FiiO 『UTWS5』 レビューチェック ~aptX Adaptiveにも対応したフラッグシップの完全ワイヤレスBluetoothレシーバー

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2021年12月に発売されたFiiOのレシーバー「UTWS5」。
UTWS3」の上位モデルで現ラインナップのフラッグシップモデルとなる完全ワイヤレスのBluetoothレシーバー。高性能のDACやBluetoothチップを採用しておりaptX Adaptive対応も大きな特徴としていますが、ちょっとチェックしてみます。

UTWS5 – Fiio Japan
https://www.fiio.jp/products/utws5/



画像


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(via zol.com)

製品仕様


通信方式:Bluetooth 5.2
コーデック:aptX Adaptive/aptX/AAC/SBC
連続再生時間:約8時間
スタンバイ時間:約200時間
コネクター:MMCX/2pin-0.78mm
インターフェイス:USB Type-C
重量:約8g(レシーバー)/約122g(総重量)


メディア・レビューサイト


FiiO、「AK4332」左右独立搭載のイヤフォン無線化レシーバ - AV Watch
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1374742.html

FiiO、イヤホンをaptX Adaptive対応完全ワイヤレスにできるレシーバー「UTWS5」 - PHILE WEB
https://www.phileweb.com/news/d-av/202112/16/54303.html

Fiio UTWS5の実機レビュー : あるさんのレビューblog
http://aru32to.com/archives/39020969.html

とらチャンBLOG: 究極のワイヤレスイヤホンを作ろう!FiiO UTWS5
https://www.torachanblog.com/2021/12/fiio-utws5.html




Qualcomm QCC5141のBluetoothチップ採用、AKM製のDAC・AK4332を独立構成で搭載、TrueWireless Mirroring対応、形状記憶合金製&ナノコーティングでしっかりフィットするイヤーフックデザイン、新機構のタッチコントロールボタン、32ステップで音量調整が可能、IPX4の防水性能、最大30時間再生を可能とするワイヤレス充電対応のバッテリーケース、スマートフォンアプリ・FiiO Control/FiiO Music対応、などが特徴。日本だと先に発売されたのはMMCXモデルで2pinモデルは後に発売予定とのこと。

レビューしている人は数名いましたが、「高性能のDACとBluetoothチップのおかげかUTWS3から確実に進化している、組み合わせるイヤホンのスペックが高ければ高いほど真価を発揮する感じ」「音質は音の厚みや広がりを感じられて組み合わせるイヤホンによっては有線レベルに匹敵する」「ただし音の好みやイヤホンによっては満足できないかもしれない、現時点でアプリにEQ機能が備わっていないので調整できないのも残念」「音量調整が細かくできるのは何気に素晴らしい機能」「より高みを追求するのであればUTWS3から乗り換える価値はある」といった内容。

各所の反応


[#1]
utws5届いた。
初見のインプレは音色の繊細さが増した。
このイヤフォンこんな良かったっけ?って感じ。低音もきっちり出てる。
ちなみにiPhone13proMaxで使用。
Bluetooth表示がutws5だけのシンプルになったのも地味に嬉しいです。
utws3の時はLとR夫々出てきてウザかった。



[#2]
>>#1
確かにLとR出てくるの地味にウザいよな
繊細さが向上したって口コミは多いね



[#3]
utws5買うた
se846繋いで1日聞いてみたけど、これは良いものだ



[#4]
自分はBT2からutws5に乗り換えたけど
全てにおいてutws5の方が上回ってる気がする



[#5]
うちもutws5届いた
とりあえずホワイトノイズはse846で無音再生でようやく気がつくレベルで少ない
音はちょっと音場広めで軽めのドンシャリ傾向
だけどこれは多分DACの特性じゃなくてfiioの味付けかな
BTR3に似てる

それとコントロールアプリは
今の所DACのデジタルフィルターとボタン操作が変更できるぐらい
イコライザーはなし



[#6]
UTWS5をaptx adaptiveで繋いで電車乗ると
ノイズが酷いというレビューがあったんだけど
そこはどうです?



[#7]
>>#6
三宮から大阪までJR、梅田から心斎橋までメトロで往復したけど
メトロ梅田のホームでプチプチしたぐらいで
あとは気にならんかったなぁ



[#8]
HB2とBT30は稀に途切れるけど
UTWS5はノイズがないし途切れたこともない



[#9]
中華イヤホンのVX ProにUTWS3とか少し待ってUTWS5を検討してたんですが
2pinというのは複数あるのですね
MMCX版買ってそれぞれのイヤホンに合うアダプターかませるのが安牌なんでしょうか?



[#10]
>>#9
安牌だと思う
2pin utws5今日届いたけど、イヤホンによっては耳掛けかなり短いから
普通につくやつも変換入れて使ってる
多分変換は結果的にプラスに働くこと多そう



[#11]
utws5を1日使っての感想
接続周りがかなり使いにくい
1台で使うならいいけど2台以上ならアプデ待った方がいいかも
2pin版だと耳掛け短い。でもこれはケース体積的に仕方なし?
変換大人しくつけます
音はaptxだと有線の9割出てると思う、iphone aacは結構音落ちる
きっとadaptiveまでいくともうほぼ変わんないんだろうな



[#12]
UTWS5届いた
スマホとaptXで繋がってる
最初左しか聞こえなくて焦ったけど
ケースから出した状態でペアリングし直したらちゃんと両耳になった

感想
TWS化アダプタでは現状トップクラスの音なんだろう
とはいえ無印のaptX自体がこんなもんなのかな
微妙にレンジが狭い感じ

普段15万位のDAP使ってるせいか
伸び切らない高音と沈み込まない低音に最初はモヤモヤした
ER4SRとか繋いだら絶対不満出ると思う
(そもそもプラグのブーツが干渉するのでアダプタ必須だが)

FiiO Controlでデジタルフィルター弄ったり出来るし
独立ボリューム付いてるのでながら聞きに向いてる
メディア音量だけじゃなくて操作音(ポーンとかConnectedとか)の音量も弄れる
物理ボタンのお陰で誤操作に強い



[#13]
UTWS5慣れてきたかも
最初はaptXのせいかまあまあな感じがしたけど慣れればこれはこれでOKかも
音自体は非常に素直な感じ、停止時にサーノイズも無いし

あと接続周りの挙動が分かってきた
接続済み状態で別の端末から繋ごうとすると弾かれる
デバイスを切り替える時は一回切断する必要あり

電源オン直後は最後に繋いだデバイスに接続試行するみたい
外出中にスマホと繋げたあと、電源切っても自宅のPCとは自動的に繋がってくれない
接続タイムアウトでペアリングモードに入っちゃう
この辺は改良の余地があるような無いような

それとFiiO Controlでバッテリープロテクションをオンにしておくと
85%で左右ユニットの充電が止まる
これ長く使うにはいい機能だね



[#14]
utws5はtw1に比べると明らかに上。
tw2は持ってないけどtw1と音は変わらないんじゃないの?
mw200のLDACが最高なんだけど接続が不安定で、結局aptxで使っている。
utws5もこのレベルまでは来ていると思う。



[#15]
UTWS5とUTWS3は雲泥の差だけど、無印atpXの限界がよく分かる感じでもある。
adaptive対応機種を持っていないので実力を発揮させてあげられない。



[#16]
UTWS5届いた
初めてadaptiveのマーク見たわ
UTWS3より味付け少なくて好き
あと地味に収納時のコネクターの接触が改良されてる



[#17]
>>#16
値段分の差はあるの?
UTWS3を買うかUTWS5を買うか迷ってる
(SHUREのSE215に使う予定)



[#18]
>>#17
SE215のクラスならUTWS3で良いんじゃないかな
コーデックの差を感じるのは高音域の上の方だし
音質ガチ勢ならコーデックの差だけでUTWS5一択





各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。音の傾向は軽いドンシャリで音場は広めのFiioらしい音作りになっている、UTWS3と使い比べると音の繊細さが増しているし使い勝手も向上している、ホワイトノイズはかなり少ない方、コントロールボタンは使いやすい、端末の切り替えは難点あり、2pinモデルの方はコネクター部が短くてアダプターが必要になるかも、アプリは現状だとできる事が少ないのでアップデートに期待、同類の中では間違いなくトップクラス、といった内容。

「UTWS5」は現在18,000円前後の価格で販売中。コーデックがaptX AdaptiveではなくaptXの接続だと物足りないという声もあったり、組み合わせるイヤホンがそこまで高くないものならUTWS3でも十分だという声もあったり、真価を発揮できる環境で使ってナンボという印象。コメントに挙がっていたSHUREの「SE846」(AA)みたいなハイエンドのイヤホンを持っていてaptX Adaptiveが使える端末も持っているなら、満足のいく完全ワイヤレス化を実現できるのではないかと。とりあえず言える事はこの手のレシーバーでしばらくはトップの座に君臨すると思います。




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