ASUSの軽量ワイヤレスゲーミングマウス『ROG Keris Wireless』の分解・実重量レポート

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海外で発売されているASUSのマウス「ROG Keris Wireless」。
ROGブランドの製品では初となる軽量ワイヤレスゲーミングマウスで、独自のマイクロスイッチ採用や別のものに交換できるプッシュフィットスイッチソケットも特徴とするモデル。分解と実重量のレポートが投稿されていたので見てみます。

ASUS 『ROG Keris Wireless』 画像など ~独自スイッチ採用で重量79gのワイヤレスゲーミングマウス
https://watchmono.com/e/asus-rog-keris-wireless-gallery





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(via weibo)

プッシュフィットスイッチソケットを採用したモデルのいいところは裏面のキャップとそこに備わるネジを外すだけで分解できる点。工程が簡単なうえにソールを犠牲にしなくていいので誰でも気軽に実践できますし、マイクロスイッチの種類が増えた今こそ大いに活きる特徴ではないかと。ちなみに付属のマイクロスイッチ日本オムロン製のD2F-01Fと思われる。

さておき、分解といっても全バラまでしている人はいなかったので2つに分けた状態しか公開されていませんでしたが、独自のマイクロスイッチ・ROG MICRO SWITCHはレッドスケルトンと言える筐体でROGのロゴが刻印されている模様。つまりはどこかの既製品ではなく完全なオリジナル品。サイドボタンのマイクロスイッチはKailh製。インナーパーツは結構な肉抜きがされていて表側は穴だらけ。実重量はほぼ公称どおりの79g台。

軽量ワイヤレスゲーミングマウスはロジクールの「PRO X SUPERLIGHT」(AA)をはじめ70gを切っているモデルが存在するので軽い方ではありませんが、PBT製のクリックパネルやサイドボタン・マイクロスイッチが交換できるギミックがあってこの重量なら悪くないのではないかと。最近はマイクロスイッチの感触をシビアに評価する人も増えてきているので、好きなものに交換できるのは確実に長所となるでしょうし。

あと、他の面に触れると基板は普通のタイプを使っている。他社の軽量モデルは逆側が透けるほどの薄型を採用していましたから、ROGのゲーミングマウスはまだ軽量化の余地があると言えばあるでしょうか。