FiiO 『FF3』 レビューチェック ~ベリリウムドライバー&交換式プラグのインナーイヤー型イヤホン

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2022年9月に発売されたFiiOのイヤホン「FF3」。
EM5」に続いて登場した新シリーズのインナーイヤー型(イントラコンカ型)イヤホンで、ベリリウム振動板の14.2mm径ダイナミックドライバーや3.5mm/4.4mm交換式プラグを主な特徴としているモデル。ちょっとチェックしてみます。

FF3 – Fiio Japan
https://www.fiio.jp/products/ff3/



画像


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(via weibo)

製品仕様


形式:インナーイヤー型(イントラコンカ型)
ドライバー:14.2㎜径ダイナミック型
周波数特性:20 - 20,000Hz
インピーダンス:45Ω
感度:105dB
最大入力:100mW
プラグ:3.5mm/4.4mm(交換式)
ケーブル長:約1.2m
重量:31g(ケーブル含む)


各所の反応


[#1]
FiiOからインナーイヤー型「FF3」。約16,940円
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1436698.html



[#2]
FiiOのFF3が気になっている、プラグ側が交換式なのが良い
オーディオテクニカで4万~5万のあったけど気軽に手出しする金額でもなく…
これは価格帯も手出しやすい



[#3]
FF3いいなこれ。ebx21より好きだわ。



[#4]
一万越えクラスならKC08aかFF3がいいね
どちらもリケ出来ないのがあれだけど



[#5]
高い機種ほどケーブル着脱できない謎



[#6]
>>#5
情報が少し出てる上位のFF5はリケーブル可能らしいからそっちに期待してる
発売はだいぶ先になりそうだけど



[#7]
今までDIY系メインで買っててFiio FF3買ってみたけど、かなり完成度高いと思うわ
鼓形だから多少低音多めだけどかなり自然であまり文句がつけられなそうな音



[#8]
>>#7
中音~高音はどう?
フラットな感じなのかキラキラ系なのか気になってます



[#9]
>>#8
低音>中音≧高音かな
EB2Sよりはもう少しフラットになった感じでキラキラ系ではないかな



[#10]
FiiO FF3着弾
箱出し直後でもしっかりめな低音出てて良い感じ
これならスポンジ無くてもいいかも
筐体サイズが自分の耳の大きさとあってるせいか収まりも丁度いい



[#11]
ウチにもFiiO FF3着弾、色は黒にしてみたけど良いね。
水月雨CHACONNEよりも軽くてFiiO FF3の方が音楽聴いてて楽だな。



[#12]
Fiio FF3入手した
イントラコンカがこんなに良いとは思わなかった
響き渡る音だけではなく、中低域に厚みがあるのは驚き
ちなみにプラグは4.4mに変えてイヤーパッドはバランスのカバー装着



[#13]
FF3試聴したけどiPhone+DC05でも十分に聞ける性能だった



[#14]
10年以上ぶりのインナーイヤー型イヤホンでFiiO FF3を買った
自分の耳にはとても良い感じ
ってか最近はインナーイヤー型をイントラコンカ型って言うの知らなかった



[#15]
FiioのFF3視聴してきたけど
低音の出方はバスレフスピーカー的な感じ
中・高音は新しめのイヤホン的なニュアンス
水月雨のChaconneと比較だとで少し後ろで鳴る感じ、装着は少し軽くて楽



[#16]
FiiO FF3+スポンジカバーで聴いてる
イントラコンカとは思えないほど低音が出てる



[#17]
見た目が気になってFiiO FF3買ってみた。
3.5mmで聴くとまぁ普通だなって感じだけど、iBasso DC06に4.4mmで接続したらめっちゃ良い。
中高域の解像度が高くて低音域もしっかり鳴らしている感じする。
インイヤー型でこんなに音質良いとは驚き。





ベリリウムコーティングの振動板を採用した14.2mm径ダイナミックドライバー、ダイコク製超微細銅クラッドアルミニウム線による軽量ボイスコイル、316Lステンレススチール製の筐体、新開発のドラム型イヤホンハウジング、より低い再生周波数を実現するアコースティックチューブ構造、計152本の高純度銀メッキ単結晶銅線材を採用した高品位ケーブル、シングルエンド/バランス駆動を簡単に変更できる3.5mm/4.4mm交換式プラグ、3種類のスポンジカバー付属、キャリングケース付属、シルバー・ブラックの2色、などが特徴。

各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。低音は厚みがあってしっかり出ているし自然に響き渡るしインナーイヤー型としては文句なしに良い音、スポンジカバーを使うとインナーイヤー型とは思えないほど低音が出る(付けなくても十分に出る)、シングル接続でそこまででもないと感じた場合はバランス接続で印象が一変するかも、水月雨の「CHACONNE」(AA)に比べると軽くて楽と言える装着感、スマートフォンでも小型のUSB DACを使えば十分いける、といった内容。

「FF3」は現在17,000円前後の価格で販売中。ケーブル着脱式ではない=リケーブルできない点を残念がる人もいましたが、2022年内のリリースが噂されている上位モデルはできるっぽいのでそれを待ってみるのもいいかと。ただ、上位モデルとなれば価格が跳ね上がる可能性もありそうですし、最新かつ最高峰のものを追求しているわけでもないならこれでも十分に満足できそうな気もするでしょうか。そのあたりはさておき選択肢は意外と少ない中価格帯のインナーイヤー型イヤホンとして期待できる新星だと思います。




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