オーディオテクニカ 『ATH-CC500BT』 レビューチェック ~世界初の”軟骨伝導”を特徴とする骨伝導Bluetoothイヤホン

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2022年10月に発売されたオーディオテクニカのイヤホン「ATH-CC500BT」。
オーディオテクニカの製品では初となるネックバンド型の骨伝導Bluetoothイヤホンで、骨伝導は骨伝導でも今まで聞いた事がない”軟骨伝導”を特徴としているモデル。aptX HD対応も見どころの一つですが、ちょっとチェックしてみます。

ATH-CC500BT|ヘッドホン|オーディオテクニカ
https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-CC500BT



画像


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(via twitter)

製品仕様


通信方式:Bluetooth 5.1
プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP
コーデック:aptX HD/aptX/AAC/SBC
連続再生時間:約20時間
充電時間:約2時間
感度:98 dB/mW
再生周波数帯域:20 - 20,000Hz
防水性能:IPX4
インターフェイス:USB Type-C
重量:約35g


メディア・レビューサイト


オーディオテクニカ、“ながら聴きの常識を変える”軟骨伝導ヘッドホン「ATH-CC500BT」 - PHILE WEB
https://www.phileweb.com/news/d-av/202210/06/56593.html

オーディオテクニカ「ATH-CC500BT」は耳を塞がないイヤホン入門にベストな選択肢だ - PHILE WEB
https://www.phileweb.com/review/article/202210/21/4931.html

ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホンATH-CC500BTが想像を遥かに超えていた!!! - ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapa/1449558.html

最高のながら聴き!aptX HD搭載で音質重視の骨伝導は“軟骨伝導”!ATH-CC500BTをレビュー | makkyon web
https://www.makkyon.com/2022/10/15/ath-cc500bt/

【デジタル家電レビュー】耳穴を塞がない「骨伝導イヤホン」を買ってみた話|ayama507|note
https://note.com/hd0370/n/n54e5fa2bf0c9

軟骨伝導ヘッドホン WIKI ALOHA
http://wikialoha.blog98.fc2.com/blog-entry-5041.html




耳穴を塞ぐことなく音を効率的に鼓膜に伝えることができる独自の軟骨伝導経路を採用、軟骨伝導で高音質を実現する独自開発の振動ドライバー、intelliGo社のAIノイズリダクションによるクリアな通話品質、肌触りの良いシリコンと軽量チタニウムを使用したネックバンド、最大20時間のロングバッテリー、ペアリング状況や電池残量の低下を知らせる音声ガイダンス機能、マルチポイント対応、Google Fast Pair対応、Siri/Googleアシスタント対応、スマートフォンアプリ・Connect対応、ブラック・ベージュの2色、などが特徴。

自身のサイトでレビューしている人は数名いましたが、「骨伝導Bluetoothイヤホンの中では大型サイズで全体的に太いが装着感は軽い、メガネとの併用もできる」「音質は同類の中でかなり良い部類に入る、aptX HD接続だと今までの骨伝導の域を超えている」「ただし音量は小さめで取りづらく、野外で使う場合だと最大にしないといけないくらい」「音量を上げての使用になるので音漏れはそれなりにする」「骨伝導の振動は人によって疲れを感じる事があるかも」「防水性能は低いのでスポーツ向けではない」「マルチポイントやアプリに対応しているのもプラス要素」といった内容。

各所の反応


[#1]
世界初のワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン 10月14日発売
https://www.audio-technica.co.jp/news/detail/177



[#2]
軟骨伝導気になるね。



[#3]
いいね、オーディオテクニカだし期待大
そうか前々から何かが足りないと思ってたんだが
ステレオ感か…骨で融合されてるんやな骨伝導は



[#4]
オーテク応援したいし期待したい



[#5]
軟骨伝導ってあの出っ張ったとこに当てなきゃならんのか
装着感とかビリビリ感とか気になるな



[#6]
軟骨伝導は骨伝導より更に音量小さめらしいな



[#7]
オーテクの軟骨伝導をヨドで試聴したけど想像以上に音量小さいね
静かな室内でのテストしかしていなさそう



[#8]
オーテク軟骨伝導を試聴した。
MAX音がShokzより小さかった。音質はいい感じ。
自分としては次に期待。



[#9]
>>#8
音量はShokzの60%くらいって書いている人いたが
やっぱりそれくらいだった?



[#10]
>>#9
その評価でだいたい合ってる。



[#11]
ATH-CC500BTは正直店内視聴に堪えないレベルだったので
静かなオフィスか自宅じゃないと使いづらいと思う
アップデート期待だな



[#12]
CC500BTの音量は小さいけど音がShokzと全然違う
ステレオ感あるし断然高音質
CC500BT→FMラジオ、Shokz→AMラジオ
それくらい違う、すごい



[#13]
現在OPENRUN PROユーザーで今日ATH-CC500BTが届いたけどゴツいなこれ
連続再生時間が長いからバッテリー部は大きそうな気がしてたけど
大きくて重さがあるので装着位置がズレやすく
ベストの位置からズレると低音の量感が損なわれやすいので注意

音量はOPENRUN PROのボリューム80~90%くらいの位置がフルボリュームかな
音量上がるとドラムの音なんかで耳元がヒクヒクするのはお約束

音質はクリアさと解像度は1枚上手、少しサ行が強調されやすい
音楽の微妙なニュアンスの違いはこっちのほうがよく出て
女性ボーカル、三味線やバイオリンなんかの弦楽器は差が出やすい

低音の量感ではOPENRUN PROのが出てるように感じるけど
大太鼓の合奏でくらべるとATH-CC500BTのほうがいろんな低音が出てるので
OPENRUN PROはパッと聞きの聞きやすさを優先してると思う

ながらでイヤホンの存在を意識したくないならOPENRUN PRO
少し扱いが面倒になるけどより音楽を楽しみたいならATH-CC500BTかな



[#14]
SS-1とか上手く振動部が押し当たるような着け方慣れるまで音が全然駄目だったけど
ATH-CC500BTも頭の形やらで全然変わるんじゃないかってくらい人によって意見変わるな
ここまで極端に別れてるのはあんまり見ない気がする



[#15]
ATH-CC500BTは保護等級IPX4でShokzとは違って汗かいたらヤバいし
埃考慮した設計してないからスポーツは使わない方がよいと思う



[#16]
ATH-CC500BT視聴してきたけど想像以上の音量の小ささだった
コオロギの声が聞こえるような環境じゃなきゃ屋外じゃ全く使えなさそう



[#17]
音量が小さい件は再生時間がAEROPEXの2倍もつ事から考えると
単純に出力が小さいんだと思うよ



[#18]
骨伝導イヤホン音漏れの一番小さいのを教えて欲しい



[#19]
>>#18
ATH-CC500BT
ただし音量が最大でも小さくて雑踏や電車では環境音に負けてほぼ何も聴けない



[#20]
ATH-CC500BT聴いた
骨伝導はOpenMove持っててiPhoneで聴いてる

店内のうるさい環境だとシャカシャカ音が酷すぎて聴いてられない
例えるならば大音量で音楽聴いている人とエレベータで一緒になると
盛大に音漏れするけどそんな聴こえ方

指で耳を塞ぐと一転、骨伝導と比べてびっくりするぐらい音がいい
高音から低音までしっかり聴こえる

骨伝導特有の頭の中のどこかでなってる感じじゃなく
左右それぞれのドライバで音が聴こえる

手で耳を覆って外音の大きさを変化させながら試聴したところ
外音が大きくなるほど高音以外が遠くなっていく感じ

かなり静かな場所でないと音の良さを楽しめなさそうだから外では使えないと思う
自分の感想としては骨伝導がBGM用で軟骨伝導は音楽鑑賞用という感じ





各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。音質は骨伝導イヤホンの代表的存在であるShokzの「OpenRun Pro」(AA)よりも確実に良くて低音から高音までしっかり聴こえる、ながら聴きよりも音楽鑑賞用として十分使えるレベル、一方で音量はかなり小さくて場所によっては最大にしないと聴けたものじゃない、音量を上げると音漏れも発生するので使用に適した場所は限られる、ゴツいと思うほど大型サイズで頭に合うかは人による、静かな室内で音楽を聴くには良い、といった内容。

既存の骨伝導BluetoothイヤホンはコーデックがSBCだけのものがほとんどですから、aptX HD対応は大きなアドバンテージになると思いますし評価的に音質の良さは長所となりそう。逆に音量の小ささは短所になっているようで野外での使用を考えている人は避けた方がよさそうな印象。アップデートで改善される見込みがあるのかはわかりませんが、製品情報をよくよく見ると(*製品の特性上、騒音が大きい場所には適しておりません)と注意書きがあるので期待しない方が・・・言われているとおり室内用としてならいいかもしれませんね。「ATH-CC500BT」は現在16,000円前後の価格で販売されています。




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