【イヤホン】JVC 『HA-FW10000』 レビューチェック

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2018年11月に発売されたJVCのイヤホン「HA-FW10000」。
WOODシリーズ10周年記念モデルでありフラッグシップモデルであるダイナミック型イヤホン。独自のウッドテクノロジーをさらに進化&ボディ・ケーブルに天然素材を採用など音質の徹底追及を謳っているものですが、ちょっとチェックしてみます。

HA-FW10000 | Victor
http://www.victor.jp/headphones/in-ear/ha-fw10000/



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(via baidu)

メディア・レビューサイト


新生ビクター、木の振動板10周年の最上位イヤフォン - AV Watch
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1148539.html

ビクター、約18万円のフラグシップイヤホン“WOOD”「HA-FW10000」 - PHILE WEB
https://www.phileweb.com/news/d-av/201810/18/45363.html

【レビュー】ビクター本格再始動の旗印、WOODイヤホン「HA-FW10000」を聴く - PHILE WEB
https://www.phileweb.com/review/article/201812/27/3328.html

ビクターブランドのイヤホン復活! 第1弾は「HA‐FW10000」 - 価格.comマガジン
https://kakakumag.com/av-kaden/?id=12896

メタラーのヘッドホンブログ : Victor JVC HA-FW10000のレビュー
http://blog.livedoor.jp/headphone_metal/archives/52406589.html

【レビュー】Victor「HA-FW10000」:基本なんでも形から
https://hopesaku.blog.so-net.ne.jp/2018-12-02_ha-fw10000




ドライバー:11㎜径ダイナミック型、再生周波数帯域:6 - 52,000Hz、出力音圧レベル:102dB/1mW、インピーダンス:16Ω、最大許容入力:200mW、ケーブル長:1.2m、重量:約21.5g、という仕様。新開発のウッドドームカーボン振動板&チタニウムドライバーケースを採用したダイナミックドライバー、忠実な再生を実現するハイエナジー磁気回路、新開発のステンレスノズル、ハウジングからMMCX端子を分離した音質追求構造、MMCX着脱L/R完全分離ハイグレードグルーヴケーブル&高品位極厚金メッキプラグ、楓・漆・阿波和紙・絹など天然素材を各部に採用、スパイラルドット+イヤーピース5セット・キャリングケース付属、などが特徴。

レビューしている人は数名いましたが、「初値が180,000円台という高額なイヤホンだが、その価格に見合った素晴らしい音になっている」「曲のジャンルはクラシックが特に合いそう」「付属のケーブルでも文句なしの出来だがリケーブルで変化を楽しめる」「遮音性は高いと言えず音漏れも若干するので外での使用はやや微妙」「装着感はズッシリ重く独特な構造なので人を選びそう」「説明書に手入れの方法が記載してあるなどイヤホンらしからぬ素材が使われている」「高級価格帯の中でも一二を争えると言っても過言ではない」といった内容。

各所の反応


[#1]
Woodシリーズ
フラグシップ HA-FW10000
18万で来たぞ
http://www.victor.jp/news/2018/1018.html



[#2]
音よりも取り敢えず高そうな響きの素材詰め込みましたって感じだな
その上で勿論音も追求したんだろうが



[#3]
ソニーが14万出したと思ったらJVCが20万近くのを出すとか
日本のイヤホン価格もどんどんインフレしてんな
まあでもウッドドームドライバーのコスト度外視のフラグシップ投入は
ちょっと楽しみではある



[#4]
HA-FW10000の試聴機があったんで聴いてきた
ウッドイヤホンという先入観を大きく覆す
付帯音少なめのスッキリとした音場に明瞭な音で聴かせるタイプ
音の定位がバッチリ決まっていて
空間の何処で音が鳴っているのかとても良く分かる

少なくともRE2000やXELENTOといった
定番とは全く違うキャラクターのイヤホン



[#5]
>>#4
その説明だとRE2000とわりと被るけど



[#6]
>>#5
まあこれ以上は実際に聴いてもらわんと
文章で表現するのも限界あるし
一応その場で例に挙げた2機種と比較試聴しての感想



[#7]
リラックスして音楽に浸りきりたいなら
ベストなチョイスだと思いますFW10000



[#8]
FW10000試聴した限りだと
中高音が凄く瑞々しくてキレイな音のイヤホンという印象だったが
個人的にはもうちょっと低音が欲しいかな~
あと余韻が収まるのが凄く早いんでそこでも好みが別れそう



[#9]
fw10000試聴してみたけど
mentorV2持ってたら別にいっかって感想になった。
モノとしては相当いいとは思う。



[#10]
FW10000
交響曲、協奏曲、オペラあたりは現状最強かもな
RE2000より音場広い上に音の出所も規模もはっきりわかるので
オペラの舞台裏の合唱とかすごかった
低音についても打楽器とかチェロなんかは全然問題ないし
音色的にも生楽器向けかな
俯瞰する方向性なので没入感に欠けると思う人はいるかもね



[#11]
音の鳴り方はre2000のが好きだけど
FW10000はみんな言うように音の鳴っている位置がわかる
柔らかい鳴り方がいい



[#12]
FW10000試聴してみたけどなかなかいい感じ
ただ、自分にはもう少し低域が欲しかったなぁ
ただその下のFW01では過多に感じたし



[#13]
FW10000自分も聴いてみたけど同じく低音が物足りなかった
別に低音大好きってわけでもないんだがなあ
中高音は凄く良いんだが
低音にそれを下支えするだけの力が今一歩足りない感じ
イヤピ替えたりもしてみたけど改善されんかった



[#14]
>>#13
FW10000はポタアン挟むと少し低域が改善する
ただ低域が出てくると音が近く感じてあの広い音場感がイマイチになるから
意図的にああいう音にしてるっぽい



[#15]
>>#14
ダイナミック型で低音が多いと繊細な音を出すのは難しくなるね。



[#16]
FW10000は10周年の記念品って感じなのもあると思う



[#17]
FW-10000とXELENTO比べたけど
中高域はFW-10000が明らかに有利だな
十分な低音はXELENTOがいい感じだけど





各所のコメントを参考にすると以上のような反応があり。音は低音が控えめだけれども中高音が瑞々しくて明瞭、イヤホンでクラシック・オーケストラを聴くなら現状一番良い機種かもしれない、HiFiMANの「RE2000」(AA)やbeyerdynamicの「XELENTO REMOTE」(AA)など他社のフラッグシップモデルとは個性が違うので優劣は好みで分かれそう、比較抜きなら素直に相当いいものだと評せる、といった内容。このクラスになると次元が違いすぎるので自分みたいな半端者では何か語るのもおこがましいですが、上記の比較対象は高級価格帯の中でもかなりの高評価を得ていたものですから、それらと同等もしくはそれ以上となると・・・・やはり次元が違いますね。「HA-FW10000」は現在170,000円台の価格で販売されています。




Victor JVC HA-FW10000
posted on 2019.03.10
JVCケンウッド
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