FiiO 『FW5』 レビューチェック ~音質特化型を謳う2BA+1DDドライバー&AK4332搭載の完全ワイヤレスイヤホン

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2022年12月に発売されたFiiOのイヤホン「FW5」。
BTR7」「UTWS5」などのBluetoothレシーバーで人気を確立しているFiiOが久々にリリースした完全ワイヤレスイヤホン。2BA+1DDドライバーやAK4332搭載で音質特化型を謳っているモデルですが、ちょっとチェックしてみます。

FW5 – Fiio Japan
https://www.fiio.jp/products/fw5/



画像


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(via zol.com)

製品仕様


通信方式:Bluetooth 5.2
コーデック:aptX Adaptive/aptX/AAC/SBC/LHDC
連続再生時間:約7時間
充電時間:約1時間40分
ドライバー:バランスドアーマチュアx2+10mm径ダイナミック型
感度:106 dB/mW
インピーダンス:32Ω
再生周波数帯域:20 - 20,000Hz
防水性能:IPX4
重量:約6.4g(イヤホン)/約57.2g(イヤホン+ケース)


各所の反応


[#1]
FiiO、DACとアンプ左右独立構成の音質特化型完全TWS「FW5」
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1462086.html



[#2]
今年の大本命FW5がきたな
でも北米で149.99ドルだから日本の価格は・・・



[#3]
FiiOはFD7の音が個人的にかなり良かったので
FW5もその傾向のチューニングなら買っちゃうかもなー



[#4]
FW5の公式の説明読んでもANCの記述ないから
本当にUTWS5にイヤホン埋め込んで丸くしたみたいなやつだわ
ヒアスルーは付くかもだけど、UTWS5のヒアスルーは無い方がマシというレベル



[#5]
>>#4
UTWS5のヒアスルーは十分実用レベルだと思うけど
めちゃくちゃ良いとは言わないけどね



[#6]
FW5凄くない?
今ある最高の物を全部入れた感じじゃん
約3万円なら許容範囲だろ



[#7]
FiiO FW5試聴してきた
解像度が凄くてaptXでもしばらく頭が混乱するくらい全部の音が出てる感じ
上下の限界まではっきりしていて1DDでは絶対に出せない音だが中音がへこんでるわけでもない
FocusProのちょっと色気がある音とは違うが解像度は勝ってるんじゃないか
解像度高すぎて聞き疲れしそうだけど
ボタン操作は物理式で確実、デザインはちょっと古いが装着感は悪くない

Aviot TE-1Jも試聴したけどFW5と比べるとLDACでも解像度がガックリ低い
価格差からするとこんなものか、ともあれFW5の解像度は衝撃的



[#8]
FW5試聴
一聴して分かる旭化成の音
ハイブリッドとしてはそつないバランスでパワー感もある
低音を欲しつつ膨らませた低音が許せない人には合いそう
耳にフィットし難いホタテの貝殻デザインは評価分かれそう



[#9]
試聴機あったから俺もFW5聞いてみたけど、かなり素直な音って感じ
素直過ぎてコーデックによる音質差が顕著
AACだとパッとしない地味な音だけど、LHDCだと別物レベルでクリアで高解像度
ただモニター用か?ってくらい無味乾燥なので一般受けは悪そう



[#10]
>>#9
FW5はUTWS5に2BA+1DDの有線イヤホンを挿したみたいになっちゃってるんだな



[#11]
FW5は悪くないと思う
値段以上の音はないけどアンプのパワーはちゃんと感じる
あと物理ボタンなのはいいことだ



[#12]
>>#11
FW5ってまろやか系の音だけど、ちゃんとイヤピが合えば良いのよね。
UTWS5そのまんまの特性を引き継いでいてマッチするイヤホンを合体させたみたい。
値段に目を瞑れるなら十分あり。



[#13]
>>#12
確かにそんな感じだった
なんだかんだアンプ載っけたやつは超粗悪品にはならんね
日本の価格は悪い意味で笑えるけど。



[#14]
FW5はハイブリッドでアンプも別に積んでるだけに
音が鮮明で低音も膨らまずティンパニの張りとかよく出てる
反面盛りに盛った重低音好きには合わない



[#15]
FW5の音質はすごい
でもでかいんだよなあ



[#16]
FW5試着してみてサイズ感が大丈夫だから買ってみたわ、良い!
普段ドンシャリ苦手だけど、それでももう少し低音あってもいいかなと思わんでもない。
無理に文句言うならそこくらい。
もともとノイキャンとかどうでもいい派なんで無くても問題なし。
あと、デザイン的に充電ケースに収まってる時に必要以上にデカく見える。

今まで1万前後付近しか手を出してなかったせいか、すごく満足感がある。
無線のイヤホンでここまで聴けるのはいいね。
こんだけ鳴ってくれればもう終着かなとも思ってる。



[#17]
FW5の問題は本来150ドルの製品であるという事だよね



[#18]
>>#17
国内価格が高すぎるだけで普通に良いイヤホンだとは思う



[#19]
FW5
言われてるとおりUTWS5にドライバーくっつけて再構築した感じ。
ドライバー部分がUTWS5のネガを打ち消すようなセットアップになってるようで
聴きごたえはあるがなんか色気がないなーってなるのもUTWS5と同じ。
イヤホンが合体した小さなUTWS5って考えたら逆にお買い得かもしれん。



[#20]
FW5は俺の耳だと弱ドンシャリでFiiOぽい音だと感じたが意外と悪くなかった。
H-ANCより好みかも?ってくらい。



[#21]
>>#20
FW5意外と気に入ったわ。
もうちょいアタック感あると楽しいが、AKMのDACにそれ求めてもだし。
あとはアプデでLDACも選択できれば完璧だな。
LDACはUTWS5の時から実装するつもりって言ってたから期待してる。





Qualcomm QCC5141のBluetoothチップ採用、AKM製のDAC・AK4332を独立構成で搭載、Knowles製のデュアルBAドライバー、DLC振動板+PUガスケット採用の10mm径ダイナミックドライバー、Snapdragon Sound対応、デュアルマイクとcVcテクノロジーによるクリアな通話品質、安定した送受信性能を実現するFPCアンテナ、誤タッチゼロを謳う4つの物理ボタン、32段階の独立したボリューム調整機能、最大21時間再生を可能とするバッテリーケース、標準シリコンイヤーチップ3セット・HS18イヤーチップ3セット付属、スマートフォンアプリ・FIiO Control App対応、などが特徴。

各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。音はAKMのDACらしいモニターライクなサウンドで低音は控えめだが解像度はかなり高くパワーも感じられる、解像度の高さに限ってはNoble Audioの「FoKus PRO」(AA)に優るかも、コーデックはLHDC接続を推奨(AACと音質の差は歴然)、イヤホンは大きめで装着感の良し悪しは個人差がありそう、物理ボタンは正確に操作できて良い、UTWS5に2BA+1DDイヤホンを一体化させて小型化したものと認識していい、日本の価格をどう見るかもキーポイントになる、といった内容。

「FW5」は現在33,000円前後の価格で販売中。円安がピークの時に登場したという事を考慮しても日本の価格は言われているとおり割高感が否めませんが、かと言って海外から日本への取り寄せも止められている状況なので受け入れるしかないかと。でも出来は確かなようでこの価格でも満足だと評価されていましたし、発売後のアップデートでイコライザー機能が使えるようになったとの情報も見かけましたし、今後の進展も含めて相応のパフォーマンスは十分期待できそう。解像度の高さはFoKus PROよりも上という評価が事実なら相当良いものでしょうね。