【モニター】LG 『32UL750-W』 レビューチェック

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2019年1月に発売されたLGの31.5インチ液晶モニター「32UL750-W」。
VAパネル採用&解像度:3840x2160の4K UHD液晶モニターで、DisplayHDR 600認証やHDR効果モード搭載などを特徴としているモデル。型番的には「32UL950-W」の下位にあたるものですが、ちょっとチェックしてみます。

LG 32UL750-W | LGエレクトロニクス・ジャパン
https://www.lg.com/jp/monitor/lg-32UL750-W



画像


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(via twitter)

製品仕様


画面サイズ : 31.5インチ
表面処理 : ノングレア(非光沢)
パネル : VA
解像度 : 3840x2160
応答速度 : 4ms(GTG)
コントラスト比 : 3000:1
輝度 : 400 cd/m2
視野角(上下/左右) : 178/178
画素ピッチ : 0.181mm
消費電力 : 70W

入力端子 : HDMI x2/DisplayPort/USB Type-C
幅x高さx奥行き : 728x602x230mm
重量 : 7.3kg


各所の反応


[#1]
LG、DisplayHDR 600対応の31.5型4K液晶
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1166490.html

DisplayHDR 600対応の31.5型4K液晶「32UL750-W」がLGから
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1167321.html



[#2]
32UL750欲しいな
IPSだとコントラストガバガバでHDRでも輝度あんま上げれんわ



[#3]
32UL750-W
出たけどちょっとお高いな。



[#4]
>>#3
むしろこれだけ盛り込んで76800は安くね?と思ったが
8~9万円は覚悟してたしなぁ



[#5]
アキバヨドバシは展示たくさんあってイジれてよかった。
やっぱ32UL950が最強で、一つ下の32UL750や32UD99になると
もうLG特有の色薄感が出てしまうように見えるんだけども
コレも調整でなんとかなる?店内の照明の当たり方の問題かもしれんが。

750とUD99はフレーム以外は画質は同じ気がした。
550は750からバックライトをランクダウンした廉価版って感じ。
最低輝度も明るくなってしまう。



[#6]
32UL750、秋葉で実機見たけど
VAの変色が本当に隅の方見ないとわからないレベルだったから
最初本当にVAだったのかわからんかったな
赤系の色は退色してわかりやすくなるからそこでやっと認識したけど



[#7]
ヨド梅で32UL950と32UL750見てきたが
価格差ほどの違いがあるとは思えなかった
32UL750だけを見ていればきっと気付かないだろう



[#8]
>>#6
ffベンチで比較するのもなぁ
もっと他の実写とか流せばいいのにと思う



[#9]
>>#8
オレは主にXBOXでの表示重視なので
FFベンチでも問題なかったけどね



[#10]
フィリ買おうと思ってたけど
32UL750のhdr効果が結構キレイだったからまた悩み始めた
PBPあれば迷わず決めたのに



[#11]
32UL750-Wの購入検討してるんだけど実機買った人の感想とか聞きたい
436M6VBPAB/11みたいに輝度はスペック通りだけど
色再現性を思っくそ犠牲にしてたり
全面白色にするとエッジ型バックライトの弊害で
色がまだらに見えたりってあたりを心配してるんだけど
そのあたりどう?



[#12]
>>#11
27UL550だけど、全面白色に斑(まだら)無し
一番怖かったドット抜け/常時点灯も無し
色再現はsRGBで印刷して確認したけど
個人的に期待通りかな(業務用ならダメかも)

工場出荷前のキャリブレーションがUL550は実施されているが
UL750には無い!?(色空間がDCI-P3だからか?)



[#13]
750買ったけど満足してるわ
背面が白なのがちょっと不満なくらい



[#14]
32UL750-Wを買った
直前まで27UL850-Wを買う気でいたが、展示機を見たら
750のVAパネルの美しさが圧倒的だったので衝動的に変更
これまで24型だったから一気に大きくなったが
寧ろ丁度良い大きさで大満足

普段は150%表示だが
スケーリングに対応してない古いソフト(俺の場合はCS4系)は
100%表示にしても多少UIが小さく感じるくらいで問題なく使えるサイズ
これが27インチ以下だと100%表示じゃ使い物にならなかっただろうから
32型にして正解だった
もし27インチのVAモデルがあったらそっちを買ってたと思うけど
無くて幸いだったというか

これまではIPS以外考えたことも無かったけど、VAいいよ
IPSモデルよりちょっと外観のベゼル広いけど、おすすめします



[#15]
俺もその機種検討中なんだけど
FHDソースのコンテンツを見たときぼやけますか?
Super Resolution+の効果がどんなもんか知りたい
あとSuper Resolution+なしの時とどれぐらい違うのかも



[#16]
>>#15
FHDコンテンツの視聴は仕様上ぼやけてるはずなんだけど
正直全然分からないっす
寧ろゲームでも映像でもドットのギザギザがクッキリし過ぎなくなって
綺麗に見える



[#17]
Super Resolution+を検証したので画像いろいろ

Jane Style
文字サイト用半公式アプリのくせにスケーリングに対応してない
写真だと伝わりにくいかもしれないけどかなり違ってきます
当初はHiDPI無効・表示フォント拡大で使うつもりだったけど
Super Resolution+ありだとそのまま見てても不満は無いのでそうしてます
32UL750-W_06.jpg 32UL750-W_07.png

Youtubeで1080pのゲーム動画
結構ハッキリ左の方がシャキッと見えます OFFだと多少眠たい
リンクの髪の毛や盾の模様のディテール等で差が分かりやすい
32UL750-W_08.jpg

1080pソースのアニメ映画再生、クレジットの文字辺りで検証(Jpegノイズは勘弁)
白と黒の境界線だとかなり顕著に違いが出る
HDR効果はSuper Resolution+がMiddle固定だけどMiddleで十分だと思います
32UL750-W_09.jpg 32UL750-W_10.jpg 32UL750-W_11.jpg 32UL750-W_12.jpg



[#18]
HDRモードの色再現度はどんな感じ?



[#19]
>>#18
比較
32UL750-W_13.jpg

色再現度っていうのが疑似HDRで明暗を強調しつつ
元の色をどれだけ維持できるかって意味なら
そういう能力はほぼ無いと思ったほうがいいです

ネットではHDRエミュレートの類は青が強調されると言われることが多いけど、
色んな色が表示される上記画像で検証した通り、実際にはRGB全ての色が濃く出ます
画面全体が青に寄った映像作品やゲームが多いから
青が強調されているように感じると予想
実際の目視だとこれに更に光の明暗によるコントラスト差がプラスされるので
まぁクソ鮮やかです

ユーザー設定以外のピクチャーモードでは
明るさ以外の設定がいじれないものが多くて
検証してる「あざやか」と「HDR効果」もこの通り
コントラスト、シャープネス、SUPER RESOLUTION+、ブラックレベル等は固定
本来の色味からは少し遠ざかるかもしれないけど、個人的にはHDR効果の美しさは好き
ただ普段ゲームには有機ELテレビを使ってるから驚き控えめ
色の不自然さは若干気になる


普段はユーザー設定の明るさ20とかおとなしめで使ってるけど
OnScreenControlで動画再生プレーヤーや
ゲーム等のウィンドウにフォーカスが行った時には
自動的にピクチャーモードをHDR効果に切り替えるように設定してます
購入前は自動切り替えのスピードが心配だったけど
一瞬でフワッと切り替わるから安心

ただ自動切り替えはピクチャーモードの変更しかできないのがややネック
あとユーザー設定は1つしか保存できないから
これも複数出来たら良かったのにと思う



[#20]
1.FHDソースでも思ったほどの劣化はない(整数倍だからか?)
2.Super Resolution+をかけるとかなり鮮明化する(4Kネイティブに近づく)
おおむねこんな感じでしょうか?

LGの超解像技術はテレビ用を流用しているらしいと他で見たのですが
かなり優秀なのですね
いろいろ検索してもSuper Resolution+を詳しく検証しているサイトがなかったので
かなり参考になりました。ありがとう
安心してポチることにします



[#21]
>>#20
さすがに4kネイティブとは差があるけどね

まぁでも本当にテレビの超解像と似た感じだから綺麗です
テレビ用の流用は本当かも
何台か4kテレビあるけど超解像の質はBRAVIA(X9000F)と同等な感じ
さすがに画質エンジンモンスターのREGZA(X920)との比較だと分が悪いけど

1ドット単位でクッキリ映らないと
ボヤけがちなPCフォント等ではFHDソースはもやる
動画やゲームや写真なんかだと
アンチエイリアスと似たような働きで綺麗に見える





DCI-P3カバー率95%、10bitカラー対応、VESA DisplayHDR 600認証、SDR映像もHDR画質へ変換するHDR効果モード、ディスプレイ同期技術・FreeSync対応、超解像技術・Super Resolution+、各ゲーミング機能(DASモード・Black Stabilizer・Game Mode)、1本で端末の映像・音声転送や充電に対応するUSB Type-C端子搭載、ソフトウェアで各設定が行えるOnScreen Control、フリッカーセーフ・ブルーライト低減モード、5W×2ピーカー・USBハブ・ヘッドホン端子搭載、などが特徴。

各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。VAパネルでも想像以上にキレイで展示品だと「27UL850-W」(AA)よりも映りは良かった、液晶に関しては上位モデルよりさすがに劣る感じだが旧型の「32UD99-W」(AA)とは遜色ないように見えた、独自の超解像技術は長所になるほど効果が体感できる、HDR効果モードも同じく体感できるが人によっては色の不自然さが気になるかも、上位モデルに備わっているPBP機能がないのは残念、このサイズでこの解像度はちょうどいい、といった内容。

この「32UL750-W」は現在73,000円台の価格で販売中。最新のNano IPSパネルを使っている上位の32UL950-Wとはさすがに相応の差があるようですが、27UL850-Wや32UD99-WといったIPSパネル採用のモデルと同等もしくはそれ以上というコメントを見ると、VAパネルだからといって決して侮れない印象。上位とは価格差が倍近く違うので差があって当然でしょうし、予算など条件次第では31.5インチ/4Kモデルの最適な選択肢になるかもしれませんね。




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