方だけで、製品品質は値段を下回るかなぁ
他と比べると塗装やジャックとか気になりますね
まだ12時間しか鳴らしてないので、エージングで更に大化けを期待

ワイヤレスに疎いのですが
bluetoothでバランス回路というのは一般的では無いですよね?多分
出力はレビューにある通り充分ですね
他の手持ちbluetoothアダプタは如何にも出力不足の鳴り方するので出力には満足してます



[#6]
devaエージング19時間、軽く感動し始めた
なんでこの値段でこんなに綺麗な音を出せるのか?打楽器、弦楽器の鳴り方に感動
平面駆動は低域不足と聴いてたけど、そんな事もない
派手さはなく正当な鳴り方、でもモニターチックさはなく綺麗という表現が一番合ってると思う

エージング中はエー耳ングにならぬ様に数分確認程度にしているのだが
このdeva はついつい聴き込んでしまう。
何時間でも聴いていられそう、hifimanヤバいな



[#7]
>>#6
たぶんアンプがsp200というのも影響してると思う
ポタでも十分鳴るって製品でもパワーのある据え置きだと全然違うから(特に低音

hifiman、ヤバいよ
普通の人からしたら信じられない値段のヘッドホンを買ってしまう魔力がある



[#8]
devaはあの独特すぎる色が気になるわ。
音は視聴した感じ結構よかった。



[#9]
>>#8
他の平面駆動とも異なるんですかね?



[#10]
>>#9
平面磁界型はダイナミック型に較べると
アタックのガツンとした感じが弱いのは各社共通してるけど
それ以外の音色では各メーカーそれぞれ独自のハウスサウンドの傾向があると感じる
その中でもAryaは海外でも万人に受ける高評価の機種だよね



[#11]
deva慣らし始めてまもなく60時間
リズム隊はシンバルからバスドラ、ベースまで気持ち良く鳴ってくれてます
ウワモノは明確な変化無し、控え目かな、苦手分野なのかも

平面駆動は低域が苦手と聴いてたけど
アタックこそ弱いもののバスドラやベース弦の振動が正しく再現出来てる様に思う
シンバルも綺麗、ウワモノの表現だけ少し不満かな





以前の設計より80%薄いスーバーナノ振動板を採用した平面磁界駆動ドライバー、バランス接続に対応した3.5mmコネクタ採用、アンプ/DAC内蔵の専用Bluetoothモジュール・Bluemini、モジュール経由でPCやスマートフォンにUSB接続可能、などが特徴。付属品はUSBケーブル・3.5mm標準ケーブル・6.3mm変換プラグ。

各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。使いはじめは価格相応の鳴り方に感じたがエージングを済ませれば一変してこの価格では考えられないほどキレイな音が出る、パワーのあるアンプにつなげれば低域不足を感じる事もない、各部の作りや質感はそこまで良くない、カラーリングは好みが分かれそう、同社の「Arya」(AA)みたいに万人向けというわけでもないがそれでもこの価格でこの出来は魅力的、といった内容。

HIFIMANの平面駆動型ヘッドホンといえば「HE400S」(AA)など廃盤になったモデルが処分時に投げ売りされていたので、そのあたりの事情を知っていると30,000円台のこれはズバ抜けて安いという印象でもありませんが、音は評価的に間違いなく価格以上の出来になっていそう。それに加えて割と使えそうなBluetoothモジュールも付いているならコストパフォーマンスは相当なものかもしれませんね。




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