コンパクトサイズのゲーミングメカニカルキーボードをまとめてみた(~2022/05)

コンパクトサイズのゲーミングメカニカルキーボード・・・2020年にRazerが参入してから我も我もと続くメーカーが増えていって、最初は60%レイアウトだけだったのに最近は65-75%レイアウトも手がけるところが目立つ状況。昨年に該当するものをまとめた記事を投稿しましたが、あれから新製品が出たり後継機が出たりと動きが結構あったので改めてまとめてみました。知名度の低いマイナーなメーカーや中華系の製品は省略、それと見逃しているものがあるかもしれませんのでそこはご了承ください。
コンパクトサイズのゲーミングメカニカルキーボードをまとめてみた(~2021/03)
https://watchmono.com/e/compact-gaming-mechanical-keyboard

その1、Razerの「Huntsman Mini」。
冒頭で触れたとおりコンパクトサイズのゲーミングメカニカルキーボードでは先駆けの存在となった60%レイアウトのモデル。発売されてからそろそろ2年近く経ちますが、Huntsmanシリーズなので独自の光学メカニカルスイッチを採用している点は今でも魅力的に映ります。
Razer 『Razer Huntsman Mini』 レビューチェック ~60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード
https://watchmono.com/e/razer-huntsman-mini-review-check

その2、Razerのキーボード「Huntsman Mini Analog」。
上記のHuntsman Miniにアナログ入力や2段式アクチュエーションポイントを特徴とするRazerアナログオプティカルスイッチを採用した60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード。そのアナログなキースイッチは製品情報を見るとなんかすごいものに思えてきますが、実際は使いどころが限られているので需要も限られている印象です。
Razer、アナログオプティカルスイッチを採用した60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード『Huntsman Mini Analog』
https://watchmono.com/e/razer-huntsman-mini-analog

その3、Razerの「BlackWidow V3 Mini HyperSpeed」。
昨年発売された65%レイアウトでワイヤレス対応になっているゲーミングメカニカルキーボード。BlackWidowシリーズという事もあってかフレームの形状が良くも悪くも特徴的。日本では日本語配列版がリリースされて何気に稀少な65%レイアウト/日本語配列だったりしますが、配列に無理があると思うのが正直なところです。
Razer 『BlackWidow V3 Mini HyperSpeed』 レビューチェック ~日本語配列は唯一となる65%レイアウト/ワイヤレスのゲーミングメカニカルキーボード
https://watchmono.com/e/razer-blackwidow-v3-mini-hyperspeed-review-check

その4、Cooler Masterの「SK622」。
60%レイアウトでTTC製の薄型スイッチ採用そしてワイヤレス対応にもなっているゲーミングメカニカルキーボード。この旧版と言えるSK621が日本未発売だったのでこの系統は日本で発売されないだろうと思っていましたが、後の新製品も含めて海外からそう遅れる事なく発売されたのはちょっと驚きでした。
Cooler Master 『SK622』 レビューチェック ~60%レイアウトでロープロスイッチ採用のBluetoothメカニカルキーボード
https://watchmono.com/e/cooler-master-sk622-review-check

その5、Cooler Masterの「SK620」。
上記の有線モデルとなる60%レイアウトでTTC製の薄型スイッチを採用したゲーミングメカニカルキーボード。これは日本で発売されていませんがワイヤレスモデルがあればいいんじゃないかという印象。でも北米では現在70ドルを切っているので仮に日本で発売されていたら今回取り上げている中では最安の存在になっていたかも。
Cooler Master、ロープロスイッチを採用した60%メカニカルキーボードの有線モデル『SK620』
https://watchmono.com/e/cooler-master-sk620

その6、Cooler Masterの「CK721」。
70%レイアウト(公式では65%レイアウト扱い)で2.4GHz/Bluetooth 5.1のワイヤレスに対応、右上のダイヤルコントロールも特徴としているゲーミングメカニカルキーボード。2021年に入ってからダイヤルコントロールを搭載した70-75%レイアウトのモデルが目立つようになって、これもトレンドを取り入れた感じですかね。
Cooler Master 『CK721』 画像など ~ダイヤルも搭載した70%レイアウトでワイヤレスのメカニカルキーボード
https://watchmono.com/e/cooler-master-ck721-gallery

その7、HyperXの「Alloy Origins 60」。
日本では2021年4月に発売された60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード。丸を帯びたアルミフレームでスタンダードな作りになっているモデルですが、一時は10,000円を切っていて随分と割安感があった一品。それと後から登場したピンクのカラーバリエーションモデルは奇抜なカラーリングで目を引きます。
HyperX 『Alloy Origins 60』 レビューチェック ~10,000円を切っている60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード
https://watchmono.com/e/hyperx-alloy-origins-60-review-check

その8、HyperXの「Alloy Origins 60」。
上記の65%レイアウト版と言えるゲーミングメカニカルキーボード。こちらも丸を帯びたアルミフレームやPBTダブルショットキーキャップを採用していて、65%レイアウトとしてはスタンダードな作りになっているモデル。先月発売されたばかりなので時間が経てば安くなるかな・・・でも今は急激な円安に陥っているので価格は触れない方がいいかも。
HyperX、製品が出回りだした65%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード『Alloy Origins 65』
https://watchmono.com/e/hyperx-alloy-origins-65

その9、Duckyの「One 3 Mini」。
今や同社のメインシリーズになっているOneの第3世代モデルは数多くのラインナップで去年の秋に発表され、これはそのうちの一つである60%レイアウトのメカニカルキーボード。ゲーミングに該当するかは賛否両論ありそうですが、ゲーマーからの支持も厚いシリーズなので問題ないでしょう。ところでイエローはいつ見ても奇抜ですね。
Duckyの”真っ黄色なメカニカルキーボード”が新設のOne 3シリーズで再び登場
https://watchmono.com/e/ducky-one-3-yellow

その10、Duckyの「One 3 SF」。
上に同じくOne 3シリーズのメカニカルキーボードで、こちらは65%レイアウトのモデル。製品情報を改めて見るとホットスワップでも安定性を確保している構造やフォームパッド内蔵などトレンドを取り入れつつも抜かりのない作りかつ個性的なデザインで、日本に限らず世界中で人気になっているのも納得です。
Ducky - One 3 SF
https://www.duckychannel.com.tw/en/One3-SF

その11、Gloriousの「GMMK 2 Compact TKL (65%)」。
ゲーミングマウスの方で多大な人気を得ているGloriousですが、ゲーミングメカニカルキーボードも以前から手がけていて第2世代モデルとなるGMMK 2シリーズは先月に日本でも発売。これはそのうちの一つである65%レイアウトのモデル、価格は16,000円台で販売されています。
Glorious GMMK 2 Compact TKL (65%) Mechanical Gaming Keyboard
https://www.pcgamingrace.com/products/gmmk2

その12、Gloriousの「GMMK PRO」。
75%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボードですが正確に言うとベアボーンキットで、他のパーツは自分で調達して組む事もできるし公式サイトのサービスを利用すれば完成品も注文できる一品。日本では”Pre-built Edition”なる完成品が上記と共に発売、ただし価格は50,000円近くもする高額品です。
Glorious GMMK PRO 75% Barebone Black
https://www.pcgamingrace.com/products/glorious-gmmk-pro-75-barebone-black

その13、CORSAIRの「K65 RGB MINI」。
同社の製品では初のコンパクトサイズとなった60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード。これももう1年前の製品になるのか・・・普通に売っている製品にこういう事を言うのもアレですけど何だか懐かしさを感じたり。ちなみに情報の初出は日本Amazonのフライング公開だったので、日本でもこういう事があるのかと衝撃的でした。
CORSAIR 『K65 RGB MINI』 レビューチェック ~8000Hz対応も特徴とする60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード
https://watchmono.com/e/corsair-k65-rgb-mini-review-check

その14、Pulsarの「PCMK 60%」。
軽量ゲーミングマウスで一躍有名になったPulsarはゲーミングメカニカルキーボードも手がけていますが、処女作からフルカスタマイズ(ベアボーンキット+各パーツの選択が可能)をウリにしているというぶっ飛んだ製品展開をやっていたりする。キーレイアウトはテンキーレスとこの60%の2タイプあり、ショップによっては完成品も取り扱っていたりします。
PCMK JIS 60% Mechanical Gaming Keyboard – Pulsar Gaming Gears Japan
https://pulsargg.jp/products/pcmk-jis-60

その15、MAD CATZの「S.T.R.I.K.E. 6」。
メカメカしいゲーミングマウスやアケコンを主力としているMAD CATZですが、今年に入ってから60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボードをリリース。ただ、個性が出しにくい60%レイアウトという事もあってかMAD CATZにしては随分と控えめな出来になっている印象。ここが普通の製品を出しても正直つまらないです。
MAD CATZ、安さが魅力になるかもしれない60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード『S.T.R.I.K.E. 6』
https://watchmono.com/e/mad-catz-strike-6

その16、Mountainの「Everest 60」。
一見スタンダードな60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード。その実態は着脱式のテンキーパッド(オプション)が左右どちらにも取り付け可能だったり、ケーブル接続用にUSB Type-Cのインターフェイスを3つも備えていたりと個性の塊と言える一品。上記のMAD CATZに求めているものをこっちが形にしている感じです。
Mountain、専用テンキーパッドの着脱もできる60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード『Everest 60』
https://watchmono.com/e/mountain-everest-60

その17、Kinesis Gamingのキーボード「TKO」。
3分割のスペースバーや横に傾斜をかけられる計4個のスタンドを特徴としている60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード。個性的な一品ですけど販売網が限られているせいか登場してから1年以上経つのにそういえばユーザーを見かけないような・・・。いま調べたら日本では代理店が半年前くらいから取り扱っているようで。
Kinesis Gaming、3分割のスペースバーや4個のスタンドを備えた60%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード『TKO』

その18、ASUSの「ROG Falchion NX」。
65%レイアウトでワイヤレス対応、側面にタッチパネル搭載やスタンド兼カバーも特徴としているゲーミングメカニカルキーボード。2021年2月に発売された旧版(ROG Falchion)のキースイッチはCHERRY MXでしたが、これは独自のROG NXにリニューアルした形。市場の入れ替えは既に終わっていて旧版の方は実質廃盤になっています。
ASUS 『ROG Falchion NX』 レビューチェック ~ROG NXスイッチを採用した65%レイアウト/ワイヤレスのゲーミングメカニカルキーボード
https://watchmono.com/e/asus-rog-falchion-nx-review-check

その19、Fnaticの「STREAK65 LP」。
独自のロープロファイルスイッチを採用した65%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード。2020年に旧版と言えるSTREAK65が出ていましたが、これはキーキャップ・ケーブルの刷新や防音フォーム内蔵など色々とアップグレードしているリニューアル版。日本では2月に発売されています。
Fnatic、色々とアップグレードされた65%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード『STREAK65 LP』
https://watchmono.com/e/fnatic-streak65-lp

その20、Xtrfyの「K5 COMPACT」。
海外で最近リリースされた65%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボードで、公式サイトではセミオーダー(各パーツのカスタマイズが可能)ができるようになっているモデル。日本でもそのうち発売されると思いますがセミオーダーはさすがに無理でしょうから、取り扱うとしても標準仕様と言えるものでしょう。
Xtrfy、パーツのセミオーダーもできる65%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード『K5 COMPACT』
https://watchmono.com/e/xtrfy-k5-compact

その21、Thermaltakeの「Navigator C360」。
今のところ中華圏でのみ出回っている65%レイアウトでワイヤレス対応のゲーミングメカニカルキーボード。Thermaltakeの製品は後から名を変えてグローバル版が出るという前例がありますから、これもその流れで展開していくものかもしれません。中国では随分と安い価格になっています。
Thermaltake、自身初となる65%レイアウト/ワイヤレスのゲーミングメカニカルキーボード『Navigator C360』
https://watchmono.com/e/thermaltake-navigator-c360

その22、DEEPCOOLの「KG722」。
PCパーツで知られるDEEPCOOLはゲーミングデバイスも手がけるようになり、これはゲーミングメカニカルキーボード第一号になった65%レイアウトのモデル。キーキャップは今どき珍しい前面刻印のタイプ、それ以外は至って普通の作り。いま調べたら日本でも今年に入ってから5,000円台半ばで販売されているようで・・・もしかしてものすごくお買い得!?。
DEEPCOOL、65%レイアウトで前面刻印キーキャップ採用のゲーミングメカニカルキーボード『KG722』
https://watchmono.com/e/deepcool-kg722

最後その23、NZXTの「FUNCTION MINITKL」。
スタイリッシュなPCパーツで人気を得ているNZXTがゲーミングデバイスにも本格的に参入、これはそのうちの一つである75%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード。ぎっしり詰めた87キーのレイアウトで左側面にボリュームホイールと3つのボタンを搭載しているという個性的な部分もあり。日本でも発売されるかは今のところ不明です。
NZXT、100ドルを切っている75%レイアウトのゲーミングメカニカルキーボード『FUNCTION MINITKL』
https://watchmono.com/e/nzxt-function-minitkl
CoolerMaster CK721 コンパクト ワイヤレスキーボード
posted on 2022.05.02
CoolerMaster
売り上げランキング:3,325
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