ASUSのワイヤレスゲーミングマウス『ROG Keris Wireless AimPoint』の分解レポート ~センサーもスイッチもオリジナル品

2022年10月に発売されるASUSのマウス「ROG Keris Wireless AimPoint」。
「ROG Keris Wireless」の後継機またはアップグレード版と言えるワイヤレスゲーミングマウス。今作もマイクロスイッチの交換が可能で分解も容易な構造になっていますが、分解を試みたレポートが投稿されていたので参考に見てみます。
ASUS、ROG AimPointセンサー採用など競技向けに強化されたワイヤレスゲーミングマウス『ROG Keris Wireless AimPoint』
https://watchmono.com/e/asus-rog-keris-wireless-aimpoint








(via zhihu)
マイクロスイッチを交換する際には筐体をバラさないといけませんが、その工程は裏面に2ヶ所あるゴムカバー&ネジを外すだけでOK。なので内部を確認するのは他のゲーミングマウスと比べて非常に簡単。主要パーツや各部の詳細を見ていくと、AimPoint光学センサーは”AIMPOINT”の刻印が入ったオリジナル。メインクリックのマイクロスイッチは製品情報どおりクリアレッドのカバーになっているROGマイクロスイッチ(オムロン製の光学マイクロスイッチも付属していて交換可能)。他のマイクロスイッチは接点部が青いKailh製。無線用のSoCはnRF52840。バッテリーの容量は公称どおり370mAh。筐体の内側は軽量化のために肉抜きの加工が施されている模様。
最近はオリジナルのセンサーを採用するメーカーが増えているというか珍しくないので、ASUSもその流れに乗じたんだなーという印象。そのセンサーはスペックの数値から察するにPMW3395あたりがベースになっていそう。マイクロスイッチが交換できるギミックは真似する他社が出てきていないのでオンリーワンと言える強み、でもそこが軽量化を阻む要因になっている気も。以前からずっとそうですけど悪くはないが〇〇キラーみたいな存在にはなれない感じが今作からも窺えます。