『FiiO FF1』 レビューチェック ~エントリークラスでも見どころ満載で付属品も充実のイントラコンカ型イヤホン

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2023年9月に発売されたFiiOのイヤホン「FF1」。
FF5」「FF3」に続くイントラコンカ型(インナーイヤー型)の有線イヤホンは同シリーズのエントリークラスとなる新型モデル。PUガスケット+ベリリウムのダイナミックドライバーやリケーブル対応そして豊富な付属品とエントリークラスでも見どころ満載ですが、ちょっとチェックしてみます。

【公式サイト】FF1 - FIIO Japan

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(via weibo)

製品仕様


形式:イントラコンカ型
ドライバー:14.2mmダイナミック型
周波数特性:20 - 20,000Hz
インピーダンス:45Ω
感度:106dB/mW(@1kHz)
コネクター:0.78mm-2pin(独自形状)
プラグ:3.5mmシングルエンド
ケーブル長:約120cm
重量:約3.2g(片側、ケーブルを除く)


各所の反応


[1]
FIIO、14.2mm径ドライバの耳載せ型イヤフォン。約5390円
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1529737.html




[2]
FF1良さげだけどコネクタが独自規格かぁ



[3]
FF1は公式がやたら低音推してるね



[4]
FiiOのインナーイヤーは付属のシリコンリングありきかな
FF5のシェルをプラ製にしてFF3のベリリウム+PU振動版を乗せたのがFF1かな




[5]
FF1は背面解放なのが不安
必要な音まで逃げてく感じがして苦手なんだよね




[6]
FF1、1時間エージングの感想
音場が広い
中音域低音域の音が厚い
高音は抑えてるが必要充分
解像度は値段相当

追記
30時間エージングで高音低音伸びてきた
エージングの変化大きいかも




[7]
FiiO FF1
中域~低域にかけて厚みのある音。
中域・高域もしっかり出ている、高音の刺さりは感じられない。
解像度はそれなり。
リケーブルでバランス接続できたりすると大化けするかも。

FF3よりも筐体が小さめなので耳が小さい方におすすめ。
非常に軽いこともあって装着感はかなり良い。
ながら聴き用に最適かな。




[8]
FiiO FF1届いたけどいいなこれ
厚みある低音と高音もそれなりにしっかり出て
全体的にバランスが良いし聴いてて楽しい
NICEHCK B70使ってるけどFF1の方が好きだな




[9]
FIIO FF1はUSB-Cアダプタ同梱してくれてるの助かる



[10]
FiiO FF1
NICEHCK EB2Sと比較すると音がスッキリあっさり
背面のダクトが音の抜けを良くしているおかげかな?
ドライバーサイズがEB2Sと比較すると小さいこともあって
本体サイズも小さいために耳にしっかりと入る
鼓膜に近い分ドライバの不利は感じられない
キレが良すぎる音、かと言って刺さる訳じゃ無いのが不思議






新設計PUガスケット+ベリリウムコーティングの振動板を採用した14.2mm径ダイナミックドライバー、より純度の高い上質な低域再生を実現する音響抵抗管、独自形状の0.78mm-2pinコネクター、インライン・コントロール付きマイク搭載の無酸素銅ケーブル、高域重視スポンジ・ボーカル重視スポンジ・シリコンリング・シリコンウイングフック・USB Type-C→3.5mm変換アダプター付属、ブラック・シルバーの2色、などが特徴。

各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。中域~低域は厚みがあって高域や解像度はそれなりだが刺さる事もなくてなかなか良い、音響抵抗管のおかげか音の抜けを良い、比較的小型なので耳にしっかり収まるし軽量なのも相まって装着感はかなり良い、リケーブル対応でもコネクターが独自規格なので汎用性はない、USB Type-C変換アダプターが付属しているからスマホでも問題なく使える、「NICEHCK EB2S」(AA)に比べるとスッキリした音でドライバー径が小さくても不利は感じない、「NICEHCK B70」(AA)と比べてもこちらの方が好印象、といった内容。

「FF1」は現在5,000円台の価格で販売中。同シリーズの上位モデルは一つ上のFF3でも17,000円くらいするので、ドライバーがFF3と同じっぽいというだけでもコストパフォーマンスは高そう。コネクターに関しては市販の0.78mm-2pinとは互換性がないと明言しているので活かせる機会は少ないかもしれませんが、付属品はこれだけ揃っていれば後から何かを足すって事もないでしょうしUSB Type-C変換アダプターが付いているのも気が利いていますし、エントリークラスでも魅力が詰まっていますね。