Razer 『Razer BlackWidow (2019)』 レビュー ~BlackWidow Eliteとの比較~

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2019年4月に発売されたRazerのキーボード「Razer BlackWidow (2019)」。
定番ゲーミングメカニカルキーボード・BlackWidowシリーズのスタンダードモデルであり最新版でもある2019モデル。「Razer BlackWidow Elite」と共に先日レビューしましたが、両機が手元にあるまたとない機会ですから今回はそれらの比較をしてみます。

Razer 『Razer BlackWidow (2019)』 レビュー ~定番ゲーミングメカニカルキーボードの2019モデル~
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外観の比較


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★表面・・・・シリーズ初期の形状を継承していると言ってもいい2019モデル、アルミ製トップカバーとフローティングデザインを採用しているEliteモデル、後者の方が引き締まったシャープな見た目で洗練されている感があり。2019モデルも初期の形状をそのままに刷新できるところは刷新していますから、古臭さは感じさせず現代に通じるものになっている印象。


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★裏面・・・・表面と違って裏面は材質が同じ樹脂製で、ケーブルまわりを除けばほぼ同じ作り。ケーブルと3方向に通す溝はEliteモデルの方が太くて深い。


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★側面(2019モデル)・・・・ここは個別に見ていくと2019モデルのフレームはトップカバー部もケース部もそれなりに厚みがあって、決してスリムとは言えない。とはいえ太いというわけでもなくキースイッチもフレーム内に収まっているので、まさにスタンダードという感じ。


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★側面(Eliteモデル)・・・・対してEliteモデルはトップカバーがかなり薄いアルミ板で、ここが見た目に大きく影響している。ただしキースイッチはフレーム内に収まっておらず、全高で見れば決して薄型とは言えず。


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★側面(両機)・・・・この写真は映し方が悪かったので正直比較にならないですね、すみません。上記の2枚を見比べてください。


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★側面(両機・対面)・・・・ 向かい合わせて並べるとフレームは2019モデルの方が高いですけど、全高はEliteモデルの方が高いとわかるでしょうか。

各部の比較


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★前方(高さ)・・・・左側がEliteモデル、右側が2019モデル。高さの違いはこの視点で見るのが一番よくわかるでしょう。キーは前も後ろも2019モデルの方が低いですし、傾斜のかかり具合も異なります。


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★前方(傾斜)・・・・フレーム前方の傾斜はそんなに違いなく見えるかもしれませんが、Eliteモデルの方はパームレストの導入も考慮して設計したのか同シリーズのテンキーレスみたいに奥行きが短い。パームレストなしだとやけに高く感じるのはここも影響しているのではないかと。


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★ロゴプレート・・・・同じサイズ同じ材質ですから同じパーツが使われているはず。


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★フレーム質感(トップカバー)・・・・樹脂製の2019モデルは見た目からしてザラっとした表面処理がされている。アルミ製のEliteモデルは特殊な加工をせずマットに仕上げた感じで、手触りはサラサラっとしている。どちらも強度は十分で指紋の付着も目立たない。どちらが良いかといえば当然上位のEliteモデルでしょう。


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★フレーム質感(ケース)・・・・トップカバーと違っての側面~裏面のケース部はどちらも同じ樹脂製。質感も表面処理もまったく同じかと。


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★ラバーシート&スタンド・・・・裏面5か所に取り付けられているラバーシートはすべて同じもの。スタンドも同じ作りに見えますが立てる際のテンションというか回転具合の硬さがちょっと違う(Eliteモデルの方が硬い)。細部で何かが違うのかもしれません。


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★ケーブル・・・・上がEliteモデル、下が2019モデル。USBポートと3.5mm端子が備わっている事もあってEliteモデルの方はかなり太い、柔らかくもないので取り回しにやや苦労する。2019モデルの方は至って普通の太さ柔らかさという感じ。


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★ケーブル(コネクタ)・・・・コネクタはまったく同じ作りで、ケーブルも分岐しているところからは同じ太さになっています。

キースイッチ・キーキャップの比較


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★キースイッチ・・・・どちらも最新版のRazer Mechanical Switchで、Greenのスイッチはまったく同じもの。バックプレートのせいで何か違って見えるかもしれませんが同じものです。


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★キースイッチ(側面)・・・・位置がちょっとズレてますけどEliteモデルの方が全高の面でなぜ高いのか、この部分を見てもなんとなくわかるのではないかと。


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★キーキャップ・・・・両機のカーソルキーを並べてみると同じ材質で同じ作りという印象。入れ替えても多分気づかないでしょう。


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★キーキャップ(側面)・・・・横からみても高さや形状は同じです。

キーバックライトの比較


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★キーバックライト(RGB)・・・・鮮やかに光らせてみると両機ともはっきり言ってキレイです。光量がちょうどいいと言える輝度で、キートップの印字はムラなくクッキリと発光する。2019モデルの方はバックプレートを白にしてキーまわりも上手く光るよう作られていますから、インパクトの面では上。


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★キーバックライト(ホワイト)・・・・明るい色で見比べると2019モデルの方が目立つ光り方をするのがよくわかるでしょうか。


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★キーバックライト(側面)・・・・フローティングデザインの一長一短がここにも出ているのではないかと。キースイッチがフレームから出ているEliteモデルは側面~背面からだとバックライト漏れを起こしているような見え方になる。これが逆にいいという人はいると思いますが、全体的にムラなく光っている2019モデルに比べると見劣りします。

総評


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スタンダードな2019モデルと上位でトップグレードのEliteモデル、現在の価格差は6,000円くらい開いていますが相応の付加価値はEliteモデルにあると思います。ただし付加価値は必ずしもプラス要素になるわけでなく、人によって長所にも短所にもなりそうな印象でしょうか。アルミ製トップカバーを採用したフローティングデザインの見た目は確かに美しい、でも実用面はパームレストの導入が前提になっている感があり。そのパームレストも好き嫌いが分かれるアイテムですから、導入が前提だと逆にマイナス要素となるかもしれない。客観的に見て出来自体は素晴らしいと思う反面、2019モデルに比べると個人差が出そうなのは否めないところ。

対して2019モデルは欠点らしき欠点がなくて基本部分は正直言って隙がない出来。性能・機能・デザイン・使用感・価格などから考えたトータルバランスは上位に優るかもしれません。この型の不思議に思う点は今やパームレスト必要派の自分がそのままでも、あまり違和感なく使えるところ。それ以外にもスタンダードモデルだからこその無難さを感じられる部分がいくつもあって、両機でどちらを使いたいか選択するなら自分は2019モデルを選びます。こちらに専用メディアキーとマルチファンクションデジタルダイアルが付いていればなお良かったとも思いますが、そのあたりは上位モデルだからこそ付いている機能なので悩ましいですね。




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