Corsairのワイヤレスゲーミングマウス『KATAR PRO Wireless』の分解・実重量レポート

海外で発売されているCorsairのマウス「KATAR PRO Wireless」。
「KATAR」の後継機で「G304」を意識して作ったであろう新型のワイヤレスゲーミングマウス。実用十分そうなスペックと40ドルを切る低価格が魅力となりそうなモデルですが、分解を試みたレポートが早くも投稿されていたので見てみます。
Corsair、G304対抗機となりそうなワイヤレスゲーミングマウス『KATAR PRO Wireless』
https://watchmono.com/e/corsair-katar-pro-wireless







(via quasarzone)
主要パーツや各部の詳細を見ていくとセンサーはPixArt PMW3325、メインクリックのマイクロスイッチはkailhのブルースイッチ、他のボタンのマイクロスイッチはkailhのパープルスイッチ、2.4GHz/Bluetooth SoCはNordic SemiconductorのnRF52840。内部の構造を見るにメインクリックの感触を変えるメカニカルなシステムは導入されておらず。実重量は乾電池抜きで約74g、付属のアルカリ電池込みで約97gという結果。
センサーのPMW3325は「HARPOON RGB WIRELESS」(AA)にも使われていたエントリークラス。マイクロスイッチはオムロンよりコストが低いであろうkailh製で統一。新型のワイヤレスモデルなのに低価格で出しているのは主要パーツを見ると腑に落ちるでしょうか。でも無線用のSoCは他社のハイエンドクラスでも使われている最新のものですから接続性は期待できそう。あと、重量は容量の少ない単四充電池+スペーサーみたいな工夫で10gくらいは軽くできると思います。