FiiO 『FF5』 レビューチェック ~よりピュアな音を目指したと謳う上位モデルのインナーイヤー型イヤホン

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2023年1月に発売されたFiiOのイヤホン「FF5」。
FF3」の上位モデルとなるインナーイヤー型(イントラコンカ型)の有線イヤホン。新開発のカーボンDDドライバーや音響構造などを特徴としており、よりピュアな音を目指したとも謳っているものですが、ちょっとチェックしてみます。

FF5 – Fiio Japan
https://www.fiio.jp/products/ff5/



画像


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(via zol.com)

製品仕様


形式:インナーイヤー型(イントラコンカ型)
ドライバー:14.2mm径ダイナミック型
周波数特性:20 - 20,000Hz
インピーダンス:45Ω
感度:106 dB/mW
コネクター:MMCX
ケーブル長:約1.2m
重量:約3.4g(イヤホン片方)


各所の反応


[#1]
FiiO、「女性ボーカルを際立たせる」インナーイヤー型イヤフォン
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1469482.html



[#2]
FF5はカーボンDDか
中高音重視は望むところだ



[#3]
FF3の和太鼓みたいなデザイン良いんだよなあ
FF5は高音重視かな?



[#4]
FF3買おうと思ってたけどFF5評価待ちでいいか



[#5]
レビュー見る限りFF3とFF5は別路線らしいですね



[#6]
FF5をUTWS5で運用してみたい



[#7]
FF5買った
比較対象がEB2Sしかないけど、さすがに全然音良く感じる
スポンジカバーとシリコンカバーが付いてて色々試せて楽しかった



[#8]
FF5届いた
他に持ってるイントラコンカ型はRW-2000・RW-3000・EBX21・ST10s

多分ウォーム機だと思うんですけど
ドライバー特有のはっきりとした高音はあるので優等生さは感じられる
イヤーパッドありだとモコモコ気味に感じるけどバランスはそんな悪くないか

イヤーパッドなしだとFF5、RW-2000、RW-3000は似通った音に聴こえる
イヤーパッドありだとFF5は低音というかミッドバス強めに聴こえてキャラクター結構変わってる
モニタライクならRW-2000系統、ナチュラルでいいならFF5な気する



[#9]
FF5は左右の判別がパッと見わからないのが不便すぎる



[#10]
最近出たばっかのFIIO FF5を買ったけど
低音も出るしその上クリアでいい感じなのでおすすめ



[#11]
FiiO FF5
インナーイヤーなのに騒がしい店内でもちゃんと聴けるのはすごい
FF3も良いけどFF5もまた違ったキャラとして使い分けできる
低音の量感は少ないけど中低音は割とあるからロックやジャズに合う
付属ケーブルも良い



[#12]
FiiO FF5はイントラコンカらしく音場がかなり広い。
FF3と比べると筐体が軽く、やや高域よりだった前作と比べるとバランスがよい。
ただ自分はFF3の方が好み。



[#13]
Fiio FF5は低音寄り機なんかな。
持ってるNICEHCK EBX21やAstrotec Lyra Natureがそもそも中高音寄りだと思うけど
それらより確実に低音が強い。でも低音のインナーイヤー全滅してたし価値ある。
ってかこれより低音出るFF3ってどんなやねん。



[#14]
耳への負担少なめなイントラコンカ型でリケーブル対応で音質も良いやつ
ということでFiiO FF5購入
装着感も軽くて見た目通り音の抜けが良い割に低音もしっかり出てる

スポンジカバーは見た目の違いが全くわからないのが難点
どちらかわからなくなったら照明にかざしてなんとなく判別してる

とりあえずイントラコンカ型で音質求めるのはFF5でゴールかな





カーボンベース+PU製ガスケットの振動板を採用した14.2mm径ダイナミックドライバー、よりピュアな音を目指して生み出された新しいイヤホン設計、低域の表現力を向上させた新開発の音響構造、女性ボーカルを際立たせるサウンドチューニング、アルミニウム合金製の軽量ボディ、MMCXコネクター採用のケーブル着脱式、392本を撚り合わせて作られた銀メッキ単結晶銅ケーブル、シングルエンド/バランス駆動を簡単に変更できる3.5mm/4.4mm交換式プラグ、フィット感が向上するシリコンリング2種/各3セット付属、音質を調整できるスポンジカバー3種/各6セット付属、などが特徴。その他の付属品はMMCXアシストツール・ストレージケース。

各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。インナーイヤー型らしく音場は広くインナーイヤー型でも低音は(FF3ほどではないが)しっかり出る、FF3と比べて低音の量は控えめだが音のバランスは良い、FF3とどちらが良いかは好み次第で使い分けも出来そう、付属ケーブルの作りも良い、イヤホン左右とスポンジカバー3種が見分けにくいのは難点、名だたるインナーイヤー型と比べても優等生と言える出来で終着点にもなり得る、といった内容。

下位のFF3とはイヤホン自体の作りが完全に別物で音はFF3の方が好みだとか使い分けできるとも言われていましたから、上下関係で見ない方がいいかも。でもFF3の低音はインナーイヤー型らしからぬ強さでこちらの方がちょうどいいというコメントもありましたし、FF3ではできなかったリケーブル対応も大きなアドバンテージになりそうですし、インナーイヤー型を好むような人の大半はこちらの方が魅力的に映るのではないかと。また、カナル型と違ってインナーイヤー型は新製品が年に数個出る程度の状況を考えると、これ以上の存在はしばらく現れないかもしれませんね。「FF5」は現在23,000円前後の価格で販売されています。




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