2019年4月に発売されたマウス・キーボードを見てみる

月単位で見ても各社から様々な機種が出ているマウスとキーボード。発売されたもの全てを取り上げるのは無理ですが、個人的に気になった新製品もしくは関連製品をざっとピックアップしてみます。今月はASUS ROGのワイヤレスゲーミングマウスが日本上陸、それと日本向けとは言えないCorsairのワイヤレスキーボードが予想を反して発売、そのあたりが注目どころです。
2019年3月に発売されたマウス・キーボードを見てみる
https://watchmono.com/blog-entry-9541.html

4/19に発売されたASUSの「ROG Gladius II Wireless」。
本体の分解とマイクロスイッチの交換が簡単にできるギミックを特徴としていたゲーミングマウスのワイヤレスモデル。2.4GHz/Bluetoothのデュアルワイヤレス接続やワイヤレス充電対応でギミック感がさらに増加。形状は万人向けと言えそうな王道デザインなので、あとは120g超の重量をどう見るかがポイントとなるでしょう。
【マウス】ASUS 『ROG Gladius II Wireless』 画像など
https://watchmono.com/blog-entry-9432.html

4/25に発売されたCOUGARの「700M EVO」。
創世時に出たフラッグシップなゲーミングマウスの実質リニューアル版。メカニカルなデザインやギミックはそのままにセンサーはトップグレードのPixArt PMW3389を採用。13,000円台の価格設定はどう見るべきか難しいところですけど、こういうデザインのマウスはそういえば少なくなってきていますね。
COUGAR、刷新された初号機ゲーミングマウス『700M EVO』
https://watchmono.com/blog-entry-8729.html

4/25に発売されたCOUGARの「SURPASSION RX」。
同社の製品で何気に初となるワイヤレスゲーミングマウス。基本スペックはミドルレンジ級と言える内容で、背面のLCDスクリーンと専用ボタンで様々な調整が行える特徴を持つモデル。現在の実売価格は13,000円前後、他社のフラッグシップがいくつもある価格帯ですから正直厳しいかと。
COUGAR SURPASSION RX | 株式会社マイルストーン
http://www.milestone-net.co.jp/product/cougar-surpassion-rx/

4/25に発売されたCOUGARの「SURPASSION ST」。
上記のRXと形状はほぼ同じで基本スペックはエントリー級、機能面は簡略化されているけれどもLEDラインが搭載されている有線のゲーミングマウス。現在の実売価格は6,000円前後、これよりスペックが上のスタンダードモデル(Surpassion)が4,000円台なので、現状では割高感が否めないところ。
COUGAR SURPASSION ST | 株式会社マイルストーン
http://www.milestone-net.co.jp/product/cougar-surpassion-st/

4/25に発売されたCOUGARの「MINOS XT」。
中華系の安物でも見かける機会は少なくなったADNS-3050のセンサーを搭載しているゲーミングマウス。これは悪い意味で正直驚き、何で今になって相当古いこのセンサーなのか理解に苦しむところ。めちゃくちゃ安いならまだしも価格は5,000円台と結構強気です。
COUGAR MINOS XT | 株式会社マイルストーン
http://www.milestone-net.co.jp/product/cougar-minos-xt/

4月上旬に発売されたROCCATの「Kova AIMO」。
従来のモデル(Kova (2015))をAIMO(ROCCAT独自のライティングエンジン)対応に刷新したゲーミングマウス。刷新したといっても変更点はそのAIMO対応のみなので、センサーやマイクロスイッチなどの主要パーツや基本スペックは変わっておらず。リニューアル版で変更点がそれだけっていうのも逆に珍しいかも。
【マウス】ROCCAT 『Kova AIMO』 画像など
https://watchmono.com/blog-entry-9549.html

4/26に発売されたCooler Masterの「MP860」。
ファブリックとアルミのリバーシブルタイプになっているRGB LEDゲーミングマウスパッド。この手のLED搭載タイプでパッド面だけ外れて表裏使えるものは他社が出していましたが、マウスパッドごとリバーシブルになっているのはこれが初だったはず。価格は8,000~9,000円、お高いです。
Cooler Master: MP860
https://apac.coolermaster.com/jp/peripheral/pads/mp860/

(via AKIBA PC Hotline!)
4月上旬に発売されたTt eSPORTSの「DRACONEM RGB HATSUNE MIKU」。
スタンダードなハードタイプのRGB LEDゲーミングマウスパッドに初音ミクのイラストやカラーを取り入れたコラボモデル。ハードタイプのパッド面にメーカーロゴなどワンポイントが入ったものは出ていますが、イラストを全面的に入れたものは確かこれが初ではないかと。
DRACONEM RGB HATSUNE MIKU EDITION | 株式会社アスク
https://www.ask-corp.jp/products/ttesports/mousepad/draconem-rgb-hatsune-miku-edition.html

4/26に発売されたRazerの「Razer BlackWidow (2019)」。
言わずと知れたゲーミングメカニカルキーボードの定番シリーズ・BlackWidowの2019モデル。キースイッチは最新版となる自社名義のものを使っていますが、キーボード自体は何か原点回帰したかと思わせる作りに。一時期はフレームだけ薄いフローティングデザインのタイプもありましたね。
Razer、定番ゲーミングメカニカルキーボードの2019モデル『Razer BlackWidow (2019)』
https://watchmono.com/blog-entry-9528.html

4/19に発売されたCorsairの「K83 Wireless」。
タッチパッドやジョイスティックなど豊富な操作性も特徴としているリビング向けのワイヤレスキーボード。日本のライフスタイルには向かないのでこの手のデバイスはほとんど出回っていませんでしたが、これは意外にも発売。ただ、需要が限定的なのを把握しているのか日本ではAmazon限定の販売となっています。
【キーボード】Corsair 『K83 Wireless』 画像など
https://watchmono.com/blog-entry-9513.html

(via AKIBA PC Hotline!)
4月中旬に発売された東プレの「REALFORCE for Mac」。
静電容量無接点方式キーボードのREALFORCEにMac向けモデルが登場。事前情報はまったく流れていませんでしたから、ちょっと驚いたリリース。MacユーザーでREALFORCEを好む人がどれくらいいるのか想像もつきませんが、反響が良ければテンキーレスも続いて出してくるかもしれませんね。
製品 - Home & Office - Mac | REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰
http://www.realforce.co.jp/products/index_office_mac.html

(via twitter)
4/25に発売されたROCCATの「VULCAN 121 AIMO」。
半年近く前に出たゲーミングメカニカルキーボード(VULCAN 120 AIMO)のカラーバリエーションモデル。変更点はフレームも黒くなったオールブラックのカラーリングのみ、どちらが良いかは好み次第。
【キーボード】ROCCAT 『VULCAN 120 AIMO』 画像など
https://watchmono.com/blog-entry-9214.html

4/25に発売されたROCCATの「VULCAN 80」。
上記と同シリーズで一番下のクラスとなるゲーミングメカニカルキーボード。色々と簡略化されているので手が出しやすいくらいには安いのかと思いきや、実売価格は17,000円前後と結構なお値段。それなら上記の方を・・・・と思いましたが、121モデルが24,000円前後なのでこんなものでしょうかね。
ROCCAT、独自メカニカルキーボードの下位モデル『VULCAN 80』
https://watchmono.com/blog-entry-9563.html