FiiO、DACチップをES9038Q2Mに刷新した据え置き型のUSB DAC/ヘッドホンアンプ『K5 PRO ESS』

海外で発表があったFiiOのアンプ「K5 PRO ESS」。
「K5 PRO」のマイナーチェンジ版となる据え置き型のUSB DAC/ヘッドホンアンプ。K5 PROはパーツの供給不足で国内外問わず在庫切れの状態が続いていましたが、そのパーツ=DACチップを刷新する事で実質再販の目処が立ったようです。
再次提升!台式解码耳放K5 Pro ESS版现已开售-FiiO---BORN FOR MUSIC
https://www.fiio.com/newsinfo/582194.html




筐体の作りやDACチップが関わる部分を除いたスペックは旧版と変わらず、外観の違いは背面にあるESSのロゴのみ。DACチップは旭化成エレクトロニクス製のAK4493EQからESS Technology製のES9038Q2Mに変わり、THD+NやLOクロストークなどが改善されているとのこと。価格は中国だと旧版が998人民元だったのに対して1,199人民元と約2割高い設定。
ES9038Q2Mに関してはBluetoothレシーバー/トランスミッターの「BTA30 Pro」(RA)でも採用されていましたから、そちらの評価が参考になるかも。・・・いや、BTA30 Proは入荷数がかなり少なかったようでそういう情報を見かけないかもしれませんし、これも製品自体がどうこう以前に入手のハードルが高いかもしれませんね。
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