ASUSのワイヤレスマウス『ProArt Mouse MD300』の分解レポート ~一般向けなのにマイクロスイッチが簡単に交換できる

海外で発売されているASUSのマウス「ProArt Mouse MD300」。
プロフェッショナル向けの製品を展開しているProArtシリーズのワイヤレスマウスで、三種のホイール搭載が特徴的なモデル。普通なら中身を気にするようなものでもありませんが、分解を試みたレポートが公開されていたので参考に見てみます。
ASUS、三種のホイールを備えたProArtシリーズのワイヤレスマウス『ProArt Mouse MD300』
https://watchmono.com/e/asus-proart-mouse-md300







(via bilibili)
分解といっても筐体を開いて一部のパーツを見ただけの内容でしたが、製品情報では交換可能と一言だけ記載されているマイクロスイッチの交換は簡単にできる模様。その工程は裏面カバー内にあるネジを外すだけで筐体を開く事ができ、マイクロスイッチはソケット式で抜き差しは素手でも可能。マイクロスイッチ自体は公称どおりオムロンのD2FC-F-K(50M)が使われている、でもメインボタンだけなくホイールボタンにも同じものが使われているのは珍しいかも。
マイクロスイッチの交換機能はROGブランドのゲーミングマウスで特徴の一つとしていましたが、軽量化が進む今の流れではマイナス要素と判断されたのか「ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」(AA)から採用しなくなった状況。でも改めて考えるとその機能が活きるのは一般向けの方かもしれない。というのも一般向けはクリック感よりクリック音を気にする人が結構いますから、スイッチ交換で静音化できるこれはそういう人たちに知れ渡れば注目されるのではないかと。そこをもっと大きくアピールした方がいいんじゃないかなと思いますね。