BenQ ZOWIEのワイヤレスゲーミングマウス『EC2-CW』の分解レポート ~軽量を意識しつつも安定性を優先した感じの作り

海外で発売されているBenQ ZOWIEのマウス「EC2-CW」。
ZOWIEブランド初のワイヤレスゲーミングマウスで、本家本元のワイヤレスという事だけではなく独自のドックスタンドを採用しているのも注目のモデル。分解を試みたレポートが公開されていたので参考に見てみます。
BenQ ZOWIE、製品が出回りだした自身初のワイヤレスゲーミングマウス『EC2-CW』
https://watchmono.com/e/benq-zowie-ec2-cw










(via weistang)
主要パーツや各部の詳細を見ていくと、センサーは公称どおりPixArt PAW3370。メインクリックのマイクロスイッチはHUANO BLUE。ホイール用のマイクロスイッチはHUANO RED。。無線用の2.4GHz SoCはnRF52833。バッテリーの容量は300mAh。筐体の内部は穴を開けず程よく削ったような加工がされており、メインクリックのマイクロスイッチやバッテリーは基板に直付けではなく筐体の表側に取り付けられている模様。24ステップのスクロールホイールは他社の製品に比べればパーツ数が多い作り。
3つのサイズラインナップでMサイズにあたるEC2-CWの重量は約77gとなっていますが、内部の作りを見るとその重量にも納得がいくかなと。50~60gを実現した他社の製品みたいに極限まで削ったような加工はされていませんし、マイクロスイッチやバッテリーを表側に配置するためのフレームを付けていますし、軽量化はそこそこにして強度や安定性を優先したように映るでしょうか。ZOWIEのコアユーザーはトレンドより不変を求めている感もありますから、このワイヤレス化は正解と言えるかもしれませんね。