『ASUS ROG Falchion Ace』 レビューチェック ~最安時10,000円を切る有線モデルの65%メカニカルゲーミングキーボード

ASUS_ROG_Falchion_Ace_19.jpg


2023年3月に発売されたASUSのキーボード「ROG Falchion Ace」。
ROG Falchion NX」の有線モデルでありルブ済みのスイッチ採用や吸音パッド内蔵など改良版とも言える65%レイアウトのメカニカルゲーミングキーボード。「ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」などと共に競技向けとして出された”Ace”系の一つですが、ちょっとチェックしてみます。

【公式サイト】ROG Falchion Ace | キーボード | ROG Japan


画像


ASUS_ROG_Falchion_Ace_09.jpg


ASUS_ROG_Falchion_Ace_10.jpg


ASUS_ROG_Falchion_Ace_11.jpg


ASUS_ROG_Falchion_Ace_12.jpg


ASUS_ROG_Falchion_Ace_13.jpg


ASUS_ROG_Falchion_Ace_14.jpg


ASUS_ROG_Falchion_Ace_15.jpg


ASUS_ROG_Falchion_Ace_16.jpg


ASUS_ROG_Falchion_Ace_20.jpg


ASUS_ROG_Falchion_Ace_21.jpg
(via xfastest)

製品仕様


キーレイアウト:68キー英語配列
キースイッチ:ROG NX Red
キーストローク:4mm
押下圧:45g
アクチュエーションポイント:1.8m
ポーリングレート:1000Hz
インターフェイス:USB Type-C x2
サイズ:幅305.7x奥行き101x高さ37.5mm
重量:593g


メディア・レビューサイト


ASUS ROG初のeスポーツコレクション「ACE Series」のデバイスが3製品 - AKIBA PC Hotline!

ASCII.jp:側面にタッチパネルを搭載するキーボード「ROG Falchion Ace」が登場

ASUS ROG ACEシリーズレビュー | やとやのゲーミングブログ

ASUS ROG ACEコレクション徹底レビュー!キーボード・マウス・マウスパッドを組み合わせた使用感 – げめろぐ



65%レイアウトのコンパクトデザイン、ルブ済みのROG NXメカニカルスイッチ採用、Aura Sync対応のRGBキーバックライト搭載、ROG PBTダブルショットキーキャップ採用、打鍵音を抑える吸音フォーム内蔵、特別に設計されたROGスイッチスタビライザー搭載、左側面にカスタマイズ可能なタッチパネル搭載、左右どちらでも接続可能&2台接続も可能なデュアルUSB-Cポート、3段階で調整できるチルトスタンド、ポリカーボネート製キーボードカバー付属、Armory Crateソフトウェア対応、ブラック・ホワイトの2色、などが特徴。

自身のサイトでレビューしている人は数名いましたが、コンパクトサイズだがカーソルキーやナビゲーションキーはあるしタッチパネルもあるので入力面の使い勝手は悪くない、コンパクトサイズの英語配列なのでフルサイズやテンキーレスの日本語配列から乗り換えだと慣れを要す、打鍵感は一般的な赤軸よりも軽め&ルブ済みのおかげで滑らか、打鍵音も一般的な赤軸より静か、デュアルUSB-Cポートは独特だが使い道はかなり限られそう、短所もいくつかあるが長所のメリットの方が大きい、といった内容。

各所の反応


[1]
ROG Falchion Ace買った。
65%のコンパクトサイズに興味があったのもだけどホワイトが追加されたのも決め手。
テンキーレスからの買い替えだとだいぶコンパクトで色々とスッキリ。
コンパクトなのに重量は意外とあって全体的に丁寧に作られているのも良き。
キーが減ったので慣れなきゃだけど多分いけそう。

打鍵感はルブしてるおかげか普通の赤軸に比べてスムージーな感じ。
打鍵音は赤軸にしては割と抑えられてる感じ。

ライティングでキレイで文句なし。
付属のカバーがこれがまた出来が良くて実用的だし見た目も良い。

ぶっちゃけゲームはあんまりしないからそっちの用途でいいものかわからないけど
自分は満足してます。




[2]
ROG Falchion Aceの白は見た目がいいね。
バックライトの照明効果もだけどキーキャップ自体の作りもなかなかのもの。




[3]
ROG Falchion持って有線のAceを触ってきたけど
これのワイヤレス版を出せよ・・・打ち心地が良くなってた




[4]
ROG FalchionはAceに限らずワイヤレスの方もだけど
スリムに見えて薄型ではないから自分はリストレスト必須




[5]
ROG Falchion Aceいいよ
USB-Cが2つあって2台と接続できるのも面白い
ケーブルは1本しか付属してないけど




[6]
ROG Falchion Ace
ホットスワップじゃないのでスイッチ交換できないけど
赤軸が好きなら交換できなくても全然OK
打ってて気持ちいい




[7]
ROG Falchion Aceは海外だと茶軸や青軸もあるんだけどな
でも全部を日本に持ってこいと言うのも酷か




[8]
Falchion Aceは横にタッチパネル付いてたり吸音フォーム入れてたり
ルブ済みスイッチだったり見どころは割とあるんだけど
ラピッドトリガーとかが重視されている今じゃガチゲーマーには見向きもされないかな・・・
でもキーボードの出来はほんとにいいのでゲーミング以外の目的で買うのもあり
今なら安いし






各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。打鍵感は普通の赤軸よりもさらにスムージーな感じで打鍵音は抑えられている、このワイヤレス版を出せよと思うほど打鍵感・打鍵音の面は改良されている、ライティングは非常にキレイで文句なし、キーキャップの出来も良い、コンパクトだが薄型ではないので人によってはリストレストが欲しくなるかも、付属のキーボードカバーはデザインも実用性も秀逸、最近のゲーミングキーボードとしては注目されるようなものではないかもしれないが出来は良いし割安だしゲーミング云々を抜きで買うのもあり、といった内容。

「ROG Falchion Ace」の実売価格は現在11,000円前後、セールなどで安くなる時は10,000円を切る事がある模様。競技向けのゲーミングキーボードを謳っていてもラピッドトリガーや高ポーリングレートなどガチのゲーマーが最近重視しているような技術や機能は備えていないので、そちらの方面では選択肢に入らないんじゃないかな・・・と思うのが正直なところ。でもスイッチはルブ済みで吸音パッドは内蔵されていて、タッチパネル・デュアルUSB-Cポート・キーボードカバーなど独特な機能性も備えていて、一つのメカニカルキーボードとして見れば魅力的な要素は多め。この内容で10,000円以下なら割安感もありますし、競技向けだけれども別の用途で使うなら結構いいものじゃないかなとも思います。