FiiO、USB接続でLDAC送信対応など全面的に進化したBluetoothレシーバー/トランスミッター『BTA30 Pro』

海外で発表があったFiiOのレシーバー「BTA30 Pro」。
「BTA30」の上位モデルとなる据え置き型のBluetoothレシーバー/トランスミッターが中国にて発表あり。USB接続でもLDACコーデックの送信に対応してたりサンプリングレートが最大32bit/384kHzに統一されているなど全面的に進化しています。
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ES9038Q2MのDACチップ採用、CSR8675のBluetoothチップ採用、XMOSのUSBコントローラー採用、最大32bit/384kHzのサンプリングレート対応、LDAC/aptX HDコーデックの送受信に対応、送受信を問わず2台のデバイスの同時接続をサポートするBypass機能、スマートフォンアプリ対応、主な仕様・特徴は以上。本体のデザインやインターフェイスは変わっていませんが、前面のボタンは操作内容が変わっておりインジケーターは上部に新設されている模様。中国では10/29に発売予定、価格は799人民元(約14,000円)。
USB接続はLDACコーデックの送信に対応していない、接続によって対応サンプリングレートの数値が違う、DACとして使う場合は微妙な性能、通常モデルは評価的にその3つが欠点になっていた印象。でもこのProモデルはいずれの点も改善されているようですし基本性能も向上しているようなので、製品情報に嘘偽りないなら今度こそは期待どおりの1台3役に仕上がっているのではないかと。ちなみに通常モデルは部品の供給不足で今後は生産しないみたいな事を言っていましたから、上下の2つは共存せずに入れ替わる形になると思います。
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