Bowers & Wilkins 『Pi5 S2』 レビューチェック ~上位と同様にブラッシュアップしたANC完全ワイヤレスイヤホン

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2023年2月に発売されたBowers & Wilkinsのイヤホン「Pi5 S2」。
Pi5」の後継機であり「Pi7 S2」の下位モデルとなるANC完全ワイヤレスイヤホン。先代と比べて再生時間や接続安定性の向上それに軽量化の実現を謳っており、上位と同様にブラッシュアップしたようですが、ちょっとチェックしてみます。

Pi5 S2 True Wirelessインイヤー・ヘッドフォン | Bowers & Wilkins
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/headphones/pi5-s2



画像


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(via spill)

製品仕様


通信方式:Bluetooth 5.0
プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
コーデック:aptX/AAC/SBC
連続再生時間:約5時間(ANCオフ)
充電時間:3時間
ドライバー:9.2mm径ダイナミック型
防水性能:IP54
ワイヤレス充電:対応(Qi)
重量:6g(イヤホン)/47g(ケース)


各所の反応


[#1]
B&W、安定接続と再生時間が進化したTWS「Pi7 S2」「Pi5 S2」
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1472812.html

【レビュー】完成度MAX、B&W最強TWS「Pi7/Pi5 S2」を聴く。懐かしのカセットまで無線化!
https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1474864.html



[#2]
Pi5S2試聴したけどすごいドンシャリだな・・・
ワイヤレスイヤホンにありがちなコーデックで損してる感じしかない
この価格帯でこれかぁという感想しかない



[#3]
Pi5 S2で音ゲー(プロセカ)試してみたけど
有線イヤホンを使っているかのように遅延が感じられない。
音にキレがあり音像が明瞭なこともあり、リズムの芯と自分のピントが合ったような感覚。



[#4]
B&WのPi5 S2買ってきた
駅で途切れずにこの音質なら4万ぐらい払う価値あるけど
流石にPi7買った方が良かったかもしれん





透明感の高いステレオサウンドを実現した9.2mm径カスタムドライブユニット、抜きん出たオーディオパフォーマンスを提供するサウンドチューニング、不要なノイズを取り除くアクティブノイズキャンセリング、周囲の音を取り込むアンビエントパススルーモード、計4つのマイクによるクリアな通話音声、アンテナ設計の刷新によって接続安定性の向上を実現、最大16時間分の充電が可能なバッテリーケース、最新のBowers & Wilkins Musicアプリ、計3色のカラーラインナップ、などが特徴。

各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。音の傾向はドンシャリで価格に見合った音質と思えるかは人による、遅延は音ゲーのプレイでもほとんど感じられない、接続の安定性は駅みたいな場所でも途切れず良好、といった内容。また、自身のサイトでレビューしている人(カジェログ)もいましたが、音質は先代と変わっておらず豊かなサウンドと言えるが上位との比較になるとさすがに劣る、通話品質も上位には劣る、ANC機能・外音取り込み・装着感は上位と同レベル、とのこと。

「Pi5 S2」は現在44,000円前後の価格で販売中。Pi7 S2との価格差は14,000円程度ですが性能・機能の差はそれ以上に感じられて、この価格帯でその差額なら上位を買った方が・・・というコメントがあったのも腑に落ちるところ。また、評価的に先代から劇的に進化しているわけでもなく価格は先代より2倍近くに跳ね上がっていますから、これはかなり微妙な立ち位置になっているようにも見えるでしょうか。先代くらいまで安くなれば話は違ってきそう、でもメーカー的にその可能性は低いでしょうね。