beyerdynamic 『T5 3rd Generation』 レビューチェック ~第3世代フラッグシップの密閉型ヘッドホン

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2020年11月に発売されたbeyerdynamicのヘッドホン「T5 3rd Generation」。
テスラドライバーを搭載したフラッグシップシリーズの第3世代となる密閉型ヘッドホン。音響特性に関わる全てのパーツ・素材を刷新した事でサウンドパフォーマンスや耐久性が向上したと謳っているモデルですが、ちょっとチェックしてみます。

T5 3rd Generation | 製品トップ | TASCAM (日本)
https://tascam.jp/jp/product/t5_3rd/top



画像


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(via zol.com)

製品仕様


形式:密閉型/ダイナミック型
周波数特性:5 - 50,000Hz
インピーダンス:32Ω
感度:100dB (1mW)
許容入力:300mW
最大音圧レベル:124dB (300mW)
ヘッドバンド側圧:約4N
ケーブル長:1.4m(着脱式/両出し)
コネクター:3.5mmステレオミニプラグ
重量:360g(ケーブル含まず)


各所の反応


[#1]
beyerdynamic、テスラドライバヘッドフォン第3世代「T1/T5」
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1289929.html



[#2]
やっぱ3rd出たか
2ndの公式アウトレットの投げ売り明らかに怪しかったもんなぁ



[#3]
新製品の第3世代ってT1とT5の差別化ってただ密閉か開放かの違いしかなくなったのかな
価格も同じだし



[#4]
個人的にはT5 3rd出たのが気になるな
高音の煌びやかさがT5pの方が好きで
今でもT5pは個人的に最高の高音ヘッドホンだから
3rd視聴してみたいな



[#5]
3rd
低音ブーストが加わったとか書かれてるな
AK T5p 2ndの路線かなあ



[#6]
StereoNET AustraliaにT1とT5の3rd Genのファーストレビュー
https://www.stereo.net.au/reviews/beyerdynamic-t1-and-t5-3rd-gen-headphones-review

以下主に音質に関する箇所の要約

T5は密閉型らしく音場は小さくなるがその代償として低音のキックにボディと感触があり
全体のサウンドは分析的ではなく、より楽しく感じられる
T1はT5に比べてよりドライで分析的

どちらのヘッドホンもベースラインは(若干強調されているとはいえ)自然なサウンドで
ローエンドはT5の方がわずかに多く出ている
しかしどちらのヘッドホンも膨らみや酷さはなく、ローエンドは滑らかでコントロールされている
この低音に関しては「まるでフィルターコーヒーのようで、クリーンで洗練されていて滑らかで
必要な時には十分な量のカフェインがあなたを蹴り飛ばしてくれます」という独特な表現で説明

またどちらのヘッドホンも”ドライバーが速い”ということを強調
稲妻のように素早いトランジェントがあり
豊かなアッパーミッドはこれまで隠されていた瞬間をも明らかにしてくれる
ヘッドホンによっては背景のディテールやエフェクトを拾いきれないことがあるが
このテスラドライバーは朝飯前と言うように難なく鳴らすとのこと

ざっくり読んだ印象としては全体的に自然で滑らかなサウンドという感じ?
どちらかといえば暗めの音になるのかな
明るいサウンドのキャラクターでは無さそう
またトランジェントの速さが強調されていて新型テスラドライバーの能力の高さがうかがえる

あとは、非常に鳴らしやすい反面いくつかの(名前は挙げないが)信頼の置けるアンプで
ヒスノイズを拾ってしまったとのこと



[#7]
t5 3rd試聴してきました
t5p 2ndもあったので同時に聴き比べでの感想です

既に他で上がっているレビューどおり
高域は2ndよりも抑えられていて、やや低域よりのバランスって感じです
高域のベイヤーっぽい抜けの良い独特なクセは皆無で
2nd聴いた直後だと高域がバッサリ消えたってレベルで感じるかもしれません

低域自体は2nd比でそこまでブーストされた感じは無くて
低域の中でピークになっている帯域が違うのかなって印象です

ただ思っていたよりは音のまとまりが良くて
ベイヤーっていう先入観無しにしたら普通に音の良いヘッドホンなのかなと思いました



[#8]
T1とT5 3rd視聴してきた。
ヨドバシのうるさい騒音とFiiOとX7っていう環境だから
あまり参考にならないかもしれないけど一応。音源はオーケストラ曲です。

T1は全帯域曇った感じがした。
ハウジング内で響いてるからなのかなんなのか音の輪郭が全部ボヤけて感じたし
高音域が少なすぎだと思った。

T5はT1同様低音が多かったんだけど
T1よりかは他の帯域も出てるし音の輪郭もはっきりしてた。
ベイヤーはT5p 2ndを視聴したことがあるだけだからよくわからないけど
トランペットの音ですら全然刺さらないから
従来のベイヤー好きには物足りないのかなとは思った。
ただ、そこを除けば悪くはないと思う。
俺が買うなら断然T5。



[#9]
T1/T5の3rdを試聴してきた。
ベイヤー製品はAKT1p、T5p、Xelenroを持ってる。
T1は確かに全体的にこもった感じで今までのベイヤーとはちょっと違う感じ。
T5は同様の傾向だが意外と悪くない。T5p 2ndと比べると普通に良い音で音場は広い気がした。



[#10]
T5p 3rdと純正バランスケーブルを購入しまして
fiio M11 Pro に接続して早速聞いてみてのファーストインプレッションを書いてみます。

M11 Proのゲイン設定はHighの一択。
音量設定は30前後、Pure Musicモード。
聞いてる楽曲のフォーマットが、ハイレゾは 96 と 192 で、CDレベル 44 の三種類。

聞いてみた感想
情報量も分離具合も低音の引き締まり具合も高音の刺さり無し具合も音場の広がり具合もナイスです。
製作者の調整の努力が非常に感じられます。

残響音の再現具合が凄すぎでした。クラシック系の楽曲では、随所で感動しました。

音場の感じ方は、前にボーカル、背中側にドラムとベース
左右にギターやキーボードの丁度中心に居るように感じました。
密閉型にしてはなかなかな音場感だと感じました。

ジャンルは問わずクラシックからEDMやメタル・ポップスも卒なくカバーしてくれてます。

購入してすぐの状態での感想ではありますが
エージングが進んできた時のクオリティーの高さが今から楽しみでならないです。
今後、試聴とか購入とか検討されている方の参考になりましたら幸いです。



[#11]
T1 3rdの評価の低さが気になる俺ガイル
T5 3rdは概ね絶賛されているが



[#12]
T1 3rd、T5 3rd試聴してきた
借りたP-750uだと両方とも程々に良い音鳴らしてたけど
ポタアンだと低音が多いだけで音が薄い感じがした
T1 3rdは据え置きなら値段の下がってきたZ1Rで良い気がする
T5 3rdは高音綺麗なドンシャリで有りだと思う



[#13]
普段はイヤホン派なのですがT5 3rd Generation買ってみた
出張が多いのでDAPでも聴ける事を前提に選びました
唯一持ってるHD660sに比べて中高音が別格にクリアですね
バランス接続も試したくなってきました





第3世代へと進化したテスラドライバー、改良された高音質かつニュートラルなサウンドパフォーマンス、より秘密な再生力を高めた密閉型、ポータブルデバイスに合わせたインピーダンス、細部までこだわった高品位のパーツを採用、交換可能なレザーレットのイヤーパット、バランス接続対応のケーブル着脱構造、OCC 7N銅を採用した繊布被覆着脱式両出しケーブル、ドイツ工場でのハンドメイド生産、などが特徴。付属品は6.3mmアダプター・専用キャリングケース。

各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。先代と比べて音は低域寄りになっていて独特なクセがあった高域は消えた感じ、新旧どちらが良いと思うかは個人差が出そう、先代と比較せず一つのヘッドホンとしてみれば音の情報量・音の分離・音場の広がり・・・どの面も素晴らしくて音のまとまりも良い、曲はどのジャンルでも卒なくこなしてくれる、同時リリースの開放型モデル「T1 3rd Generation」(AA)と共に試聴して印象が良かったのはこちらの方、といった内容。

従来のbeyerdynamicユーザーは満足できないかもしれないと評す声もあり、過去の製品と比べて必ずしも良くなっているわけではない模様。でも同時にリリースされたT1 3rdの方は反響があまりよろしくなかったのに対して、こちらは密閉型でも音場の広がりが良いなど概ね好評を得ている様子。まだ発売から2ヶ月しか経っていませんし着実に評価を得ていきながら世代交代の形に入っていく気がしますね。「T5 3rd Generation」は現在130,000円台の価格で販売されています。